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劇場版『地球へ・・・』🌏芳醇なカメラワークの映画

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /31 2022
◆◆1980年に劇場アニメ映画『地球へ…』が4月26日、公開されています。今日は劇場版『地球へ・・・』の紹介です。『地球へ…』は、竹宮惠子による日本のSF漫画作品、およびこれを原作とした派生作品です。第9回(1978年)星雲賞コミック部門、第25回(1979年)小学館漫画賞少年少女部門を受賞しています。
地球へ・・・制作、公開データ】
監督:恩地日出夫
脚本:恩地日出夫、塩田千種
アニメーション演出:笠井由勝
キャラクターデザイン・作画監督:須田正己
メカデザイン:ひおあきら、須田正己他
音楽:佐藤勝
制作:東映動画
監督:恩地日出夫
脚本:恩地日出夫、塩田千種
製作:今田智憲
出演者:井上純一、沖雅也、秋吉久美子、志垣太郎他
音楽:佐藤勝
主題歌:ダ・カーポ
撮影:吉村次郎、池田重好
編集:鳥羽亮一、片桐公一
配給:東映洋画
公開:日本 1980年4月26日
上映時間:119分
製作国:日本の旗 日本
言語:日本語
配給収入:4.4億円(参考:「邦画フリーブッキング配収ベスト10作品」『キネマ旬報』1981年(昭和56年)2月下旬号、キネマ旬報社、1981年、 117頁。“註・〔1980年〕12月末現在。最終配収ではありません。

地球へ アニメ

地球へ・・・ストーリー(プロローグ)】
地球から遠く離れた育英惑星アタラクシアに住むジョミー・マーキス・シンは、もうすぐ14歳の誕生日「目覚めの日」を迎えます。 「目覚めの日」を境に子供は親(政府から派遣された養父母)の元を巣立ち、コンピュータによる「成人検査」を受けてそれぞれの進路に進んでいくのです。 だがジョミーは、そんなシステムに納得がいかず、大人になりたくないと毎日思っていたのです。

それに最近毎晩おかしな夢を見るようにもなっていた。 青年と盲目の美少女が語り合い、少女がテレパシーを使って自分の中にある地球の映像を青年に見せるのでした。 青年は人類発祥の地、地球(テラ)に対して激しく思いを語るが、自分は地球へ行くまで生きられない。だれか自分の遺志を継いでくれる人物がいれば、と語る内容だった。

そんなもやもやした心境のまま「目覚めの日」を迎え「成人検査」を受けているそのさなか、ミュウの長(おさ)ソルジャー・ブルーにより検査を妨害される。 わけのわからないまま家に帰ろうとするが、ジョミーはなぜか政府から射殺されそうになる。 その危機を救ったのが、ソルジャー・ブルーの部下リオだった。

リオから、実はジョミーもミュウなのだといわれ、衝撃を受けるのでした。 ミュウについては、おかしな能力を持つ反社会的な存在という情報しか知らないジョミーは、自分がそのミュウだといわれてもその事実を受け入れることができず、暴力沙汰を起こしたり荒れた行動をとり続けていました。 それでもしばらく生活をしていくうちに、ミュウへの迫害は幼い子供にまで及び、地下に潜む母艦に逃げ込むしかないことを理解し、ほかのミュウにも少しづつ心を開いていくのでした。

ジョミーは夢で見た広間にいる青年と盲目の美少女=ソルジャー・ブルーと占い師フィシスに出会います。
ブルーはSD体制の本拠地でもあり人類やミュウの故郷でもある地球へ行くのがミュウの悲願なのだと語るが、ジョミーを選んだ理由には触れないままジョミーに自分の記憶や知識などを継承させようとする。 ジョミーは勝手に異質なもの(ブルー)が自分の中に介入することへの恐怖と怒りによってブルーの申し出を拒否しようとします。
食い下がるソルジャー・ブルーを完全に拒否しようとしたその時、ジョミーはミュウとして覚醒します。 その未知数の能力によって生身のままアタラクシアの大気圏までジャンプしたジョミーを追い、ブルーは最後の力を振り絞ってジョミーを連れ戻します。

