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観れば観るほどに味のでるSF映画『ブレードランナー』

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🎦今日ののぶちゃんの映画録は、1982年のアメリカ合衆国のSF映画『ブレードランナー』(原題:Blade Runner)です。監督はリドリー・スコット、出演はハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤングなど。フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としています。
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【ブレードランナー・作品の概要】
ブレードランナーは、アップルコンピュータのCM「1984」や『エイリアン』で有名なリドリー・スコットが,監督を務めたSF映画です。本作は SF映画としても、フィルムノワールとしても有名で、劇場公開版、ディレクターズカット版、ファイナルカット版など数々のバージョンがあります。 工業デザイナーとして参加したシド・ミードが描いた未来世界や車などは当時斬新で、その後の多くのSF映画の未来像にも多大な影響を与えました。 製作費2800万ドル、興行収入3286万8943ドル(US)
ネオ・ノワールを基調とした暗い近未来のビジュアルは、公開当初こそ人気を得なかったものの、後発のSF作品に大きな影響を与え、所謂「サイバーパンク」の代表作の一つと見なされている。シド・ミードの美術デザイン、ダグラス・トランブルのVFX、またヴァンゲリスのシンセサイザーを効果的に使用した音楽も独自の世界観の確立に貢献しています。

レイチェル役のショーン・ヤング、プリス役のダリル・ハンナも本作をきっかけに注目されるようになりました。

また作中の風景に日本語が多く描かれていますが、これはリドリー・スコットが来日した際に訪れた新宿歌舞伎町の様子をヒントにしているといわれています。このことが日本人観客の興味をひくことになり、これらのシーンへのオマージュ・議論が生まれることになりました。また、リドリー・スコットは都市の外観は香港をモデルにしていることを述べています。なお、香港のショウ・ブラザーズが制作費の大半を出資しているため、事実上、アメリカ・香港合作となります。ショウ・ブラザーズの創設者である邵逸夫は本作で製作総指揮にクレジットされています。

1993年に、本作はアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されました。2007年、視覚効果協会が発表した「視覚効果面で最も影響力がある50本の映画」で第2位にランクインしています。2014年、イギリスの情報誌『タイム・アウト(英語版)』ロンドン版にてアルフォンソ・キュアロン、ジョン・カーペンター、ギレルモ・デル・トロ、エドガー・ライトら映画監督、作家のスティーヴン・キング、ほか科学者や評論家150名が選定した「SF映画ベスト100」にて、第2位にランクインしています。
ウィキペディアより引用抜粋
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【ブレードランナー・ストーリー】
21世紀初頭、遺伝子工学の進歩により、タイレル社はロボットに代わるレプリカントと呼ばれる人造人間を発明した。彼らは優れた体力に、創造した科学者と同等の高い知性を持っていた。
環境破壊により人類の大半は宇宙の植民地(オフワールド)に移住し、レプリカントは宇宙開拓の前線で過酷な奴隷労働や戦闘に従事している。しかし、彼らには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻す事件が発生していく。そのため、最新の「ネクサス6型」には、安全装置として4年の寿命年限が与えられたが、脱走し人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶たず、地球へ脱走した彼らは違法な存在と宣告される。そんな脱走レプリカント達を判別し見つけ出した上で「解任(抹殺)」する任務を負うのが、警察の専任捜査官「ブレードランナー」である。

2019年11月のロサンゼルス。地球に残った人々は酸性雨の降りしきる、高層ビル群が立ち並んだ人口過密の大都市での生活を強いられている。ネクサス6型レプリカントの一団がオフワールドで反乱を起こし、人間を殺害して逃走、シャトルを奪い密かに地球に帰還した。タイレル社に入り込んで身分を書き換え、潜伏したレプリカントの男女4名(ロイ・バッティ、リオン、ゾーラ、プリス)を見つけ出すため、ロサンゼルス市警のブレードランナーであるホールデンが捜査にあたっていたが、リオンの反撃にあい負傷する。上司であるブライアントはガフを使いに出し、既にブレードランナーを退職していたリック・デッカード(ハリソン・フォード)を呼び戻す。彼は情報を得るためレプリカントの開発者であるタイレル博士と面会し、彼の秘書であるレイチェルもまたレプリカントであることを見抜く。レイチェルはデッカードの自宅アパートで問いただした結果、実は人間だと思っていた自分の記憶が作られたものだと知り、自分を揺さぶられ飛び出してしまう。そんな彼女にデッカードは惹かれていく。

