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🔶今日のアニメの徒然小道では、1981年に東京12チャンネル系列で(➡テレビ東京)テレビ放送されていたロボットアニメ『戦国魔神ゴーショーグン』(せんごくまじんゴーショーグン)の感想、考察記投稿です。製作は読売広告社と葦プロダクションの共同製作です。全26話。
【戦国魔神ゴーショーグン・作品の概要】
構成と形式的には、王道的なロボットアニメ作ですが、このドラマの主人公はケン太少年で、その成長物語として基本的にケン太少年の視線で話が進んでいきます。敵味方3名ずつの軽妙洒脱な会話のやり取りを見せるのが、大きな特長があります。(戦闘中でもキャラクターにスポットが当てられた)メカアクション以上に、その会話と個性的な人物描写とに人気が集まりました。
特に、美形の青年でありながら、何事も自分自身の美学を行動原理とし、「美しい」「美しくない」を口癖とする、こだわりの変人・レオナルド・メディチ・ブンドル、乱暴者で八つ当たり用のロボットをやたらと蹴る・殴るが愛妻家のヤッター・ラ・ケルナグール、情緒不安定ですぐにカッとなるため精神安定剤が手放せないスーグニ・カットナルの、ドクーガ三幹部は、そのユニークなネーミングとその人間臭い描写によってコミカルな作風に寄与していた他、ゴーショーグンのパイロット3名、敵方科学者のジッター博士も、それぞれギャグシーンで多々活躍している。
【戦国魔神ゴーショーグン・ストーリー】
2001年、国際社会に巧妙に根を下ろし、全世界を掌握せんとする悪の秘密結社ドクーガに、謎の男サバラスに率いられたグッドサンダー部隊が挑む。その面々が乗り込む移動要塞「グッドサンダー」は謎のエネルギー「ビムラー」が動力源であり、最大1万kmの距離を瞬間移動できる。だがドクーガも「ビムラー」を狙っていた。
【戦国魔神ゴーショーグン:主なキャスト】
《グッドサンダー側》
真田 ケン太(さなだ ケンた):松岡洋子
OVAとケン太
本作の主人公でありキーキャラクター。戦闘中に故障し、放置されたトライスリーを危険を承知で修理に向ったり、ドクーガの秘密工場に捕らえられたことを利用して兵器データを改ざんするなど、正義感と行動力をもつ少年。しかし初期の頃は子ども嫌いのキリーに対して暴言を放ったり、自分が扱いやすくするために無断でキングアローのコックピットを改造するなど、多少気のきかない印象があった。
機械と心を通わせる能力を持ち、そのため、ファザーコンピューターと会話ができる。この世のメカに悪いものはいないと信じている。それが災いして、ドクーガのメカを攻撃できないというトラウマに一時期陥ってしまったことがあった。しかしそれが悪用されているメカを救うきっかけともなる。
物語の終盤、ビムラーが第3段階に移行したとき、ケン太の能力が全宇宙の意思=ソウルによって送られたビムラーの影響で起きたことが判明する。その直後からケン太は、コンピューターファザー内でありとあらゆる知識を学び、地球上の様々な意思との会話もできるようになる。ラストで、ビムラーが第4段階に入ったとき、ビムラーを体内に取り込み、ビムラーに選ばれた生命体である地球のソウルとなる。
北条 真吾(ほうじょう しんご):鈴置洋孝
戦闘機キングアローとゴーショーグンのメインパイロットを務めるチームリーダーであり、この物語のもう一人の主人公といえる。真面目、すぐにバカ熱くなる。かつてドクーガ配下の組織ニューネロスの爆弾テロで婚約者リリー・レーンを亡くしていて、ドクーガに復讐を誓っている。
風呂場で浪花節が定番。が、くそ音痴。戦い直後は、周囲の期待がプレッシャーとなってアルコール依存症になり、定職に就く事もままならず。その後、風呂場で転んで足を複雑骨折してしまう(気の緩みから~)。
キリー・ギャグレー:田中秀幸
戦闘機ジャックナイトのパイロット。真吾とはいい意味でライバル。時折レミーに言い寄るシーンが見られるが本気かどうかはわからない。他の二人がそれぞれのロボットのメインパイロットを担当しているのに自分は何もない!とつぶやいていたこともある。以前は「ブロンクスの狼」と呼ばれた札付きの悪漢。仲間の罪をかぶって懲役200年の刑を科せられていたが、刑務所から脱走。グッドサンダーに転がり込んだ。