ジョミーの覚醒と引き換えにソルジャー・ブルーの命は尽き果てようとしていました。 ブルーが死ぬ直前、ジョミーはテレパシーによって彼の深い悲しみを知ることになります。 ジョミーは、新たなソルジャーとしての宿命を背負う決意を固めます。そして最初の命令を下します。

「われわれは、地球へ向かう」・・・

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こうして、遥か遠く長い地球への旅路がはじまるのでした・・・


地球へ・・・ 劇場版 予告編

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 🧐竹宮恵子の不朽の同名名作コミックを原作に繰り広げられる劇場用SFアニメーション映画です。はるか遠い未来、特殊能力を持つがゆえに迫害されつづける“ミュウ”の人々は、遥か彼方の地球を目指す旅にでます。
しかし人間は、彼らを執拗に追いかけ、その絶滅を図ろうとします。

監督の恩地日出男さんは、実写感覚の斬新な長回しのカメラワークを駆使し、コマ数を多めにとることで従来のアニメとは異なる独自のテイストをだしていました。また黒澤映画などでも知られる映画音楽界の巨匠・佐藤勝氏が、ここでは初のアニメ音楽を担当していますが、その効果は絶大なものがあり、一見すると重くなりがちな雰囲気をもつ本作に、躍動感を見事に奏でています。志垣太郎、井上純一、秋吉久美子、沖雅也ら顔出しの俳優をメイン・キャストに起用し、複雑で繊細なストーリーを2時間の枠に収めきった脚本で、生命の讃歌を描き切っているあたりは大いに評価したいです。中盤に惑星ナスカ崩壊シーンの壮絶な悲劇も秀逸の表現であったと思います。なお、原作が連載中での制作だったため、結末はオリジナルのものとなっていました。

『地球へ・・・』は、例えていうなら芳醇なワインのような香りのする味わい深い劇場アニメ作品の一つです。


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日本のテレビアニメ昭和徒然史(59回)“特別番組がいっぱい”編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /30 2022
<(_ _)>いつも拙い当サイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
日本のテレビアニメ昭和徒然史(59回)“特別番組がいっぱい編”の今回は、1980年(昭和55年)下期(7月~12月放送開始分PARTⅠ)の作品紹介です。

がんばれ元気』は、小山ゆうによるボクシングを題材にした漫画作品です。ここではテレビアニメ作品を紹介します。
がんばれ元気・放送データ】
企画:高見義雄(東映動画)
脚本:雪室俊一
音楽:森田公一
キャラクター設計:香西隆男→小松原一男
美術設定:椋尾篁
チーフディレクター:りんたろう
製作担当:岸本松司
原画:須田正己、青山充、牟田清司、海老沢幸男、富永貞義、伊東誠、平山智、本橋秀之 他
特殊効果:中島正之、堰合昇、佐藤章二
撮影:佐野禎史
編集:花井正明→田中修
録音:二宮健治
効果:伊藤道広
選曲:宮下滋
記録:池田紀代子→原芳子
製作進行:池田裕之、加藤雄治、伊藤文夫、田中佐智子、荒川弘枝
演出助手:伊藤文夫、荒川弘枝
現像:東映化学
制作:フジテレビ、東映動画
放送期間:1980年7月16日~1981年4月1日 全35話
放送局:フジテレビ他
🧐がんばれ元気・作品概要】
1976年から1981年にかけて『週刊少年サンデー』(小学館)に連載されました。当時、私もずっと読んでましたね。単行本は、小学館少年サンデーコミックスより全28巻、ワイド版も全12巻刊行されました。本作の原作漫画は、第22回小学館漫画賞少年少女部門受賞作品。

