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仕事でバイクに跨る爺の日記。懐かしい映画、アニメなどの感想記事中心に記しています。

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古代文明へ大冒険!!『ムーの白鯨』

🔶今日のアニメの徒然小道では、1980年に放送されていた『ムーの白鯨』の感想記の投稿です。『ムーの白鯨』(ムーのはくげい)は、日本テレビ系列で放送されたよみうりテレビ、東京ムービー(トムスエンタテインメント)制作のテレビアニメ作品です。全26話。
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【ムーの白鯨・作品の概要】
東京ムービー(現在のトムスエンタテインメント)の制作によるテレビアニメ作品です。トムスエンタテインメントとして初めての原作なしオリジナルアニメとして位置づけられるSF作品です。制作局のよみうりテレビでは1980年4月5日から同年9月27日まで放送されていました。
ナレーターは安原義人さんが担当しています。 
作品の内容としては、古代ムー帝国の戦士の生まれ変わりの子供たちが、世界中が謎の災害に見舞われるなか、世界征服を目論むアトランティス軍との過酷な戦いを描いています。
本作のスタッフが後に『六神合体ゴッドマーズ』を製作しています。「血を分けた双子が敵味方に引き裂かれ戦う」との『ゴッドマーズ』の基本設定は既に本作でも見られます。
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【ムーの白鯨・ストーリー】
1982年3月、惑星直列が起こる。この時、世界各地に異常現象が相次ぐ。実は、太陽系のあるところで3万年の時を超え、アトランティス大陸が出現したことがこの事態の原因であった。時を同じくして太平洋の深海で巨大な何かが目覚めた…。

今から3万年の太古の昔、地球には文明の発達した二つの大陸があった。アトランティスとムーである。ムーは平和を愛する海洋族であり、白鯨をシンボルとした。太陽は燦々と降り注ぎ、人々は平和に暮らしていた。一方、アトランティスはコンドルをシンボルとする山の民であり、戦いを好んでいた。科学を高度に発達させるオリハルコンを持つアトランティスの帝王ザルゴンは、その力をもって一段と強力な軍事国家を造り上げていった。

ムーの指導者ラ・ムーはアトランティスとムーの力の対決が地球を滅ぼすことを案じ、自らの力と引き換えにアトランティスを異次元へと飛ばした。一方、ムーも海面下に没した。
現代に蘇ったアトランティスは、失われた力の源・オリハルコンを求めて地球へ侵攻を開始する。 一方、あらかじめこのことを予期していたラ・ムーは、自らの脳を白鯨に移し、3万年の時を超えて蘇った。イースター島に集められた少年少女たちは白鯨のもと、ラ・ムーの娘マドーラとともにアトランティス帝国に立ち向かっていく・・・
『ムーの白鯨』懐想記
1972年に放送されていた『海のトリトン』が、海洋アニメに古代文明を取り込んだストーリーで放送されていましたが、こうした古代文明とアニメを関連づけたアニメ作は意外と少ないと思います。

本作の感想としては、古代文明に興味がある方とか、昔のSF物で良作を見たい方にお勧めできるアニメ作品と思います。

今見返してもロマンある内容のアニメ作だと思います。空中を舞う白いクジラをSF作品とドッキングさせるなど、なかなかこういうアイディアは出てきそうで出てこないものだと思います。当時では斬新なSF設定と思います。そして乗り物として使用されるムーバル。どこかすぐに壊れそうなデザインにも見えるが、レトロ感あるデザインでなかなかセンスよいと思います。これを当時考え付いた方は凄いと思います。

当時TV放送で見ていましたが、アニメ作にも視聴者に対するファーストインプレッションというものがあると思いますが、本作のOP・EDがファーストインプレッションを上げていると感じます。OPとED両方とも昨年12月4日に亡くなられたアニメソング界の帝王、水木一郎さんが歌っていますが、アニソンの中では大変雰囲気のよい曲で私も大好きな曲です。
スローながらも段々、階段を上がっていくような静かな高揚感あるメロディーラインは、それまでのアニメ作ではあまり見られなかったスタイルではないかと。