レミー島田(レミー しまだ):小山茉美、高田由美(少女時代)
戦闘機クイーンローズの紅一点パイロット。戦闘機がトライスリーに合体した時はメインパイロットを務めた。
名前の由来がユニークで、脚本担当の首藤剛志さんが好きなブランデーの銘柄「レミーマルタン」、および放送当時、国際的に話題となっていた女優・島田陽子さんからとも。小説『戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人』などでは、娼婦であった母親がフランスに出張に来ていた日本人商社マンと恋に落ちて産まれたのがレミーとされる。商社マンは本気ではなかったのか日本に戻り、その時に残されていた酒のレミーマルタンから名付けられたとされ、レミー本人は「安易だけど、同じ酒ならカミュ島田よりはまし」くらいの認識。
明るく気さくな性格だが、男運は超最悪である。ドクーガ三幹部のブンドルを筆頭に変な男にばかり言い寄られる。料理はまるでダメ。黒焦げしか作れない(゚∀゚)。
OVA(オバ):間嶋里美
オレンジ色をした非二足歩行型履帯式ロボット。身長150cm、体重125kg、年齢は作られてから3年目。手先はマジックハンド、頭部はレドーム状で顔は無い。身体を変形させて飛行する能力がある。
ケン太の教育用ロボであり、母親代わりでもある。ケン太からは、よく「オバさん」と呼ばれてからかわれている。
サバラス:小林修
グッドサンダーチームのリーダーで、真田博士の友人。真吾たち3人をスカウトした張本人でもある。真田博士の片腕としてビムラーの研究に参加していたが、そのすべてを知っているわけではなかった。常に冷静で使命を優先するので冷徹な人物と思われがちだが、存外情に厚いところもあり、また真吾たちの軽いノリに適度に合わせたり、OVAが作りすぎたコロッケからいち早く逃げ出すなど人間臭い一面も持ちあわせている。
真田(さなだ)博士声:寺島幹夫
フルネームは不明。ケン太の父親。ツングスカに落下したビムラーを発見し、来るべき時に備えグッドサンダーとゴーショーグンを密かに建造した。ビムラー論発表後、日本に帰国する途中にドクーガへの参加を強制されそうになり、自ら死を選ぶ。しかし彼はそれを見越しており、自分にもしもの事が起きたときに備えてサバラスにすべてを託していた。
コンピューターファザー:藤本譲
グッドサンダーのメインコンピューター。かなりの高性能で自らビムラーの研究を行うことが可能。非常時にはゴーショーグンを遠隔操縦し、サポートする。また、真田博士の人格がインプットされている。
実はビムラーが成長するエネルギーということを知っており、ビムラーが次の段階に入る時期が近づくとそれを実行するようにプログラムされていた。
《ドクーガ側》
レオナルド・メディチ・ブンドル情報局長:塩沢兼人
ドクーガ三幹部の1人で、主に情報収集を担当している。貴族であり、自称メディチ家の子孫。初登場時は旗艦からヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」を大音量で流すなど、クラシック音楽を伴って現れる。
三幹部中唯一の美形キャラではあるが、「物事は常に美しくなければならない」という独特の美意識と価値観を持つ扱いにくい変人で、ナルシシズムの塊。自らの作戦が失敗しても動じず、高額の損失補填を求められても「もちろん潔く一括払いだ」と言い放つ。また「裏切りは醜い」としてドクーガに寝返った人間も容赦せず殺害するなど、自分が醜いと判断したものに対する嫌悪感が強い。ドクーガが崩壊した後に自身の美意識に基づいた研究結果を著した本を出版し、一大センセーションを巻き起こす。その後は行方不明、曰く「悪は闇に沈んでこそ美しいから」らしい。最近のマイブームは東洋美学らしいが、自室に焼き鳥屋の堤燈や祭りの屋台を飾ったりと、そのセンスは奇異である。「おぞましき2大怪物」ケルナグールとカットナルの、その彼らの妻や母親が「美しい」ことに驚愕する。彼が掌握している企業体の中には映画制作会社もあり、そこを使って罠を張ることもある。