デッカードは、リオンが潜んでいたアパートの証拠物から足跡をたどり、歓楽街のバーで踊り子に扮していたゾーラを発見、追跡の末に射殺する。現場にブライアントとガフが訪れ、レイチェルがタイレル博士のもとを脱走したことを告げ、彼女も「解任」するよう命令される。その直後リオンに襲われて銃を落とすが、駆けつけたレイチェルが銃を拾ってリオンを射殺した事でデッカードは命拾いする。彼はレイチェルを自宅へ招き、彼女が自分のことも「解任」するのか問うと「自分はやらないが、他の誰かがやる」と告げる。そして未経験の感情に脅えるレイチェルにキスし、熱く抱きしめる。一方反逆レプリカントのリーダーであるバッティは、眼球技師のチュウを脅して掴んだ情報をもとに、プリスを通じてタイレル社の技師J・F・セバスチャンに近づき、さらに彼を仲介役にして、本社ビル最上階に住むタイレル博士と対面する。バッティは地球潜入の目的である、自分たちの残り少ない寿命を伸ばすよう依頼するが、博士は技術的に不可能であり、限られた命をまっとうしろ!と告げる。絶望したバッティは博士の眼を潰して殺し、セバスチャンをも殺して姿を消す。

タイレル博士とセバスチャン殺害の報を聞いたデッカードは、セバスチャンの高層アパートへ踏み込み、部屋に潜んでいたプリスを格闘の末に射殺。そこへ戻ってきたバッティと最後の対決に臨む。優れた戦闘能力を持つバッティに追い立てられ、デッカードはアパートの屋上へ逃れ、隣のビルへ飛び移ろうとして転落寸前となる。しかし、寿命の到来を悟ったバッティは突如デッカードを救い上げ、最期の言葉を述べた後、穏やかな笑みを浮かべながら事切れる。現場に現れたガフが不穏な言葉を告げ、デッカードはレイチェルにも同じ運命が待っているのではないかと慌てて自宅へ戻るが、彼女は生きていた。デッカードはレイチェルを連れ出し、旅立っていった・・・
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【ブレードランナー・主な登場キャラクター:キャスト】
リック・デッカード:ハリソン・フォード 
本作の主人公。「殺し屋」としての仕事に疲れ果て、ブレードランナーを退職していたが、捜査のため強制的に復職させられる。
ロイ・バッティ:ルトガー・ハウアー 
反逆レプリカントのリーダー。戦闘用レプリカント。製造番号:N6MMA10816。
レイチェル:ショーン・ヤング 
本作のヒロイン。タイレル博士の秘書で、彼の姪としての記憶を移植されているレプリカント。
ガフ:エドワード・ジェームズ・オルモス 
ロサンゼルス市警の刑事。「シティスピーク(Cityspeak)」という、日本語やハンガリー語などが混じり合ったクレオール言語を喋る。また折り紙を折る手癖がある。
H・ブライアント:M・エメット・ウォルシュ
ロサンゼルス市警警部。ブレードランナーの統括者で、デッカードを脅すようなかたちで復職させる。レプリカントを「人間もどき(skin-job)」と呼び侮蔑する。
プリス:ダリル・ハンナ 
慰安用レプリカント。バッティのパートナーで、彼の計画によりセバスチャンに接触する。製造番号:N6FAB21416。
J・F・セバスチャン:ウィリアム・サンダーソン 
タイレル社の遺伝子工学技師。早老症に侵されており、実年齢より老いた外見をしている。自宅アパートで自身が造り出した「ペット」と共に暮らしている。
リオン:ブライオン・ジェームズ 
労働用レプリカント。元は放射性廃棄物の運搬作業に従事しており、怪力の持ち主。製造番号:N6MAC41717。
エルドン・タイレル:ジョー・ターケル 
タイレル社社長。レプリカントを生んだ科学者でチェスの名手。
ゾーラ:ジョアンナ・キャシディ 
女性レプリカント。暗殺用に再プログラミングされている。ルイスのバーにダンサーとして潜伏していた。製造番号:N6FAB61216。
ハンニバル・チュウ:ジェームズ・ホン 
遺伝子工学者。タイレル社に雇われ、レプリカントの眼球を製作している。
ホールデン:モーガン・ポール(英語版) 
ブレードランナー。リオンを取り調べ中に銃撃される。
スシバーの店主:ロバート・オカザキ
ダウンタウンの屋台“ホワイトドラゴン(白龍)”で働く日系人。 ハウイー・リー(Howie Lee)とも書かれているが、これは1997年発売のビデオゲームで付けられた名前。
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『ブレードランナー』懐想記
公開当時、映画館で観賞しましたが、お客さんが少なかったことは記憶しています。ちょうどその頃はスピルバーグ監督の『E.T.』が公開されていて大変な人気がありましたから、そうした影響があるのかなと感じました。
本作は、ちょうどアニ研の仲間で観賞に行って、印象が『なんか暗いね~』『ちょっと難しい~』『デザインが奇抜だ~』
『脚本は凄いね~』『マニアックだ!!』『ハマリそう!!~~』こんな意見が出てました。
ということは、本作は観る人の好みで評価が分れそうだと皆が大きく首を縦に振り妙に納得。面白かったのは、アニ研でありながら、しばらく本作『ブレードランナー』の話題で持ちきりになり、みんなでハマってました(゚∀゚)。以降、私は何度視聴したかわからない。
陰影を利用した全体的に暗い画面なので物語の悲劇性を強調するようなビジュアル特撮&美術にはとてつもない陶酔感を持つ世界観の作品は、それまであまり観たことがありませんでした。

