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🔶今日のアニメの徒然小道では、48年前の1975年に放送されていた『勇者ライディーン』(ゆうしゃらいでぃーん)です。本作は1975年(昭和50年)4月4日から1976年(昭和51年)3月26日までにNETテレビ系列で放送されたテレビアニメ作品。前50話。機動戦士ガンダムシリーズでおなじみの富野喜幸氏がチーフ・ディレクター(第1話~第26話)として、安彦良和氏がキャラクター・デザインを務めている。
【勇者ライディーン・作品の概要】
第2期ウルトラシリーズの最終作となった『ウルトラマンレオ』終了後に本番組が始まっています。企画は東北新社、アニメーション制作は創映社、広告代理店は旭通信社、主提供スポンサーはポピー。 創映社による初のロボットアニメ作品となります。また『機動戦士ガンダムシリーズ』の富野喜幸氏が、チーフディレクターとして(第1話~第26話まで)、また安彦良和氏は本作で初めてキャラクターデザインを担当しています。
中味は、1万2000年前にムー帝国を襲った妖魔帝国が現代に復活、地上侵攻を開始する。時同じくしてひびき洸は不思議な声に導かれ、主人公ひびき洸は、ムー帝国の遺産である巨大ロボ・ライディーンを発見し、妖魔帝国の野望を阻止するために、立ち向かう内容となっています。
【勇者ライディーン・ストーリー】
1万2000年前にムー帝国を襲った妖魔帝国が再び現代に蘇り、「悪魔の時代の完成」を目指して活動を開始した。そして、世界各地でで謎の大地震が発生する。
考古学者の祖父と父を持つ快活な少年ひびき洸(あきら)は地震直後に「目覚めよ勇者よ、ライディーンが待つ」と語りかける謎の声を聞き、導かれるままボートで沖へ向かう。そのもっと沖合には洸の父一郎が乗る調査船がいた。古代ムーの文献に書かれた謎のエネルギー「ムートロン」を調査していたのである。その調査船を狙い妖魔帝国軍のドローメとガンテが海中から浮上し迫る。一方洸のボート付近の海が突如うねり始め大渦になる。渦の中心からピラミッドが現れ、その中から巨大な金色の像が出現する。洸が呪文を唱えると像は洸を吸い込み鮮やかな色彩を帯びて動き始めた。その像こそ、古代ムー帝国が妖魔に対抗するため作り上げた巨大ロボットライディーンだったのだ。洸はライディーンを操縦してなんとか妖魔軍を退けるが、調査船と乗員はガンテの魔力で石にされ、船は沈み乗員は拐われてしまう。
想定外の敵の出現に驚いた妖魔帝国だったが、ただ一人、妖魔帝国のプリンス・シャーキンはライディーンに興味をもつ。
★『勇者ライディーン』・懐想記
当時、本作前のロボットアニメとして1972年『マジンガーZ』が登場し、続く『グレートマジンガ―』など大ヒット番組があり、視聴率がとれなくなってきた特撮シリーズ『ウルトラマンシリーズ』の枠のあとに入ってきたロボットアニメが、
本作『勇者ライディーン』です。
当時、観ていた私の印象として、一言でいうなら『カッコいい』の一言に尽きる印象です。マジンガーシリーズのロボットと比べてストーリー展開に神秘的な要素が加わっていて、主人公がライディーンの額部のよりフェードインして内部のシャフトを通してコックピットに入る(フェードアウトはこの逆だが、それを描写しているエピソードは少ない)、ゴッドバードに戦闘機形態に変形して敵を粉砕するなど、カッコよく魅せる描写演出が素晴らしく、放送後、関連商品もヒットし、ポピーの売上は『マジンガーZ』を越えたといわれています。しかもその利益は東北新社を潤したが、制作請負の創映社には回ってこず、この不満が後年の同社の独立のきっかけともなったといわれています。
またストーリー的には、なかなかシリアスな展開を良く見せた作品で、コープランダー隊所属のパイロットで、ブルーガーを操る神宮寺力が、最終回直前、圧倒的な力を持ち、傷つけることさえ困難な大魔獣バラゴーンに特攻し、戦死する展開をみせている。当時アニメ上で特攻シーンは他に見たことはありません。シリアスな現実的なシーンは当時子供であった私には驚きの展開だった。