『あしたのジョー』(原作:高森朝雄・作画:ちばてつや)と並んでボクシング漫画の名作に挙げられる作品です(参考引用:小学館漫画賞事務局『現代漫画博物館』小学館、2006年、187頁。ISBN 4-09-179003-8)。試合描写にも迫力があって、主人公を取り巻く人々の人間ドラマは、本作の見どころとなっていました。

かつて『あしたのジョー』に感銘を受けた小山ゆうが、戦いの中で成長する物語を描きたいということで、これまで執筆した作品に用いていたギャグ調は、一切使わずに連載を開始したといわれています。歴史的大ヒット作となった『あしたのジョー』を意識するなど、今までのスポ根の図式を踏まえながら、一匹狼的な魅力をふんだんに盛り込んだ『あしたのジョー』とはちがった、「明るさや優しさがあり、真面目」な主人公像や、「まずしい家庭に育ち幼くして両親を失うが、裕福な母方の祖父母に引き取られ不自由のない生活を送る」といった境遇を描ききり、ボクシング漫画における新機軸を打ち出しました(参考:さやわか、中田健太郎「『サンデー』を彩ってきたマンガたち 主要作品解題」『ユリイカ 詩と批評 特集・週刊少年サンデーの時代』青土社、2014年3月号、209-210、218頁)。

作者は本作について、『あしたのジョー』とは全て逆の物語にしようと考えて執筆をはじめています。その象徴として、主人公・堀口元気の師匠にあたる父・シャーク堀口が、『あしたのジョー』における丹下段平や『巨人の星』における星一徹のように、自らの果たせなかった夢を弟子に託そうとしない点が挙げられます。
本作が人気があったのも、等身大の主人公に親近感を感じたかたが多かったのではないでしょうか?(^-^;


●オープニングテーマ - 『風になれ!』
作詞 - 海野洋司 / 作曲・編曲 - 森田公一 / 歌 - 堀欣也、こおろぎ'73、ザ・チャープス

エンディングテーマ - 『まっ白なリングへ』
作詞 - 海野洋司 / 作曲・編曲 - 森田公一 / 歌 - 堀欣也、こおろぎ'73、ザ・チャープス
クレジット表記が、すべて縦書きというのは珍しいです

マリンスノーの伝説(特別番組)
マリンスノーの伝説』は松本零士原作、藤川桂介脚本によるテレビスペシャル用長編アニメーション。ジャンルは「海洋冒険ロマン」。正式タイトルは『夏休み子どもスペシャル 松本零士・長編オリジナルアニメ マリンスノーの伝説』。

宇宙と同じように人類の未知の領域である海を題材に、『銀河鉄道999』の松本零士を原作・監督・総設定に迎え、テレビ朝日の「ゴールデンタイム・スペシャルアワー」第1弾として企画、製作されました。

マリンスノーの伝説

マリンスノーの伝説・制作、放送データ】
制作:井上克洋
原作・監督・総設定:松本零士
プロデューサー:高橋正樹(テレビ朝日)/中村俊也(NOW企画)/広岡修(オカスタジオ)
脚本:藤川桂介
演出:池野文雄
作画監督:山下征二
原画:佐藤徹、大西克美、中村範子、桜井美知代、川筋豊、木下ゆうき、富沢和雄、亀垣一、高橋邦仁、寺司重幸
美術:半藤克美/河野次郎
メカ設定:板橋克己
音響監督:明田川進
音楽:小笠原寛
企画制作:株式会社NOW企画
制作協力:オカスタジオ
放送日:1980年8月12日
放送時間:19:00~20:50
放送局:テレビ朝日
マリンスノーの伝説・あらすじ】
地球は、人口増加対策として海洋都市計画が実施されていました。海洋都市計画の責任者である沖博士や設計士である島岡ナミと共に海洋都市建設に携わっていた海野広は、ある日、埋立工事現場の爆発事故に巻き込まれてしまいます。事故の直後、ナミは「雪の降る故郷に帰ります」と海野広に告げて姿を消してしまいます。
広は、ナミの故郷は指宿のはずなのに「雪の降る故郷」とは? ナミに埋立地爆破容疑がかけられていると知り、広はまず指宿へと向かってみることにしたのです。