日本文化にはまる男。「尺八」の演奏が趣味で、好物は日本の「流しそうめん」とのこと。
ヤッター・ラ・ケルナグール司令官:郷里大輔
ドクーガ三幹部の1人で、戦闘司令を務めている。怒りっぽい性格で、八つ当たり用のロボット「ケルーナ」をそばに置いている。圧倒的な戦力を背景にした力押しの作戦を得意とするが、ゴーショーグンの偽物「ゴーナグール」をジッターに製作させるなど、彼なりにゴーショーグンの能力を研究していた。
実は三幹部唯一の既婚者であり、ケルナグール本人はアフリカの貧村出身だが、腕一つでプロボクシングの世界チャンピオンにまで上り詰めるがパンチドランカー症状となり引退。マネージャーだったヨーコがパンチドランカーにさせた責任もあって結婚したという経歴の持ち主。妻のヨーコは世界的な財閥「シラーキ・コンツェルン」の当主にして絶世の美女。妻の資本力で世界規模のチェーン店であるケルナグール・フライドチキン・チェーン、ケルドナルド・ハンバーガー・チェーンのオーナーを務めており、こちらが本業で莫大な収入を得ているなど意外な一面を見せる。自社CMでは自ら出演するのみならず、妻とも共演している。ドクーガ崩壊後は牛丼チェーンの展開も始めるなど、商売に専念したようだ。
スーグニ・カットナル将軍:木原正二郎
ドクーガ三幹部の1人で、現場での前線指揮を担当している。肩にカラスを乗せた眼光鋭い隻眼の男。父親はアメリア国の大統領だったが、カットナルが子供の時に彼の目の前で暗殺され、自身もこのテロの巻き添えで片目を失う。さらにテロ事件の後、母親も彼を捨てて他の男の元へと走った。この事件がトラウマとなって情緒不安定な性格となり、精神安定剤が手放せなくなった。ケルナグールとはたびたび対立していたが、いざという時には息の合ったコンビネーションを見せる。
本業は医師。ドクーガでは製薬会社と観光業。映画館やテーマパークなどの娯楽産業を経営していた。
ドクーガが崩壊した後にアメリア国の大統領に就任したり、常用していた自作の精神安定剤を「カットナライザー」という商品名で売り出して大ブレイクするなど、冴えない後日談ばかりの主役男性陣とは雲泥の差の大出世を遂げている。本人が「母は美しい人でした……」と言う通り、母親はかなりの美人で、そっくりさんをCMに登場させたり、常に写真を持ち歩くほどに母親に畏敬と愛情の念を抱いている。
ネオネロス皇帝:藤本譲
太古より地球を裏から支配してきたドクーガの黒幕。序盤は黒い影としての登場のみだったが、終盤その姿を現す。正体は宇宙から飛来した悪の意識体だった。最期はメカたちのソウルによって消滅した。
ゼニガスキー・ジッター博士:声 - 寺島幹夫
ドクーガに所属する兵器開発主任。真田博士とは大学で同学だが、真田博士が主席、ジッターが次席であったコンプレックスから彼をライバル視しており、真田博士開発のゴーショーグン打倒のためにさまざまなメカを開発する。そのためには金額に糸目をつけず、三幹部から開発費用として多額の資金を請求することもある。
三幹部に比べ印象が薄く、本人もそれには不満を持っており、「顔を映してくれ」というセリフを漏らした。ドクーガ崩壊後は中性子爆弾以上の兵器開発に没頭する。ちなみに最終話で月基地で製作していた「35身合体ゴッドネロス」は、劇場版でドクーガのCMに登場している。
小説『その後の戦国魔神ゴーショーグン』では、かなり性能は落ちるものの、空間跳躍を行える宇宙船「スピリット・オブ・メディチII」の開発に成功しており、グッドサンダーに同乗するのを潔しとしないブンドルに提供している。
ケルーナ
ケルナグールが連れているロボット。元々は幼児向けの八つ当たり用暴力発散ロボで、ボディは頑丈。戦闘能力や発声機能はない。
登場するたびにケルナグールに殴られていたが、ゴーフラッシャーを浴びた際に意志を持ち、ケルナグールの下より去った。
『その後の戦国魔神ゴーショーグン』ではグッドサンダーに同乗。OVAに求婚するが、あまり相手にされていない模様。
コンピューター・マザー: 間嶋里美