今の時代ではこうしたSF作品は、おそらく作ることができないと感じます。今の時代では、リアリティーもかなり求められるので、こうした古代文明がらみの作品はまず歴史的考察の段階で、莫大な時間を費やしてしまいそうです。
古代文明に浸りながら堪能するもよし、いろんな楽しみ方で見てくださいと言いたくなるような見どころ満載の作品だと思います。そして、複雑に絡み合う人間模様にもご注目していただきたいです。
特に悲劇の姉妹マドーラとラメールの話、プラトスとラメールの愛は、これは涙なしではちょっと語れません
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【ムーの白鯨・主要舞台の数々】
物語前半部で、アトランティスが失われたオリハルコンを探索する際に『オリハルコンがあるところ必ずその力をもって文明が生まれる』との理屈で、古代遺跡が舞台になることが多かった。ここで若干、その簡単な紹介をします。

イースター島
謎の巨石像・モアイで有名な南太平洋の孤島。その海底にムーの神殿跡が残り、主人公たちの生活の場となる。なお、実際のイースター島は平坦な島。
富士山
霊峰と呼ばれることから、「オリハルコンが眠っているのでは」とアトランティスに誤解されてしまう。探索機の影響で噴火し、剣の故郷を埋め尽くす。
ヒラニプラ
ムーの首都。4話の舞台となった。主人公たちがラ・ムーの導きにより三万年前の世界を見せられた際、ムーに唯一残された都市として登場します。
ピラミッド(エジプト)
ギザの三大ピラミッド。7話の舞台。実はアトランティスの基地跡で、ピラミッドはスフィンクス要塞の起動装置の役割をしている。
マチュピチュ
インカ帝国が残したとされるペルーの空中都市。オリハルコン探索の目標として、8話の舞台となる。作中では麓から山頂へ抜ける謎の抜け穴が登場する。なお、本作では標高4,000mと説明がありますが、実際は2,400mほどです。
アララト山
トルコに位置するノアの洪水伝説の地。9話の舞台。作中では山頂近くにノアの箱舟の跡が登場する。麓の村には3万年前の世界で消息を絶ったケインの遺品が残されていた。
ナスカの地上絵
ペルーに残る謎の地上絵。10話の舞台。実はアトランティスが宇宙進出のために築いた基地の跡。ただし、数ある地上絵の中で基地とされたのはハチドリの部分だけ。また、大きさも実物は全長100mほどしかないが、作中では白鯨との比較からすると実物以上の大きさに描かれています。
バミューダ・トライアングル
原因不明の消失事件が起こる三角形の海域。別名、魔の三角海域。11話の舞台。3万年前、アトランティスの兵器実験場跡地で、時空に残った歪が事件の原因。その異空間に白鯨に匹敵する巨体を持つエイの怪物が潜む。
ヒマラヤ
世界最大の山岳地域。12話の舞台。オリハルコンの手がかりを秘めた古代図書館が残されている。
南極
オリハルコンの眠っていた場所。13〜14話の舞台。厚い氷の下から、オリハルコンを安置した謎の古代都市が発見された。余談ですが、南極古代文明説の取り上げにおいてはあのグラハム・ハンコックによる『神々の指紋』(※1)より本作の方がはるかに早い。
※1『神々の指紋』(かみがみのしもん)は、グラハム・ハンコックによるノンフィクションとされる超古代文明についての本である。 単行本は翔泳社、文庫版は小学館から発行。また本書のコミカライズした「完全コミック版」が小池書院から発行されている。真偽については、学術的には否定されています。
鯨の墓場
年老いた鯨が人知れず死んでゆく海の墓場。白鯨が最終形態に変身する。なお、海の底にあるはずだが異次元空間なのかわからないが主人公たちは、ムーバルから出ても普通に呼吸していた。
アトランティス
3万年前、ラ・ムーの超能力で異次元へ飛ばされ、惑星直列の影響で現代に蘇る。物語冒頭を観る限り、出現地点は土星近くの宇宙空間で、大陸がそのまま小惑星になっている形。12話で木星との激突の危機に見舞われるが、オリハルコンを取り戻して以降は、反重力エンジンを作動させて大陸ごと地球に向かう。

【ムーの白鯨・ちょっと用語解説】
(白鯨)
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ムーの守護神たる巨大な白い鯨。外見は現実のシロナガスクジラそのもの(ただし、背びれはありません)だが、その全長は200mにも達します。