その頃、海洋科学局には「海の民の女王イザナミ」から宣戦布告が届いていたのです。海の民と陸の民の、生存を掛けた戦いが始まってしまいました・・・ 哀しくも、切ないアニメスペシャルドラマです。


マリンスノーの伝説 1980 8.12


★マリンスノーの伝説~主題歌【海に還える】鴉鷺 1980
鴉鷺と書いて(あろ)と読みます。

★マリンスノーの伝説~エンディング歌【ふたりの郷】鴉鷺 1980
OP・ED 作詞 - 白鳥英美子 / 作曲 - 白鳥澄夫 / 歌 - 鴉鷺 


闇の帝王吸血鬼ドラキュラ】(特別番組)
『闇の帝王 吸血鬼ドラキュラ』は、アメリカの怪奇コミック『ドラキュラの墓(英語版)』(日本では未訳)を原作として1980年8月にテレビ朝日系列で放送された怪奇スペシャルアニメ作品です。また、北米では、1983年に『Dracula: Sovereign of the Damned(英語版)』の英語吹き替え版タイトルとしてケーブルテレビでまばらに放送されました。
本作の成功から、翌年、同様の怪奇スペシャルアニメ『恐怖伝説 怪奇!フランケンシュタイン』が製作、放映されました。
闇の帝王吸血鬼ドラキュラ・制作、放送データ】
原作:マーベル・コミックス 『ドラキュラの墓(Tomb of Dracula)』
企画:小泉美明(テレビ朝日)、旗野義文(東映動画)、鈴木武幸(東映)
脚本:山崎忠昭
美術:秦秀信
原画:鈴木康彦、山本福雄、富永貞義、小野順三、飯山嘉昌、多田康之、飯野皓、野崎恒中、津野二朗
動画チェッカー:端名貴勇
動画:清野浩美、池田美雪、斉木美恵子、本間典子、南友子、斉藤純一郎、鈴木弥生、高実子とみ子、斉藤靖子、佐藤恭子、豊島有三、茂木久美子
背景:松本健治、石垣好春、野崎俊郎、松本邦子、襟立智子、沢田隆夫、有川智子、山崎由美子
ゼログラフ:茂木明子
トレース:前田峰子
彩色:高橋達雄
特殊効果:中島正之
仕上検査:塚田劭
美術進行:鳥本武
仕上進行:平賀豊彦
音楽:横山菁児
演奏:トランシルバニア・バロック・アンサンブル(コロムビアレコード)
録音:神原広己
音響効果:イシダサウンド
クリエイティブコンサルタント:ジーン・ペルク
演出助手:永丘昭典
記録:竹沢裕美子
撮影:白井久男
編集:田中修
現像:東映化学
キャラクターデザイン・作画監督:我妻宏
演出:岡崎稔
制作:東映(東映動画)、テレビ朝日
放送日:1980年8月19日
放送局:テレビ朝日系列
🧐ヨーロッパを追われアメリカ、ボストンに棲息していたドラキュラが、サタン大王を召喚する黒ミサのいけにえとなっていた女性に心惹かれ、彼女と結ばれ、息子・イエナスを授かり人間性を取り戻します。だが、悪魔主義者や吸血鬼の被害者遺族に追われ、息子・イエナスは殺されてしまいます。狂わんばかりに復讐鬼と化したドラキュラだったが、イエナスは神の力で成人として復活を遂げ、父親であるドラキュラ抹殺の使命を帯びてよみがえります。
かくてドラキュラとその息子イエナスとの苛酷な親子の対決が始まり、ドラキュラは自分の運命に翻弄されはじめ、故郷のトランシルヴァニアで彼を待ち受けていたのは・・・

マーベル・コミックスと提携したアニメーションで、単発のテレフィーチャー作品。【以上、書籍「夢を追い続ける男」(鈴木武幸著、2018/11/30第1刷、講談社刊)より引用】