ドクーガ側のメインコンピューターで、スイスはオールワールド銀行のドクーガ本部地下にある。グッドサンダー側のファザーと対になる存在として設定されていた。
★『戦国魔神ゴーショーグン』・懐想、考察記
敵味方のキャラクターと洒落たセリフに特長のある作品ですが、主人公である真田ケン太が子供でゴーショーグンのパイロットでなく、後半になるまであまり目立たないので、いったい主役が誰なのか分かりにく~い作品です。
また、大人キャラクターの魅力が目立つ反面、あまり主役メカロボ、ゴーショーグンが活躍する場面が少ないと言う点も、面白かった割にはロボットアニメとしての印象が薄いイメージを残したのかも知れません。
私は、個人的にはこう考察します。
ロボットアニメ作は、ロボットが目立たないほうがよい。というのも、ロボット自体がカッコ良すぎたり動きが目立つと、それ以外のストーリやキャラクターなどの魅力があっても半減してしまいます。観る方がロボットの動きに振り回されていると感じることが多々ありました。
例えば、昔の『マジンガーZ』は、カッコ良くてよかったんです。ロボットそのものに革命的な存在を持って生まれた作品はよいと思います。『戦国魔神ゴーショーグン』は、キャラの会話に大変魅力があるので、ロボットの描写は、はじめチョロチョロ、中パッパぐらいで丁度良い感じと思います。
つまらないと思われるかもしれませんが、、アニメとしてはカッコよく面白かったです。
特徴としては
★主人公などの名前が、単純かつ明快で笑える
主人公の名前が真田で、移動基地がグッドサンダー(九度山)、敵がドクーガ(毒牙ではなく徳川)、グッドサンダーチームのリーダーがサバラス(テリー・サバラスそのまんま(笑))
ただ、ゴーショーグンのパイロットなんですが、2人はキリー・ギャグレー(霧隠才蔵)レミー・島田(島田陽子)と由来があるんですけど、メインパイロットの北条真吾だけ由来がないんですよね~。
★魅力あるドクーガ三幹部
情報担当でナルシストのレオナルド・メディチ・ブンドル、この一人のキャラを生み出したというだけでも、この作品の価値はあるのではないかと思っています。個人的にはめちゃ好きです。何にでも自分の美学を基準に、その自己中的な存在、今までの作品にはあまりみられなかったものです。
声を担当した 塩沢兼人氏の熱演もありますが、3人の中で唯一の美形キャラで、クラッシック音楽でしかもヨハン・シュトラウスを流しながら登場するなど、ある意味、超面白すぎるキャラクターです。ベートーベンの3番も使われています。
他の2人も八つ当たりロボット「ケルーナ」を側に置き、力押しの作戦を得意とするヤッター・ラ・ケルナグール(美人の奥さんあり)、精神安定剤「カットナライザー」を常に服用するスーグニ・カットナル(母が美人)
この3人の掛け合いがサイコーであります。またそれが、見所のひとつでもあります。
★洒落た会話
「ヤバいぜ・・・早く戻らないと」、「学校に遅刻する心境よね」、「こんな歳で立たされるのはイヤだぜ!」
などなど、あなたの会話力に役立ててくださいとまでいいたくなりますね(*^▽^*)
放送終了後も、人気は高く、後で小説や劇場版、OVAも作られました。今から42年前の作品ですから、古さは感じるものの、面白さを研究してみましょう。👍
【戦国魔神ゴーショーグン・配信先(U-NEXT)】
★『戦国魔神ゴーショーグン』(1981年、全26話、見放題)
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【戦国魔神ゴーショーグン・製作スタッフ、放送データ】
企画:佐藤俊彦
プロデューサー:相原義彰、加藤博
原作・構成:首藤剛志
キャラクターデザイン:スタジオZ5(本橋秀之、平山智)
メカニックデザイン:佐藤元、亀垣一
色彩設定:永江由利
美術設定:勝又激
設定助手:市原勝義
編集:辺見俊夫、山崎昌三
音響監督:松浦典良
音楽:あかのたちお
製作:読売広告社、葦プロダクション
放送期間:1981年7月3日 - 12月28日 全26話
放送局: 東京12チャンネル➡ テレビ東京
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