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【サクラ大戦(活動写真)・作品の概要】
本作『サクラ大戦 活動写真』は、2001年12月22日に東映洋画系劇場で公開されたSFアニメ映画です。
『サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜』(ゲーム版)のProduction I.G制作のムービーを見た広井王子さんが、「これなら映画もできるジャン!」というひと言から始まった、大人気アドベンチャーゲームを原作としたアニメシリーズ初の劇場版です。
華撃団の乙女たちの活躍を劇場版ならではのハイクオリティで描かれています。本来は120分1本立ての予定で制作されましたが、脚本完成後に4本立て上映になったため、85分に短縮され、予定されていたシーンの一部がカットされています。
【サクラ大戦(活動写真)・あらすじ】
舞台は太正十五年十二月の帝都。帝国華撃団花組の隊長である大神中尉が巴里へ旅立ち、クリスマス公演の興奮も醒めやらぬ大帝国劇場に一人の少女が訪れます。彼女の名前はラチェット・アルタイル。元星組隊長の経歴を持つ彼女は帝国華撃団花組に配属されるが、戦闘でも舞台でも徹底した合理・個人主義に徹するラチェットに花組はとまどいます。
時を同じくして、帝都では謎の降魔と戦う花組の前に、圧倒的な強さで降魔たちを蹴散らす、正体不明の人型蒸気が現れます。それはダグラス・スチュアート社(DS社)の自動人型霊子甲冑ヤフキエル。アメリカで科学力を誇るDS社は、政治家の田沼と結託し、陸軍にヤフキエルを売り込もうと計画していた。ヤフキエルの優秀性とたび重なる花組の失態を憂慮した賢人機関は、帝撃の降魔撃退の解任を決める。
ヤフキエルの工場へ侵入したマリア・タチバナは、ヤフキエルの中身が培養された降魔であることを突き止めるも、DS社社長の手下パトリック・ハミルトンに襲撃され、川へ投身し消息をたってしまう。花やしきに隔離されていた帝国華撃団花組は、地下水路をつたって大帝国劇場へと侵入し、光武を奪還します。降魔の消滅、パトリックに洗脳されたソレッタ・織姫の開放、月組による要人奪還、ヤフキエル生産工場の破壊と次第に追い詰められるブレントは、花組の失墜と帝都の壊滅、その後帝都の王となる目的を果たすため、ヤフキエルを吸収し一体化する。ブレントの共謀者であったラチェットを含めた花組はブレントに歯が立たない。
その時巴里から帰国したばかりの帝国華撃団花組隊長大神中尉の光武F2が到着し、形勢逆転してブレントは倒される。逃亡したパトリックには生還したマリアが立ちはだかり、彼を銃殺する。平和を取り戻した帝都で帝国歌劇団による『海神別荘』が上演される。劇の主役であるラチェットは、自らの罪を劇中の台詞を変え告白するのだった。
★『サクラ大戦 活動写真』・懐想記
1996年9月27日にセガ・エンタープライゼス(後のセガ)よりセガサターン用ソフトとして発売されたドラマチックアドベンチャーゲームが、後にゲームのみならず、アニメや舞台などのメディアミックス作品として発展することとなり、劇場アニメとして公開されました。
大正時代というのは明治と昭和に挟まれ、15年と短い時代なのだが、国内外は激動の時代で、大正文化という独自の文化が花開いた時期でもありました 。日本では2度の戦勝(日清・日露)を経て帝国主義の国として欧米列強と肩を並べ「五大国」の1国ともなり、これらの国から誘われ第一次世界大戦にも参戦、勝利の側につき、国中が国威の発揚に沸いた時代でもあります。
大正時代の社会は、個人の解放や新しい時代に向けた理想に満ちた風潮。そして和洋折衷の先進的な文化に対し、明治末まで文学・美術界で流行していたロマン主義(明治浪漫主義)を拡大してかぶせて、また甘美で抒情的でロマンチックであるという憧れをもって、後世このように呼ばれるようになりました。1960年代から再評価が始まった大正文化、特に1974年に生誕90年であった竹久夢二が「ロマン」と付されて紹介された流れで結びついた二語とされています。
本作の美術、音楽が大正時代のロマンティックな部分がよくマッチングしていると思います。ただ、本作の尺が85分ということで若干、短いかなと感じます。
「奇跡の鐘」のイントロ、大帝国劇場外観〜ステージの俯瞰、花組の面々を縫うカメラワーク、マリア・タチバナの「ねーがいーごとーは」はファンならずとも思わずグイグイと惹きつけられます。そして推し(桐島カンナ/田中真弓)のソロパートで感極まってしまうという、このオープニングの感動はいつ見ても変わらないと思います。
【サクラ大戦 活動写真・配信先(U-NEXT)】
★『サクラ大戦 活動写真』(2001年、85分、見放題)
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冬の角川アニメ』と題し、『あずまんが大王』『スレイヤーズぷれみあむ』『Di Gi Charat 星の旅』の3作が、当時、同時上映されていました。
【サクラ大戦 活動写真・主題歌】
👆劇場版・奇跡の鐘
作詞 - 広井王子 / 作曲・編曲 - 田中公平 / 歌 - 帝国歌劇団花組
👆劇場版・すべては海へ
作詞 - 広井王子 / 作曲・編曲 - 田中公平 / 歌 - 横山智佐(真宮寺さくら)、久野綾希子(ラチェット・アルタイル)
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