Drácula Sovereign of The Damned 1980 Legendado BR Especial


フウムーン(特別番組)
フウムーン』のタイトルで、1980年8月31日に日本テレビ『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』のスペシャルアニメとして放送されました。90分作品。
フウムーン・制作、放送データ】
原作・製作:手塚治虫
監督・演出・構成:坂口尚
プロデューサー:堀越徹、松谷孝征、小森徹
作画監督:西村緋祿司
美術監督:宮本清司
演出助手:清水義裕
設定デザイン補:佐藤元
キャラクターデザイン:西村緋祿司
タイトル:藤井敬康
原画:伊藤誠、坂井俊一、富沢雄三、山崎和男、吉田利喜、清山滋崇、半田輝雄、金山明博、富永貞義、小林準治、三輪孝輝、正延宏三
動画:島村有美子、小西洋子、村田明子、清水恵子、高梨実紀子、今井正彦、神田郁子、石黒達也、吉村昌輝、石井康夫
録音監督:加藤敏
音楽・主題歌作編曲:大野雄二
主題歌・エンディング:「愛の星」
作詞:山川啓介 / 作編曲:大野雄二 / 歌 - ANKH
選曲:鈴木清司
効果:倉橋静男
録音:東北新社
製作:日本テレビ、手塚プロダクション
放送日:1980年8月31日(日曜) 10時00分~12時00分
放送局:日本テレビ系列
フウムーン・あらすじ】
日本の科学者・山田野博士は、核実験場の島で未知の高等生物を発見します。山田野博士は、これは人類の危機に対する警告であると国際原子力会議で報告するのですが、対立するスター国・ウラン連邦という2つの超大国はメンツを張り合うばかりでそれに耳を傾けようとはしませんでした。
やがて、この両国は些細なことから全面戦争に突入してしまいます。両国と日本の少年少女はそれぞれ数奇な運命に巻き込まれていくことになってしまいます。一方、山田野の連れ帰った高等生物はフウムーンと呼ばれる知的生命体であり、彼らはまったく別の地球の危機を理由としてある計画を立てていたのです・・・


▲Fumoon (full movie, no subtitles)


ANKH 愛の星 (1981)
主題歌・エンディング:「愛の星」
作詞:山川啓介 / 作編曲:大野雄二 / 歌 - ANKH

ここでは、藤子不二雄Ⓐの漫画『怪物くん』を原作としたテレビアニメ化作品の第2作にあたるカラー版『怪物くん』を紹介します。
怪物くん(第二作)・放送データ】
原作:藤子不二雄
作画監督:本多敏行、鈴木信一、木上益治
美術監督:川井憲
美術設定:川本征平
基本設定:芝山努
文芸:松岡清治
撮影監督:小山信夫→金子仁
音楽:筒井広志
録音監督:浦上靖夫
演出:福富博
編集:井上編集室(森田清次→井上和夫、鶴巻のり子)
録音:中戸川次男
効果:松田昭彦
色指定:野中幸子
演出助手:安藤敏彦、塚田庄英
文芸助手:羽田誠司→山本有子
プロデューサー:高橋正樹→菅野哲夫(テレビ朝日)、別紙壮一、真田芳房(シンエイ動画)
制作協力:旭通信社
制作:テレビ朝日、シンエイ動画
放送期間:1980年9月2日~1982年9月28日 188話(94回)
放送局:テレビ朝日(キー局)
怪物くん(第二作)・シンプルあらすじ】
🧐主人公の怪物くんは、ワガママで世間知らずな怪物ランド(怪物界)の王子です。父の怪物大王は将来を心配し、一人前の怪物になるべく、修業させようと、ドラキュラ、オオカミ男、フランケンをお供につけ、人間界へと送り出します。そこで住居とした怪物屋敷の隣に住む少年ヒロシと仲良くなった怪物くんは、人間界で暮らす怪物たちの面倒を見たり、全世界の征服を企む悪魔たちの秘密組織、デモーニッシュと戦いながら、修業を積んでいきます。


