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肝に銘じた一声『大丈夫ですか?』

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拙いブログにお立ち寄りいただき誠にありがとうございます。<(_ _)>

🛏慢性硬膜外血腫で入院してから10日経ちます。
昨日穿頭ドレナージ手術後の脳内再出血の有無確認のための頭部CT検査があり、再出血もなく鈍痛も消失し、体の四肢にも異常もなく、普通ならこの時点で退院できるそうです。
しかし、脳梗塞の既往歴からによるものと思われるふらつきがいまだにあるので、若干、さらに症状の軽減のためもう1週間程度の入院をしてリハビリをかねて経過観察することになりました。

思い返せば、7月に脚立から転倒落下事故の時、運よく落ちた場所がよかったからよかったようですが、考えてみればその時大丈夫だからと自己判断して受診を避けていたのが、鈍痛に苛まれる結果となったしまったわけです。

今日は自分の鈍痛の話ではなく、自分の今までの経験の中で脳内疾患でいかにタイミングがあるとはいえ、一人の人間の人生が「もしもあの時・・・」と思える経験話を皆様の実生活の中で少しでもお役に立てればと思い投稿してみたいと思います。個人情報保護の点から特定の施設、個人名は〇〇表記にしています。

nightnurce.jpg
画像はネットより引用しています。本記事とは関係ありません)

💊私は約16年前、転職して施設警備員としてある病院に医療警備員として夜勤業務についていました。以前に病院への営業業務経験があるということで常駐勤務していました。
(多くの病院において警備業務を採り入れていますが、業務内容は個々の病院で依頼業務は違います)
医療警備員というのは、ずばり、施設内の職員が安全に勤務できるよう警護するためのものです
そのために不特定多数の人の出入りが昼夜予測される施設において、外来者への案内、館内巡回、緊急時における対応業務、電話交換業務などかなりの集中力を要します。

-とある夜勤でのこと-

私達には毎日、館内巡回という業務が1時間単位くらいで交替での監視業務を行っていました。
私は夜勤隊の責任者としての業務もあったので、館内の業務の結果報告も受ける業務もありました。

もうかれこれ十数年まえのことですが、ある晩の午前零時を越えたころのことです。
深夜に館内巡回を終えた警備員から「館内異常ありません。」と報告を受けた際、
「遅くまで業務をしている部署はあったか?」
「はい。〇〇館〇Fでまだ業務をしているのか、灯りがついていました。」
「ノックして声をかけたか?」
「いいえ。」
「わかった。了解しました。仮眠休憩していいですよ。」
次の巡回業務は私である。もうかれこれ何年かの警備業務についていたので、自然と館内の職員と顔・名前くらいは覚えられるくらいにはなっていました。
病院の仕事は、看護師さんをはじめ圧倒的に女性が多い。我々男性警備員が声をかけづらいのもわかる。
自分も真夜中に「失礼します、警備です~。って声かけて」
「キャッッ!!」と叫ばれたことがあるし~。
静かな真夜中とはいえ、あまり楽な仕事ではありません。

巡回で報告を受けていた部署の前にきた。
ここは比較的遅くまで業務をしていることが多いがまた今日はかなり遅くまで残業をしているのか?
今日はベテランの〇〇さんがいるはずだ。
「警備です。大丈夫ですかあ~」
返事がない。もう一度、声をかける。
「警備です~。〇〇さん、大丈夫ですかあ~」
おかしい。あの人が返事しないのは考えられん。

ドアを開けて、私の目に写ったのは床に倒れていた〇〇さんの姿だった
嘔吐まで起こしている。幸い心肺停止にはいたっていない・・・声にならない声だ・・
携帯していた院内PHS(医療器械に影響をあたえないよう)で救急外来へ連絡をかける。
真夜中だと緊急館内放送はかけられない(入院患者がいるため)

救急外来からここまで離れているため、最も最短で運べる手立てをする。
直近の病棟へ緊急連絡する。病棟看護師さんの手を借りてストレッチャーで救急外来へ。
看護師・医師に発見当時の状況を報告する。

あとは、医師・看護師の手に委ねるしかない。
彼女は救急で緊急の検査や処置を受けた後、そのまま病棟へ運ばれていきました・・・
翌朝、夜勤終了時の申し送り時に看護責任者から
「昨夜はありがとう。彼女は大丈夫です。発見が早かったから・・本当にありがとうございます。」

彼女の働いていた部署は院内でも最も忙しい部署だった。
彼女〇〇さん、数か月入院したあと激務の部署に復帰してきました。
ある日、〇〇さんが大声あげながらこちらに向かってくる
「〇〇さ~ん。やっと捕まえた~」
「あの時は、助けてくれてありがとう。ほんとにありがとうございました。」
「なんと御礼言ったらよいのかわからないけど。」
「お陰でまた孫たちと遊べるのも、あなたのお陰なんです。」
涙ながらの分厚い両手でがっちり握られたことが、私にとっては大変嬉しかった。

この施設での対応は、書き出せばおそらく本1冊くらいになると思います。
このことは、医療現場というのはそのくらい大変な現場であるということです。

『大丈夫ですか?』この言葉、今まで何度声掛けしたことかわからない。

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のぶちゃん

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