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絶望することなかれ、その中に光あり『ブレードランナー2049』

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🎦今日ののぶちゃんの映画録は、2017年に公開されたアメリカ合衆国のSF映画『ブレードランナー2049』の感想録です。『ブレードランナー 2049』(原題:Blade Runner 2049)は、2017年のアメリカ合衆国のSF映画。主演はライアン・ゴズリング。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。
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【ブレードランナー2049・作品の概要】
本作は、西暦2049年。反逆レプリカントを「解任」するブレードランナーとして活動する“K”が、ある疑惑の捜査の過程で衝撃の事実へと接近していく姿を描いた、1982年のSF映画の金字塔『ブレードランナー』の35年ぶりとなる続編です。前作の主演ハリソン・フォードが引き続きリック・デッカード役で出演しています。また前作の監督リドリー・スコット氏は、製作総指揮を務めています。第90回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、2部門を受賞しています。
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【ブレードランナー2049・ストーリー】
2049年、環境破壊が止まらない地球では、外宇宙オフワールドの新天地へ旅立てなかった人々が、陰鬱な世界で暮らしている。2022年の「大停電事件」以降、人造人間「レプリカント」は製造禁止となってしまう。しかし、2036年にウォレス社がネクサス9型の開発により、再び人間の使役として働いている。旧型のネクサス8型レプリカントは、専任捜査官「ブレードランナー」によって追跡され、「解任(抹殺)」されているのだ。

ネクサス9型レプリカントのKは、ロサンゼルス警察(LAPD)のブレードランナーとして仲間を狩る仕事に就いていた。人間に蔑まれ、唯一心許せる相手は、自宅で待つウォレス社製のメイドAIジョイだけである。ある日、Kはロサンゼルス郊外で農場を営んでいた逃亡レプリカントのサッパー・モートンを「解任」する。庭の枯木の根元に埋められていたトランクを発見する。トランクの中身は女性の遺骨であり、検死の結果、約30年前に亡くなったレプリカントのものであり、出産時に帝王切開の合併症で死亡したことが判明する。
レプリカントの出産は前代未聞で、Kの上司であるジョシ警部補は、公表によって起きる社会混乱を憂慮し、Kに事件の痕跡をすべて消すように命令する。Kはウォレス社を訪ね、メモリーバンクの記録によると、遺骨は2019年に逃亡したレプリカントのレイチェルであること、逃亡直前にLAPDの元ブレードランナー、リック・デッカードと恋愛関係にあったことを知る。モートンの農場に戻りもう一度調べると、枯木の根に「6-10-21」という数字が彫られていることに気付く。数字はK自身の情緒安定用の疑似記憶にある木彫りの馬の玩具(木馬)に彫られた数字と一致していた。Kは2021年6月10日生まれの出生記録・DNA記録を調査し、同一のDNAを持つ男女の2名の記録を発見。ふたりが預けられていたサンディエゴの孤児施設を訪れ、記憶と同じ場所で木馬の実物を発見する。自分の出自に困惑するKに対し、ジョイは「生まれてきた」証拠だと喜び、Kに「ジョー」という人間の名を贈る。
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一方、ウォレス社長は、レプリカントの生みの親であるタイレル博士が成功しながら、その後ロストテクノロジーとなっているレプリカントの生殖技術を欲し、片腕であるレプリカントのラヴにレイチェルの子供を見つけ連れて来るよう命令する。ラヴはLAPDに忍び込んでレイチェルの遺骨を盗み出し、秘かにKの動向を追跡する。
Kは高名なレプリカント用記憶作家のアナ・ステリン博士を訪ね、自分の記憶の真贋鑑定を依頼する。ステリンは本物の誰かの記憶であると回答し、Kは激怒する。Kはジョシに「出自を知らずにレプリカントとして働いていた対象の子供を見つけたが、処分した」と嘘の報告をし、携帯端末のエマネーターにジョイを連れて逃亡する。木馬の材質分析からゴーストタウン化したラスベガスを訪れ、身を隠していたデッカードと遭遇する。デッカードは30年前妊娠したレイチェルをある「仲間」に委ねたあと、発見されるリスクを避けるため、生まれた子供とは一切会っていないと打ち明ける。