【MAD】怪物くん in ユカイツーカイ怪物くん
オープニングテーマ
「ユカイツーカイ怪物くん」
作詞 - 藤子不二雄 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 筒井広志 / 歌 - 野沢雅子
アニメ版のオープニングでは、主題歌が流れる前に、肝付「さぁ、始まるザマスよ」・神山「行くでガンス」・相模「フンガー」・三人の笑い声 → 野沢の「うるさーい!」の掛け声が入る。

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日本のテレビアニメ昭和徒然史(58回)SpaceRunaway編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /29 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(58回)SpaceRunaway編の今回は、1980年(昭和55年)上期(1月~6月放送開始分PARTⅣ)の作品紹介です。
若草物語』は、1980年5月3日(土曜) 14:35~15:50 (日本標準時)にフジテレビで放送されたテレビアニメ作品です。フジテレビと東映の共同製作。全1話。
ルイーザ・メイ・オルコットの著書『若草物語』を初めて単独でアニメ化した作品です。放送日時不定のスペシャルアニメシリーズ『日生ファミリースペシャル』の1作品として放送されました。
若草物語・放送データ】
原作:ルイーザ・メイ・オルコット
監督:芹川有吾(演出名義)
脚本:今戸栄一
キャラクターデザイン:山口泰弘
音楽:青木望
アニメーション制作:東映動画
製作:フジテレビ、東映
放送局:フジテレビ
放送期間 :980年5月3日 話数 全1話
若草物語・声の出演】
メグ(長女):増山江威子
ジョー(次女):杉山佳寿子
ベス(三女):麻上洋子
エミー(四女):小山茉美
母:池田昌子
父:柴田秀勝
ローレンス:永井一郎
ブルックス:井上真樹夫
マーチ伯母:中西妙子
ローリー:塩屋翼
バーンズ:岸野一彦
ハンナ:山口奈々
黒人の子:間嶋里美
婦人A:中野聖子
ナレーター:吉永小百合
協力:青二プロダクション👆
👆豪華な女性の声優陣💛加えてナレーションが吉永小百合さんなんですね。昔、1964年に公開された日本映画「若草物語」に吉永小百合さん出演していたからでしょうか。
【若草物語・あらすじ】
南北戦争時代、父が黒人奴隷解放のため、北軍の従軍牧師として出征し、家庭が女ばかりとなりながらも、慎ましく暮らす一家の約1年をえがいています。父の無事と帰還を祈り、優しい母親に見守られ、マーチ家の四人姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミーは、けっして裕福とはいえないが、明るく仲睦まじく暮らしています(もっとも、これはこの家族の豊かな時代に比して慎ましいのであって、実際には中流階級の家庭である)。家庭に起こる楽しい出来事や悩み、事件、そして大きな試練が、姉妹達を少女から「リトル・ウィメン」へと成長させます。

若草物語 (1980年)
オープニングテーマ「愛はいつ?」
作詞 - 武鹿悦子 / 作曲 - 穂口雄右 / 編曲 - 青木望 / 歌 - 堀江美都子、かおりくみこ
エンディングテーマ「春の兆きざし」
作詞 - 武鹿悦子 / 作曲 - 穂口雄右 / 編曲 - 青木望 / 歌 - 堀江美都子