私が個人的に特に好きなシーンとしては、レイチェルの登場シーン。デッカードの部屋で髪をほどき、レイチェルの姿はまるでラファエロ前派の絵画を思わせるようなイメージである。実はこのレイチェルが、この作品のキーワード的な存在である。しかしながら実は彼女はデッカードを導く存在であるという、壮大な展開を秘めているのです。

当時としては斬新な世界観の映画で評価が高かったのだと思いますが、一度の鑑賞では正直よく意味が分かりませんでした。けれども、それ以上に分からないなりに引き寄せる強烈な魅力がこの作品にはあります。何度か視聴するたび、思うのは脚本が良く出来ているのだと思います。その良さも理論仕立てで完璧な作品ではなく、色々観る人の解釈でイメージが膨らむよう製作しているような気がしてなりません。

疑問点としては誰がレプリカントで、誰が人間なのか。バージョンによってはデッカードの目が光る演出があり、そうなると「デッカードはレプリカント?」という解釈にもなってしまいます。
色々多様に解釈できるのが、この作品がSF映画の金字塔的名作と呼ばれる所以なのかもしれません。

また『ブレードランナー2049』も製作されていますが、本作の続編となります。
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『ブレードランナー』(1982年、117分、アメリカ・香港、見放題)

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【ブレードランナー・製作スタッフ、公開データ】

  • 監督:リドリー・スコット
  • 脚本:ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ピープルズ
  • 原作:フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
  • 製作:マイケル・ディーリー(英語版)、チャールズ・デ・ロージリカ(ファイナル・カット)
  • 製作総指揮:ブライアン・ケリー、ハンプトン・ファンチャー、ジェリー・ペレンチオ(英語版)、バッド・ヨーキン、邵逸夫(クレジットなし)
  • 出演者 ハリソン・フォード
  • ルトガー・ハウアー
  • ショーン・ヤング
  • エドワード・ジェームズ・オルモス
  • 音楽:ヴァンゲリス
  • 撮影:ジョーダン・クローネンウェス
  • 編集:テリー・ローリングス、マーシャ・ナカシマ
  • 製作会社:ラッド・カンパニー(英語版)、ショウ・ブラザーズ、ブレードランナー・パートナーシップ
  • 配給:アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース
  • 公開:アメリカ合衆国 1982年6月25日、日本 1982年7月3日
  • 上映時間:116分(劇場公開版、ディレクターズ・カット)、117分(ファイナル・カット)
  • 製作国:アメリカ合衆国、イギリス領香港
  • 言語:英語
  • 製作費:$28,000,000
  • 興行収入:アメリカ合衆国 カナダ $32,914,489、世界 $41,722,424

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のぶちゃん

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