🎦今日ののぶさん映画録は、1987年に公開されたアメリカのバイオレンスSFアクション映画映画『ロボコップ』(RoboCop)です。ポール・バーホーベン監督の代表作です。
【ロボコップ・作品の概要】
『ロボコップ』(RoboCop)は、1987年に公開されたアメリカ映画です。この映画に登場するサイボーグの名称でもあります。殉職した警官の遺体を利用したサイボーグ警官「ロボコップ」が活躍するバイオレンスSFアクション映画。公開当時、これまでのヒーロー作品にはなかった残虐な描写が話題となりました。主人公は人体と機械を合わせたサイボーグではあるが、ストーリー上、開発した会社の思惑でロボという言葉がつけられました。
同じオライオン・ピクチャーズ配給の映画『ターミネーター』と同様に、低予算で製作され、興行収入5300万ドルを超え、皆様もご周知のとおり、1980年代を代表するヒット作となりました。本作の人気により、続編の『ロボコップ2』や『ロボコップ3』が製作され、後にテレビシリーズやアニメ、アメコミなども製作されています。また、1987年版のリメイクとして『ロボコップ』(2014年版)も製作されました。

【ロボコップ・あらすじ】
凶悪犯罪都市となった近未来のデトロイト、警察は巨大コングロマリット企業「オムニ社」によって民営化されたが、待遇が酷く、現場の警察官からはストライキを起こそうとしていた。オムニ社は未来都市「デルタシティ」建設に向け、犯罪を取り締まるロボット警官の開発を進めていた。しかし副社長ジョーンズの主導で開発されたロボット「ED-209(英語版)」(エド・ツーオーナイン)は、プレゼン中に暴走事故を起こし、死者を出してしまう。これによりジョーンズの計画は白紙に戻され、社内のライバルであり別チームで開発プランを計画していたモートンに主導権が移される。しかしモートンが計画するロボット警官には、新鮮で優秀な「警官の遺体」が必要なのだ。
デトロイト市警に配属されたばかりのアレックス・マーフィ巡査は、相棒のアン・ルイス巡査と共に、大勢の警官を殺人で指名手配中のマフィア「クラレンス一味」を追っていた。一味の隠れ家に潜入したものの、マーフィは返り討ちに遭ってしまい斉射を浴びて惨殺される。

まもなくモートンが率いる開発チームが「ロボコップ」を発表、街に出動したロボコップは、命中率100%の射撃の腕で次々に犯罪を解決させていく。このロボコップ、殉職したマーフィの生体部分を部品として利用して完成させたものであった。本来は感情も記憶もなくプログラムによってのみ行動をするはずだったが、しかし休息中に生前の記憶が断片的に過ると、混乱し開発チームを無視して出動していく。さらにルイスに「マーフィ、あなたでしょ?」と問いかけられたり、出動先で取り締まったクラレンス一味のエミールから「お前か?殺したはずだ」と言い放たれた事で自分の正体に疑問を持つ。エミールの情報を元にデータベースを調べ、ボスであるクラレンスの事や、自分がその一味に殺されたマーフィであるという真実を知る。そして生前家族と暮らし、売家になってしまった家を訪れ、記憶を取り戻すのであった。
そして、ロボコップの産みの親であるモートンがクラレンスに殺害される。クラレンスはジョーンズと繋がっており、会社で顔を潰されたジョーンズの報復だった。一方ロボコップも、クラレンス一味の取引現場である麻薬工場に乗り込んで壊滅させたが、クラレンスを逮捕した際に、一味を陰で操る黒幕がジョーンズである事を知る。ロボコップはオムニ社へ乗り込みジョーンズを逮捕しようとするが、ロボコップには「オムニ社の役員には危害を加えない」という「指令4」プログラムが極秘に仕込まれており、その作動により動けなくなってしまう。ジョーンズは「ED-209」を使ってトドメを刺そうとする。ロボコップはなんとかED-209を振り切ったものの、「オフィスを襲撃した」との通報から警官隊に追い詰められてしまうと、満身創痍になりながらもルイスの助けで脱出。
ついに警察はストライキに突入、街は無法地帯となり、ジョーンズは警察をも牛耳る権力でクラレンス一味を全員釈放させると、強力な重火器「コブラ・アサルト・キャノン」を与え、証拠隠滅のためにロボコップ抹殺を指示。一方クラレンスもデルタシティ完成後の犯罪利権を条件にそれを引き受ける。クラレンス一味はロボコップが身を隠す製鉄工場へ向かうが、激戦の末ロボコップとルイスは協力してこれを殲滅する事に成功。
再びオムニ社へ向かったロボコップは、警備のED-209をコブラ・アサルト・キャノンで破壊、役員会議に乗り込むと、ジョーンズが殺人の黒幕である証拠を公開。
だが、指令4のプログラムによってジョーンズを攻撃できないロボコップは動けなくなってしまう・・・しかし