伝説巨神イデオン』(英表記:Space Runaway Ideon)は、1980年5月8日から1981年1月30日まで、東京12チャンネルで全39話が放送された、日本サンライズ)制作のテレビアニメ作品です。ここでは、テレビアニメシリーズ作品の紹介をします。放送時間は1980年9月25日放送分(第21話)までは毎週木曜18:45~19:15、同10月3日放送分(第22話)より毎週金曜19:30~20:00。
伝説巨神イデオン・放送データ】
企画:東急エージェンシー、日本サンライズ
原作:矢立肇、富野喜幸
掲載:テレビランド、てれびくん、学習誌、冒険王、テレビマガジン その他、アニメ雑誌各誌
キャラクターデザイン・アニメーションディレクター:湖川友謙
メカニカルデザイン(テレビシリーズ):サブマリン
美術監督:中村光毅
総監督:富野喜幸
プロデューサー:石川博(東京12チャンネル)、松島忠(東急エージェンシー)、長谷川徹(日本サンライズ)
音楽:すぎやまこういち
ピアニスト:羽田健太郎
作画監修・レイアウト:湖川友謙
作画監督補:坂本三郎、上村栄司
タイトル:マキ・プロダクション
音響監督:浦上靖夫
制作:東京12チャンネル、東急エージェンシー、日本サンライズ
放送期間:1980年5月8日~1981年1月30日
放送局:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)全39話

伝説巨神イデオン

伝説巨神イデオン・あらすじ、製作概要】
🧐本作品のあらすじとしては、簡潔に述べるならば、宇宙に進出した価値観や文明など全く異なる2つの種族が、不幸な接触から戦争状態に陥ります。そして伝説の無限エネルギー「イデ」を巡って、誤解を重ねて終わりのない泥沼の戦いを続ける物語です。

本作はいろいろなとらえ方があると思いますが、個人的に、間違いなく日本のアニメ作品中でも、空前のスケールを誇る問題作と思っています。
『機動戦士ガンダム』テレビシリーズ終了直後の富野喜幸(現・由悠季)を総監督に迎え、『ガンダム』の劇場版シリーズと並行して制作が進められました。制作体制にとどまらず、視聴率と玩具販売の不振で打ち切られながらも、後にスタッフとファンの熱意により映画化されるという、同作品と同様の経緯をたどっています。

劇場版についてはまた改めてゆっくり紹介したいと思います。

こうした本作は、ジャンル的にはロボットアニメというカテゴリーにあてはまるのかもしれませんが、当時、最初に見た時の印象として、絶対視聴率は上がらない打ち切られると思っていました。案の定、そういう結果になってしまったようですが・・・

はっきり言って、子供が観て理解できるアニメ作品ではありません。といって大人が観ても面白いとか感じる作品ではないと思います。しかし創作側のストイックなまでのドラマや細部までの設定、引いてはバックグラウンドにあるテーマ設定にこだわりを感じます。本作のファンにはちょうど私ぐらいの世代ゾーンのファン層が多いというのもうなずけます。



伝説巨神イデオン OP 復活のイデオン AI 4K 日語字幕 (MAD·AMV) (思い出シリーズ)
オープニングテーマ『復活のイデオン』
作詞 - 井荻麟 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - たいらいさお
いつ聞いても、この詩(とくに2番)は心に響くものがあります。
日本コロムビアからは、水木一郎歌唱によるカヴァー版が発売された。


伝説巨神イデオン BGM 圧倒する力 AI 4K (MAD) (Memories series)


コスモスに君と AMV 伝説巨神イデオン ED

 作曲:すぎやまこういち 歌: 戸田恵子 作詞: 井荻麟 作監:湖川友謙/Space Runaway IDEON "Cosmos ni Kimi to"
女優の戸田恵子さん、歌唱力あります。Good Voice(^^♪


『坊つちやん』(ぼっちゃん)は、夏目漱石による日本の中編小説。現代表記では『坊っちゃん』。1906年(明治39年)、『ホトトギス』第九巻第七号(4月1日発行)の「附録」(別冊ではない)として発表。1907年(明治40年)1月1日発行の『鶉籠(ウズラカゴ)』(春陽堂刊)に収録された。その後は単独で単行本化されているものも多い。

