【黄金戦士 ゴールドライタン:作品の概要】
『黄金戦士 ゴールドライタン』は、1981年(昭和56年)3月1日から1982年(昭和57年)2月18日まで東京12チャンネル→テレビ東京で放送された、タツノコプロ製作のロボットアニメです。全52話。放送時間は第5話までが毎週日曜日7時30分 - 8時00分、第6話以降は毎週木曜日18時00分 - 18時30分。真下耕一の初監督作品となった本作は、トランスフォーマーやマシンロボなどに先んじた、意思を持った変形ロボットアニメです。また、後続作品のトランスフォーマーシリーズや勇者シリーズではロボットと少年との心の交流も重視しているが、本作も主役ロボットのゴールドライタンと主人公のヒロシたちとの友情と交流が重要なテーマになっており、時代を先取りしていました。
ポピーに在籍していた村上克司さんによると、ヘビースモーカーだった頃、複数のライターを所持していて、それらを眺めているうちにライターに変形するロボットを思いついて1枚デザインしたが、特に注目されることはなかった。ところがある日、上司の杉浦幸昌が唐突に「おい村上、あのライターロボットはどうなった」と言い出した。村上の仕事をいつも見ていて、しかも後々まで覚えていたのだという。「次はこれで行こう」の杉浦の一声で、はじまった企画が本作品。「ライタン」は老舗ライター会社が商標登録していたが、交渉して格安で商標を譲ってもらった。アニメ化企画自体はポピーからタツノコプロに持ち込まれ、村上氏の説得によりタツノコプロは即座にアニメ化決定となった。
【黄金戦士 ゴールドライタン:ストーリー】
遥かメカ次元から悪のイバルダ大王がこの世界に侵入、侵略行動を開始。彼らを追ってきたメカ次元の戦士・ゴールドライタンは偶然、大海ヒロシと出会う。事情を知ったヒロシはゴールドライタンと彼の同士ライタン軍団に協力し、イバルダが起こした事件に立ち向かっていく・・・
最初は他の友達には内緒にしていたヒロシだったが、ある事件によって偶然そのことを知られてしまう。それをきっかけに、ヒロシたちは、ライタン軍団と力を合わせてイバルダ大王と戦うことを決意する。
★『黄金戦士 ゴールドライタン』・懐想記
今、アニメの徒然小道では、懐かしいロボットアニメ作品の中から、ちょっと個性的な作品ということで「宇宙戦士バルディオス」「六神合体ゴッドマーズ」を思い出の中から拾っていますが、今日は個性的なロボットアニメではあるが、そのデザインが極めて個性的で、しかも、スポンサーを大変喜ばせたのがこの『黄金戦士 ゴールドライタン』である。誰もが観てもわかるライターデザインの変形ロボ、しかも、意思を持ち、大海ヒロシや子供たちとも交流までするというキャラクターは、後年ヒットした、トランスフォーマーシリーズや勇者シリーズの先駆けとなった作品といえます。
作品の中味としては、メカ次元、(この次元と言う言葉が当時斬新で空間とも時代とも違う設定)と言う、仮想次元から悪者が、侵入しそれを追ってライタン軍団もやってくる。格好良くはないが、平時にはポケットの中に入る大きさが何ともいえない可愛さがある。
変形は驚くほど簡潔でしたが、タツノコのオリジナリティー溢れる作画と演出が魅力的でした。ライタン軍団は皆、ライターに変形できるのも面白いです。
そして、驚くのがこのアニメの放送開始とともにポピーから発売された超合金のライタン軍団(アイシーライタンを除く5種)は、亜鉛合金をダイヤモンドカッターで削ったクリスタルカットと呼ばれる彫刻が話題となり、大いに売れたのです。
特にゴールドライタンは、金箔が張り付けられた高級感あふれる仕上がりで、この生産のために日本中の金箔職人が動員されたというエピソードが残っているぐらいです。1982年に本作のTV放送も終わり、私は、社会人になって仕事場の慰安旅行で北陸へ行ったのですが、その時、漆工芸展でこの「ライタン軍団」を見た時、噂は本当だったんだ~と感激しました。この超合金シリーズ、当時確か定価3500円前後くらいでお安くない価格であったが人気商品となり、5種合計で売り上げ150万個を販売したというのだ。私もライタン軍団揃えたいな~と思ったぐらいです。
そして、2006年7月にバンダイから、超合金魂シリーズで巨大化プロポーションを再現したゴールドライタンの玩具が発売された。また、同時期に超合金ライタン軍団が復刻、2006年9月には木箱入り!?の豪華仕様の6体セットがネット販売されたのだ。ライターデザインの『黄金戦士 ゴールドライタン』恐るべし!?である。👍
【黄金戦士ゴールドライタン・配信先(U-NEXT)】
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【黄金戦士 ゴールドライタン・製作スタッフ、放送データ】
- 製作:吉田健二
- 企画:九里一平、柳川茂
- 原作:タツノコプロ企画室
- シリーズ構成、文芸担当:酒井あきよし
- キャラクターデザイン:九里一平
- 作画監修:宮本貞雄
- 美術担当:中村光毅、岡田和夫
- オープニングアニメーション:須田正己
- 音楽:神保正明、山本正之
- 総監督:真下耕一
- プロデューサー:宮田知行
- メカニックデザイン:村上克司、河森正治(スタジオぬえ)
- 背景:デザインオフィス・メカマン、スタジオワイエス、スタープロダクション、スワンプロダクション、スタジオワールド
- メカ設定:デザインオフィス・メカマン
- 特殊効果:村上正博、原島寿美江、朝沼清良、斎藤丈史、田中孝夫、山崎雅典
- 色指定:早船三枝子、北島季代子、他
- 仕上進行:河西一幸、田中順二、他
- 撮影:緒方プロダクション、スタジオ・ウッド、アニメフレンド、和光プロダクション
- 編集:村上豊、山谷善彦、谷川幸男、三木幸子、田代正美
- 現像所:東洋現像所(現・IMAGICA Lab.)
- 音響効果:加藤昭二、佐々木純一(第29話以降)(アニメサウンドプロダクション)
- 調整:中村修、柴田善一
- 録音監督:藤山房延
- 録音スタジオ:新坂スタジオ
- 制作進行:阿部英次、石川光久、河西一幸、川又浩、赤沢信幸、西川伸保、新井孝、五十嵐愛一
- 制作担当:内間稔、大野実(以上、読売広告社)、森本一雄→米田和正
- 制作:タツノコプロ
- 放送期間:1981年(昭和56年)3月1日~1982年(昭和57年)2月18日
- 放送局:東京12チャンネル→テレビ東京
👆黄金戦士ゴールドライタン 第1話「メカ次元の悪魔」
公式ですが、あまり音声と画質がよくありません・・
配信先(U-NEXTの方)が音声、画質も良好です
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