エマネーターの反応喪失によってKの居所がつかめなくなったラヴは、ジョシのオフィスに押し入り、行方を尋ねるがジョシは拒む。ラブはジョシを殺害し、ジョシの端末からKの所在を探り出してラスベガスに急行してデッカードを誘拐する。Kは抵抗するがラヴに叩きのめされ、エマネーターは破壊される。これによりジョイは消滅する。
Kはデッカードの仲間を名乗るフレイザ率いる「レプリカント解放運動」によって救助される。Kに仲間に加わるよう誘うフレイザは、レイチェルの子は男児ではなく、女児であることを明かす。Kはステリン博士がその娘であり、ステリンの記憶が自身に埋め込まれていたのだと悟る。フレイザは解放運動のメンバーと女児の安全を守るため、デッカードを殺害するようKに依頼する。一方、ウォレスはデッカードに子供を隠した仲間について詰問し、再生したレイチェルをその対価として用意するが、デッカードは拒否する。ウォレスはデッカードを地球外植民地(オフワールド)で拷問にかけることに決める。ラヴはデッカードを拘束してLA空港に向かうのだが・・・
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『ブレードランナー2049』懐想記
主演は「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング、前作で主人公を演じたハリソン・フォード、ガフ役のエドワード・ジェームズ・オルモスも続投共演しています。また、前作のヒロインであるレイチェルもそれとわからぬCG合成によって驚愕の出演を果たしていて、近未来を舞台に、人間の本質を問う重厚なストーリーに注目です。
監督は「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。カナダ人である監督が描く心象風景が投影されたかのような雪景色をはじめ、もの悲しくも美しい背景美術が登場人物たちを彩っているといっても過言ではないと思います。

『ブレードランナー』といえば、前記事で観れば観るほど味がでると表現しましたが、人間とレプリカントとの戦いを通してその境界が曖昧になっていく過程を描き、自分とは、人間とは、生命の定義とは何なのだろう?ということを観客に突きつけてくる映画だという認識で大筋異論はないかと思われます。では本作『2049』はどうなのでしょう?

本物とまがい物との境界を曖昧にしていった前作に対して、本作ではその境界をもういちどはっきり区別する試みがなされているようにも思えます。本物とまがい物とは違うのだと。それは本物であることを、特別であることを夢見たKの自分探しの顛末が如実に表しているかと。
本物と偽物との区別化は悪役であるウォレスにも見ることができると思います。ウォレスは神になろうとした男です。レプリカントの命をもてあそび、世界どころか、宇宙を我が手にしようとします。しかし、レプリカントの生殖能力すら完成させられていない時点で、彼が偽りの神なのは明白です。デッカードとレイチェルの恋愛が、仮にレプリカントの生殖のために仕組まれた実験だったとして、なぜあれから30年も経ったウォレスがそれを実現化できないのか?
本作では、この点に一つのポイントがあるような気がしてなりません
何者かを夢見た男が、何者にもなれず、ただ自分の存在を全うし、雪を見ながら小さく笑っている。絶望の中で咲くわずかな希望。私は前作『ブレードランナー』をSF映画ながらにして傑作であり名作だと思いますが、『ブレードランナー 2049』は傑作であり、秀作であると思います。この2作を劇場で観賞できてよかったなと感じます。また、視聴したくなってきました(笑)。
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【ブレードランナー2049・配信先(U-NEXT)】
『ブレードランナー2049』(2017年、アメリカ、163分、字幕・吹替、見放題)
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【ブレードランナー2049・製作スタッフ、公開データ】
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
原案:ハンプトン・ファンチャー
原作 キャラクター創造:フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
製作:アンドリュー・A・コソーヴ、ブロデリック・ジョンソン(英語版)、バッド・ヨーキン、シンシア・サイクス・ヨーキン(英語版)
製作総指揮:リドリー・スコット、ティム・ギャンブル、フランク・ギストラ、イェール・バディック、ヴァル・ヒル、ビル・カラッロ
出演者 ライアン・ゴズリング
ハリソン・フォード
アナ・デ・アルマス
シルヴィア・フークス
ロビン・ライト
マッケンジー・デイヴィス
カーラ・ジュリ(英語版)
レニー・ジェームズ
デイヴ・バウティスタ
ジャレッド・レト
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ、ハンス・ジマー
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:ジョー・ウォーカー
製作会社:アルコン・エンターテインメント、コロンビア ピクチャーズ、スコット・フリー・プロダクションズ、トリドン・フィルムズ、16:14 エンターテインメント、サンダーバード・エンターテインメント(英語版)
配給:アメリカ合衆国 ワーナー・ブラザース、日本 世界 ソニー・ピクチャーズ
公開:アメリカ合衆国 2017年10月6日、日本 2017年10月27日
上映時間:163分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:$150,000,000
興行収入:世界 $259,239,658、アメリカ合衆国 $92,054,159、日本 12億円
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参考資料
  • 『ブレードランナー2049』映画パンフレット 2017年
  • 『キネマ旬報』no.1762 2017年11月上旬特別号キネマ旬報社:刊 2017年
  • 巻頭特集「ブレードランナー2049」35年目の〈未来(ディストピア)〉」
  • 『別冊映画秘宝 ブレードランナー究極読本 & 近未来SF映画の世界』 (ISBN 978-4800313263) 洋泉社:刊 2017年
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のぶちゃん

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