【ロボコップ:キャスト】
アレックス・マーフィ(ロボコップ): ピーター・ウェラー
アン・ルイス:ナンシー・アレン
リチャード(ディック)・ジョーンズ:ロニー・コックス
クラレンス・ボディッカー:カートウッド・スミス
オムニ社会長:ダン・オハーリー
ボブ(ロバート)・モートン:ミゲル・フェラー
ウォーレン・リード巡査部長:ロバート・ドクィ
ドナルド・ジョンソン:フェルトン・ペリー
レオン・ナッシュ:レイ・ワイズ
エミール・アントノウスキー:ポール・マクレーン
ジョー・コックス:ジェシー・D・ゴインズ
ヘッジコック警部補:マイケル・グレゴリー
マンソン:エドワード・エドワーズ
キニー:ケヴィン・ペイジ
スティーブ・ミン:カルバン・ジャング
サル:リー・ドゥブロー
ロン・ミラー:マーク・カールトン
ビクシー・スナイダー:S.D.ネメス
ジェス・パーキンス:リーザ・ギボンズ
ケイシー・ウォン:マリオ・マシャード
ウォーカー:リック・リーバーマン
スタークウェザー:タイリース・アレン
ルーズベルト:スティーヴン・ベリアー
タイラー:セイジ・パーカー
エレン・マーフィ:アンジー・ボーリング
ジミー・マーフィ:ジェイソン・リヴァイン
ブロンド:ドナ・キーガン
強盗犯:マイク・モロフ
チャンドラー:ダイアン・ロビン
ボビー:フレディ・ハイス
ジャスティン・バラード=ワトキンス:ビル・ファーマー
娘:ケイティ・グリフィン
ED-209(声): ジョン・デイヴィソン 
★『ロボコップ』・懐想記
当時、劇場で初見しましたが、想像していたよりもバイオレンス表現が凄くて驚いた作品です。
流血や人の肉片などしっかり描写されていて大人向けも楽しめるアクション映画です。また悪がしっかり悪と描かれていたり、ストップアニメーションを生かしたロボット映像など、魅力が詰まった映画作品だと思います。
ロボコップの設定、キャラクターがとても不気味にも感じるところはあります。最初は感情も記憶もなくプログラムロボットですが、どんどんマーフィーの記憶が取り戻していき、最後には自分の名前を名乗る所も定番的な雰囲気はありますが、主人公のマーフィーの悲劇性とロボコップのサイボーグ警官としてなり切れない2面生の描写が、心に響いてくるものがあります。
これまでのヒーローものの作品ならば、主人公のヒーローに同化し、そのことで、スカッとすることがよくあります。しかし、本作はちょっと違います。本作独特の世界観の中で、科学は将来どうあるべき、人間の心とは、様々なことを考えさせられる映画だと思います。
公開当時、一見ヒーロー映画なのですが、激しい暴力描写でR指定を受けています。また、純粋な娯楽作品に見える本作の秀逸な設定に、多くのSFファンが驚愕したものであります。それは“主人公のロボコップ=マーフィー巡査が「死んだ状態で生前の意識を持ち、葛藤しながら闘うヒーロー」という設定が、非常に明快なサイバーパンク的描写である”と評価されていました。劇中において、主人公は機械的に「蘇生」したわけではなく、単に「死体の状態での細胞死を迎えていない新鮮な生体部分を、ロボットの部品として利用されている存在に過ぎない」「彼は法的には死体であり、人権はない」と描写されています。
バイオレンス的な描写が好みか否かは別として、SFファンのかたなら、観たくなる金字塔的作品の1作です👍
【ロボコップ・配信先(U-NEXT)】
★『ロボコップ』(1987年、アメリカ、103分、字幕、見放題)
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【ロボコップ・製作スタッフ、公開データ】
- 監督:ポール・バーホーベン
- 製作:アーン・L・シュミット
- 脚本:エドワード・ニューマイヤー、マイケル・マイナー
- 製作総指揮:ジョン・デイビソン
- 撮影:ヨスト・バカーノ
- 音楽・作曲:ベイジル・ポールドゥリス
- 指揮:ハワード・ブレイク、トニー・ブリテン
- 演奏:ザ・シンフォニア・オブ・ロンドン
- 視覚効果:ティペット・スタジオ
- 製作会社:オライオン・ピクチャーズ
- 配給:アメリカ合衆国 オライオン・ピクチャーズ、日本 ワーナー・ブラザース
- 公開:アメリカ合衆国 1987年7月17日、日本 1988年2月11日
- 上映時間:103分
- 製作国:アメリカ合衆国
- 言語:英語
- 製作費:約1300万$
- 興行収入:アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $53,424,681
- 配給収入: 日本 9億1000万円
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