破壊の神にもなり得る力を秘めた平和の神の使いとして、ムーのシンボル。

ムーの高度の技術によりラ・ムーの脳を体内に移植、サイボーグとなって3万年の時を超えて蘇った。主人公たちが操縦カプセルから操ることができる。操縦カプセルは地球ゴマ構造の密閉された球体で、白鯨の口の辺りからテレポートで乗り込む。操縦方法は主人公たちが二つの操縦球を掴むことで意思を伝えて操る。ムーバルと同じ操縦法のようだが、一人乗りのムーバルと違って白鯨は、搭乗者五人が意思を合わせないと力を発揮することができない。そのため、負傷や不在などでメンバーが欠けている時は、ピンチに陥ることもあった。

平和の神の使いらしく、初登場時点の白鯨は特に武装はないが、その後、主人公たちの力を受けて次第に強力な力を備えて変身してゆく。
(ムーバル)
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主人公たちが搭乗するムーの戦闘飛行艇。運動性が良く、超低速浮遊が可能。14話ではアトランティス戦闘機には不可能なコンドル要塞内部での戦闘をこなしている。水中でも自在に行動でき、主人公たちの会話からすると、水深500mまでは潜れるようだ。その一方、宇宙に飛び出すことは搭乗者の命にかかわるようである。

表現としては難しいが大まかにはナスあるいはバナナをを縦に切ったような形、あるいはボート型胴体の船尾部分に半球形のコクピットが載っている形態。白鯨についても言えることだが、推進機関らしきものが見当たらない?その飛行原理は不明です。高速飛行時には胴体側面を形成している主翼を展開する。艇内に熱球ビームが格納されている。
【ムーの白鯨・配信先(UーNEXT)】
『ムーの白鯨』(1980年、全26話、見放題)
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【ムーの白鯨・制作スタッフ、放送データ】
  • 企画:福尾元夫(よみうりテレビ)
  • プロデューサー:山根治(よみうりテレビ)、赤川茂(東京ムービー)
  • 作画監督:香西隆男
  • メカニック・デザイナー :青木悠三
  • 美術監督:石垣努
  • 撮影監督:新井隆文
  • 録音監督:山崎あきら
  • 選曲:赤塚不二夫(漫画家の赤塚不二夫とは、同姓同名の別人です)
  • 音楽:羽田健太郎
  • 文芸担当:小野田博之
  • 制作担当:松元理人
  • チーフ・ディレクター:今沢哲男
  • メカ修正:金田伊功、亀垣一、本橋秀之
  • 原画:前田実、清水恵蔵、鈴木欽一郎、四分一節子、山本福雄、林一哉、河村信道、高橋英吉、鈴木幸雄、新川信正、小和田良博、大島秀範、端名貴勇、森一浩、小野順三、野崎恒仲、林一也、川筋豊、鍋島修、鍋島正勝、西山里枝、多田康之
  • 背景:原豊、香川雄、伊藤夏子、佐藤佳子、杉浦千里、佐藤久美子、朝田和枝、増田直子、上野育子
  • 仕上:森田清之、三浦亨、小田部香澄、渡辺とし美、藤原かつみ、梅田洋子、斉藤繁子、松浦邦子、長尾美代子、上原和子、直井マヤ、平田真紀子、田沼玲子、斉藤圭子、岸邦子、大村和子、黒岩佐和子、菊地真理
  • 録音調整:小野敦志
  • 効果:横山正和
  • 撮影:ティ・ニシムラ
  • 編集:鶴渕允寿、高橋和子
  • タイトル:高具秀雄
  • 色指定:砂川千里、工藤秀子、池内道子
  • 制作進行:吉田力雄、柳内一彦、岩田幹宏、水沼健二、南部正昭
  • 録音:東北新社
  • 現像:東京現像所
  • 制作:よみうりテレビ、東京ムービー
  • 放送局:日本テレビ系列
  • 放送期間:1980年4月5日~同年9月27日まで

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【ムーの白鯨・主題歌】
オープニングテーマ「ムーへ飛べ」
作詞 - 山川啓介 / 作曲 - 浜圭介 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 水木一郎、杉並児童合唱団
エンディングテーマ「信じるかい」
作詞 - 山川啓介 / 作曲 - 浜圭介 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 水木一郎

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