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タツノコプロ創成期のレア作品群③『アニメンタリー決断』

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

🔶今日のアニメの徒然小道では、1971年に日本テレビ系列で放送されていた『アニメンタリー決断』(アニメンタリー けつだん)の感想記です。

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【アニメンタリー決断・作品の概要】

『アニメンタリー 決断』(アニメンタリー けつだん)は、太平洋戦争を題材にした竜の子プロダクション制作のテレビアニメ作品です。1971年4月3日から同年9月25日までの間、毎週土曜日19時30分~20時に日本テレビ系で全26回放送されていました。太平洋戦争を、1941年の真珠湾攻撃から1945年の敗戦に至るまで、日本側と連合国側、その双方の指揮官や司令官、兵士たちの重要な「決断」を中心に描き出すノンフィクションドラマです。「アニメンタリー」とは、「アニメーション」と「ドキュメンタリー」を合わせて作られた造語です。このタイトル名が、この作品の性格を端的に表しています。

視聴対象を子供だけでなく大人にまで広げ、戦争という一つの極限状態における将官達の「決断」の時を描き、いかなる「教訓」をもたらすのかを視聴者に訴えた作品となっています。平均視聴率は8.2%(タツノコプロが所有資料による)。

実在の人物、兵器なども忠実に描かれ、効果音には実写映画に使用される本物の爆発音やエンジン音が使用されています。また、この作品に使用されている色付きの透過光などの特殊効果技術は、当時としては斬新なもので、後に制作された『科学忍者隊ガッチャマン』などのタツノコ作品にも多用されることになります。総監督だった九里一平も「『決断』で試した技術はすべて『ガッチャマン』の血と肉となりました」と話しています(アニメージュ、1988年、TVアニメ25年史)

扱われる決断の多くは軍人たちのものであり、各話の舞台も戦地や軍事基地といった場所がほとんどであるため、国内外含めて一般民間人などの描写は極めて少ないものとなっています。それ以外の政治家たちの決断が描かれたのは第25話のみで、昭和天皇についても第25話以外にはセリフにも登場してきません。番組中盤からは戦争中に撮影された実写フィルムも使用されています。

※ウィキペディアより一部引用抜粋しています。

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【アニメンタリー決断・ストーリー】
ハワイの真珠湾への奇襲攻撃で幕を開けた太平洋戦争。しかし、大日本帝国海軍はミッドウェー海戦で壊滅的な打撃を受けてしまう。それまでマレー、香港、シンガポールと南方前線へと順調な拠点攻略を進めていたが、この海戦の配線の影響から戦線縮小を余儀なくされ、物資の不足も相まって次第に負け戦が多くなってゆく・・・

『アニメンタリー決断』懐想記
当時、タツノコプロがアニメーションで太平洋戦争におけるノンフィクションドラマに挑戦した意気込みを感じる作品といえます。作品も太平洋戦争と同じ流れで物語は展開してゆきます。

具体的には、真珠湾奇襲から始まり、ミッドウェー海戦、シンガポール攻略、香港攻略、マレー沖海戦、珊瑚海海戦、ジャワ攻略、バターン・コレヒドール攻略、第一次ソロモン海戦、キスカ島撤退、特攻隊の誕生、山本五十六の死、ルンガ沖夜戦、マリアナ沖夜戦、レイテ沖海戦、硫黄島作戦、大和沈没と連合艦隊の最後、原爆投下、玉音放送。と、太平洋戦争を開戦から終戦までを描写しています。

本作に関しては、子供の頃、初見したときは「太平洋戦争のアニメ映画か?」とくらいにしか感じなかったが、コロナ禍の時に改めて25話視聴(U-NEXT)しました。個人的には本作の最大関心事「開戦の決断」が描かれていないことでしょうか?

というのも、最終話「最後の決断」では曲がりなりにも終戦の決断が描かれている一方で、第1話が「真珠湾奇襲」となっていて開戦の決断がまったく描かれていないことである。誰が開戦を決断したのかも不明である。「決断」というタイトルのアニメにもかかわらず、わかりやすくいえば、責任者不在なのだ。最終話で最後の決断は描かれていたようですが・・
もっと、開戦の決断、この辺りに肉薄できたら、凄い作品になっていたかもしれない。
もっとも個人的な意見なのですが、この太平洋戦争という史実を題材にして、アニメであれ、実写であれ映像作品化するということは、これはなかなか難しいことだと感じます。

生きるための教訓としての決断を表現するというのはよいのですが、誰が開戦を決断したのかも不明なら最後の決断は、何のためにということをもっと描いても良かったのではと思います。しかし、タツノコプロのこうしたジャンルへのアニメ作での挑戦は、すごいことだと思います。
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【アニメンタリー決断・配信先(U-NEXT)】
『アニメンタリー決断(1971年、全25話、見放題)
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※映像・音声の一部にマスター素材に起因する乱れがあります。ご了承ください。


【アニメンタリー決断・製作スタッフ、放送データ】

  • 原作・監修:児島襄
  • 構成:鳥海尽三
  • 総監督:九里一平、平田穂生(3話のみ)
  • 脚本:平田穂生、鳥海尽三、黒川文男、滝三郎、陣野修、永田俊夫、松沢申、吉田義昭、川内勉、長居欽哉、松浦健郎、曽田博久、新井一
  • 演出:黒川文男、九里一平、西牧秀雄、鳥海永行
  • 音楽:越部信義
  • 効果:東宝効果集団、イシダサウンド
  • キャラクターデザイン:吉田竜夫、依光隆、宇垣昭
  • メカニックデザイン:池田献児、秋吉文夫、有元秀光、木内一郎
  • 美術設定:中村光毅、新井寅雄、井岡雅宏、小林七郎、渡辺毅
  • 作画監督:宮本貞雄、吉田竜夫、九里一平
  • 原動画:内野純夫、野崎恒仲、須田正己、菊地晃夫、九里一平、西城隆詞、平山則雄、高木清、加藤茂、田中英二、村田四郎、杉井興治、峰一臣、七戸洋之助、熊尾義之、湖川滋、木村一郎、津野二郎、飯山嘉昌
  • 背景:今村立夫、井岡雅宏、小林七郎、中村光毅、野畑照子、坂本信人、渡辺孝、島厚子
  • カラー設定:向井稔、岡嶋国敏
  • 特殊効果:朝沼清良
  • 仕上:柴田勝
  • 撮影:細野正、峰勇、平山昭夫、中野政則、今井七生
  • 編集:篠原正➡谷口肇
  • 制作担当:佐藤光雄
  • 進行:加藤博、荒木良克、佐藤光雄、佐原三郎、鎌田正治、米津和彦
  • 題字:賀茂牛之
  • 録音ディレクター:水本完
  • 録音:読広スタジオ、オムニバスプロ
  • 現像:東洋現像所

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  • プロデューサー:吉田健二、前里元義
  • 制作:吉田竜夫、タツノコプロ
  • 放送局:日本テレビ
  • 放送期間:1971年4月3日~9月25日
  • 話数:全26話

👆【決断】第1話「真珠湾奇襲」

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のぶちゃん

子供の頃からアニメ・映画は大好き。懐かし作品で心癒しましょ💛
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