また、敵側妖魔帝国のプリンス・シャーキン、これが、当時女の子にすごい人気がありました。プリンス・シャーキンは、妖魔帝国の悪魔王バラオに仕える、悪魔人の王子である。仮面をかぶっているが外すと美形という、美形悪役キャラクターの元祖である。悪魔世紀復活を目指して地上侵攻を目指すが、ライディーンの抵抗に苦戦。失敗続きの部下任せにはせず、自ら作戦を企画立案して行動することも多かった。
彼の悲劇性は、名はプリンスとされているが、実はラ・ムーの血縁にあたる人物であり、洸とも血縁関係にあったとされる。しかし本人は最後までそれを知ることなく、巨大シャーキンとなりライディーンと戦い、割腹して果てる。凄まじい敵役である。洸はその死に際し「シャーキンがもし味方だったなら」と悼んでいる(第27話)。
チーフ・ディレクターの富野喜幸氏が、産経新聞のインタビューで述懐しているのだが、本作は元々、先行する『マジンガーZ』『ゲッターロボ』等と差別化をしようと、スポンサーの了承の下でオカルト的な設定を取り入れて企画された。しかし、第3話までの作画・1クール(第13話)までの話が固まったところで、オカルト色排除の業務命令が出された。やむなく第4話から路線転換を図り、コミカルな要素も盛り込んだ展開への修正を行うが、その後も「ちゃんと直っていない」と更なる直しを要求するNET、「局の言いなりになるな」と反発する制作現場、代理店、スポンサー等、富野氏の元にはそれぞれの立場からバラバラの要求が出され、板挟みになった富野氏はこれらをまとめ切れず、騒動の責任を取らされて降板させられたと述べている。
ところが、脚本の五武冬史さんと富野氏に代わって監督となった長浜忠夫の頑張りで明るい展開の物語を紡ぎ出し、後に「長浜アニメ」と称される路線を創っていくことになります。富野氏自身も後任となった長浜の下で引き続き制作に関わり、その演出を見てかなりの影響を受けたことを述べるなど、後の『無敵超人ザンボット3』から始まり、『機動戦士ガンダム』を経て開花した、富野ロボットアニメの萌芽をうかがわせる作品となりました。また、皮肉にも交代後の長浜の下で、ムー帝国の遺跡の出現、ムー帝国の末裔の登場といった伝奇性の強い演出が行われ、物語の進行にインパクトを持たせる結果となる。
👆妖魔帝国プリンス・シャーキン。似てるよなあ~(笑)
シャーキンは、以後のサンライズが自社作品に頻出させる美形悪役の始祖であり、後年の『機動戦士ガンダム』の有名キャラクターであるシャアの名もシャーキンにあやかっている※1。
※1『映画秘宝』関係者の中にいたガンダム野郎編「サンライズ企画案デスク(当時) 飯塚正夫INTERVIEW 『機動戦士ガンダム』誕生の秘密 いかにして『ガンダム』は大地に立ったか」『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』洋泉社、1999年4月9日、ISBN 4-89691-379-5、66頁。
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【勇者ライディーン・制作スタッフ、放送データ】
チーフ・ディレクター:富野喜幸(第1話 - 第26話)
総監督:長浜忠夫(第27話 - 第50話)
企画:東北新社、旭通信社
原作:鈴木良武(連載誌 - 『テレビマガジン』、『冒険王』)
キャラクターデザイン:安彦良和
メカニックデザイン:村上克司、スタジオぬえ(いずれもクレジット表記無し)
プロデューサー:宮崎慎一、小澤英輔、岸本吉功
音響監督:斉藤敏夫
音響制作担当:沼田かずみ
音楽:小森昭宏
制作 - NET、東北新社
放送局:NETテレビ
放送期間: 1975年4月4日 - 1976年3月26日
【勇者ライディーン・主題歌】
👆勇者ライディーンOP ED 歌=子門真人
オープニングテーマ「勇者ライディーン」
歌 - 子門真人、コロムビアゆりかご会
エンディングテーマ「おれは洸だ」
歌 - 子門真人、コロムビアゆりかご会
各曲とも、作詞は山川啓介、作曲・編曲は小森昭宏による。
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