※本ブログでは記事中に広告情報を含みます
◇本ページはプロモーションが含まれています。
🎦今日ののぶちゃんの映画録は、1986年製作の香港映画『男たちの挽歌』(おとこたちのばんか、中国語: 英雄本色、英題:A Better Tomorrow)の感想記の投稿です。
【男たちの挽歌・作品の概要】
カンフー映画全盛期だった1980年代の香港映画界に「香港ノワール」という新たなジャンルを確立し、後にハリウッドでも活躍することになるジョン・ウー監督と俳優チョウ・ユンファの名を世に知らしめた傑作アクション作品です。
第6回香港電影金像奨最優秀作品賞・最優秀主演男優賞(チョウ・ユンファ)、第23回金馬奨最優秀監督賞を受賞しています。2022年4月に4Kリマスター版が公開されています。
作品の中味は、香港マフィアの幹部であるホーと相棒マークは、強い絆で結ばれていた。ホーの弟キットは兄の仕事を知らないまま警察官となり、ホーは弟のため足を洗うことを決意する。そんな矢先、取引のため台湾へ渡ったホーは相手組織の裏切りで逮捕される。マークはたったひとりで敵組織に乗り込み復讐を果たすが、自らも足に大怪我を負う。3年後、刑期を終えて出所したホーは、キットから絶縁を言い渡される。堅気として生きることを固く胸に誓うホーだったが、いつしか戦いへと巻き込まれていく。ホーの弟キットをレスリー・チャンが演じ、彼の出世作となりました。
【男たちの挽歌・ストーリー】
舞台は香港。ホーは三合会の幹部であることを学生である実弟・キットに隠しながら面倒を見ていた。闘病中であるホーの父がホーを呼び出し、キットが警察官を志望していることを伝え、足を洗うよう懇願する。最後の仕事と決めた台湾での偽札取り引き現場は、何者かの密告によって警察に押さえられ、ホーは居合わせた弟分のシンを逃がして自分だけが罪をかぶる。偽札取り引きが不成立に終わったことで、ホーの父が制裁のために射殺される。このことでキットは、尊敬する兄が三合会の組員であることを知る。ホーのもうひとりの弟分で、ホーと親しいマークが怒り、単身で報復に向かうが、返り討ちに遭って、歩行の自由が利かない体になる。
3年後、ホーは出所して香港に戻る。再会したキットは刑事となっていたが、兄の前科のために組織犯罪の捜査を外され、出世の道も絶たれていた。キットは父親の死の責任をなじる。ホーは弟との和解を目指し、出所時に紹介された前科者ばかりのタクシー会社に就職し、堅気となって穏やかに暮らすことを決意する。
三合会は罪を免れたシンが実権を握り、マークは彼のお抱え運転手に落ちぶれていた。やがて、シンは失った誇りを取り戻したいマークの焦りに乗じ、ホーと2人で危険な麻薬取り引きの仕事をまかせようとする。呼び出されたホーは決然と断るが、そのためにマークは激しい暴行を受け、タクシー会社も組員たちに破壊される。ホーは傷が癒えたマークとともにシンの事務所に忍び込み、偽札の原版を盗み出して、キットに引き渡す。
2人は「原版を大金と引き換えに返す」としてシンを夜更けの埠頭に呼び出す。キットを通じて警察にその場所を伝え、組員たちを逮捕させる計略だった。3人は先手を打って隠れていた組員たちに取り囲まれ、ともに銃を手に応戦する。マークの犠牲と引き換えに三合会は全滅した。ホーはキットの持つ手錠を取り上げ、自分で自分にかける。
【男たちの挽歌・キャスト】
マーク(李馬克): チョウ・ユンファ
ホー(宋子豪): ティ・ロン
キット(宋子杰): レスリー・チャン
ジャッキー :エミリー・チュウ
シン(譚成): レイ・チーホン
キン(堅叔): ケネス・ツァン
ホーの父(宋景文): ティエン・ファン(中国語版)
ユー社長 :シー・イェンズ(中国語版)
シンの手下 :シン・フイオン(中国語版)
偽札技師: レウ・ミン(中国語版)
香港警察・部長: カム・ヒン・イン(中国語版)
台湾警察・警部:ジョン・ウー
音楽学院の審査員:ツイ・ハーク
台湾黒社会のボス:王俠(中国語版)
★『男たちの挽歌』・懐想記
本作は映画史に残り、新たな香港映画の道を開いた名作といえる。何度見ても目頭が熱くなるし凄いなぁと思います。昔の日本の日活アクションを彷彿させるシーンもあり、フレンチノワール、サム・ペキンパーの作品群の妙味を融合したタッチとムードは色あせず見る者を引き付けます。
ストーリー展開の流れとしては、てっぺんから突き落とされ、それでも人生の再生を賭け、もう一度成り上がっていくという最高の脚本ではないかと思います。当時、どん底にいたジョン・ウー監督の名を世界に知らしめましたが個人的には本作が一番ではないかと思います。
アクションも素晴らしい。風格林での銃撃戦が見ものです。銃撃戦で素晴らしいというのも妙な表現ですが、歌に合わせて鉢に銃を入れていきながら廊下を進んでいく・・なんか凄いことが起こりそうな雰囲気を醸し出しています。扉を開けた時のユンファの演技力、憎しみに溢れた目、マガジン交換をせず撃ち切ったら捨てるスタイルもいい、
やっぱり漢気溢れるキンさんがいい!!演じたケネス・ツァンも2022年4月に旅立って逝かれたが、名俳優が時のながれとはいえ、次々にいなくなってゆくのはさみしいものです。
『男たちの挽歌』マジ、おすすめな作品です。👍
【男たちの挽歌・配信先(U-NEXT)】
★『男たちの挽歌』(1986年、香港、95分、字幕・吹替、見放題)
👇下記バナー画像クリックで配信サイトへリンクしています。U-NEXT会員登録済みの方であればそのまま視聴できます。会員登録がまだの方であれば、登録後視聴できるようになります。31日間無料トライアルサービス付きです。
【男たちの挽歌・製作スタッフ、公開データ】
監督:ジョン・ウー
製作:ツイ・ハーク
製作総指揮:ウォン・カーマン
撮影:ウォン・ウィン・ハン
アクション指導:ブラッキー・コー、トン・ワイ
音楽:ジョセフ・クー
撮影:ウォン・ウィンハン
公開:香港 1986年8月2日、日本 1987年4月25日
上映時間:95分
製作国:香港 イギリス領香港
言語:広東語
【男たちの挽歌・主題歌】
「當年情」
作詞 - ジェームズ・ウォン、作曲・編曲 - ジョセフ・クー、歌 - レスリー・チャン

👇ランキングに参加しています。応援クリックよろしく
(^_-)-☆
| 
👇ランキングに参加しています。応援クリックよろしく
(^_-)-☆
PR
【U-NEXT会員登録について】
★最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
本記事バナー広告クリックからU-NEXTサイトへ。
【無料トライアル】
お申込みから31日間、月額プラン利用料(2,189円)が無料でお試しいただけるキャンペーンです。
特典として、最新作のレンタルやマンガの購入に使える600円分のポイントもプレゼントしています。
PR


コメント