登場する人物の描写が滑稽で、わんぱく坊主のいたずらあり、悪口雑言あり、暴力沙汰あり、痴情のもつれあり、義理人情ありと、他の漱石作品と比べて大衆的であり、漱石の小説の中で最も多くの人に愛読されている作品である。
坊ちゃん・放送データ】
(スタッフ)
監修:出崎統、
キャラクター原画:モンキー・パンチ、
アニメーション制作:東京ムービー新社
(声の出演)
坊っちゃん:西城秀樹、
山嵐:納谷悟朗、
赤シャツ:八奈見乗児、
野だいこ:田の中勇、
狸:永井一郎、
うらなり:山田康雄、
清:麻生美代子、
チビ:野沢雅子、北村弘一、鈴木れい子、嶋俊介、
ナレーター:久米明
音楽
オープニング「酔歌」
作詞 - 島崎藤村 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 歌 - デューク・エイセス
エンディング「東西南北」
作詞 - 島崎藤村 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 歌 - デューク・エイセス
挿入歌「荒城の月」
作詞 - 土井晩翠 / 作曲 - 滝廉太郎 / 歌 - 西城秀樹
🧐坊ちゃん、西城秀樹さんがキャスト。カンゲキ!!
当時フジテレビで放送されていた『日生ファミリースペシャル』の中の一作品として放送された。マドンナは登場するが、セリフは一切ありませんでした。

親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている坊っちゃんは、家族から疎まれる少年期を過ごす。そんな中、下女の清だけは坊っちゃんの曲がったことが大嫌いな性格を気に入り、可愛がってくれていた。

父親と死別後、兄から渡された600円(兄は同時に清に与えるようにと50円を渡した)を学費に東京の物理学校に入学。卒業後8日目、母校の校長の誘いに「行きましょうと即席に返事をした」ことから四国の旧制中学校に数学の教師(月給40円)として赴任した。授業は1週21時間(第7章)。そこで教頭の赤シャツや美術教師の野だいこ、数学主任の山嵐、英語教師の古賀と出会う。

赴任先で蕎麦屋に入って、天麩羅を4杯頼んだこと、団子を2皿食べたこと、温泉の浴槽で遊泳したことを生徒から冷やかされ、初めての宿直の夜に寄宿生達から手ひどい嫌がらせを受けた坊っちゃんは、寄宿生らの処分を訴えるが、赤シャツや教員の大勢は事なかれ主義から教師全体の責任としながら、坊っちゃんに生徒の責任を転嫁しようとした。この時に筋を通す処分を主張したのは、仲違い中の山嵐だった。結局生徒達は坊っちゃんへの謝罪と厳罰を受けることになるが、宿直当日に坊っちゃんも温泉街へ無断外出をしたため、外食店への出入り禁止を言い渡される。

やがて坊っちゃんは、赤シャツがうらなりの婚約者マドンナへの横恋慕からうらなりを左遷したことを知り義憤にかられる。このことで坊っちゃんと山嵐は過去の諍いを水に流し意気投合。彼らを懲らしめるための策を練る。しかし、赤シャツの陰謀によって山嵐が辞職に追い込まれることになってしまう。坊っちゃんと山嵐は、赤シャツの不祥事を暴くための監視を始め、ついに芸者遊び帰りの赤シャツと腰巾着の野だいこを取り押さえる。当初の予定通り、夜明けに山嵐と芸者遊びについて詰問し、しらを切る彼らに天誅を加えた。

即刻辞職した坊っちゃんは、東京に帰郷。清を下女として雇い、街鉄の技手(月給25円)となった。(ウィキペディアより)


【本編プレビュー】坊っちゃん|” BOTCHAN”(1980)


宇宙戦士バルディオス』は、1980年6月から1981年1月まで東京12チャンネルで放送された、葦プロダクション・国際映画社製作のロボットアニメ作品です。全31話が放送され、後に劇場版も公開されました。
宇宙戦士バルディオス・放送データ】
制作:壺田重三(国際映画社)
企画:佐藤俊彦(葦プロダクション)、壺田重夫(国際映画社)
監督:広川和之
原作構成:酒井あきよし
キャラクターデザイン:上條修
メカニックデザイン:佐藤元、亀垣一
美術:新井寅雄
色彩設定:向井稔
編集:辺見俊夫、山崎昌三
音楽:羽田健太郎
録音:小松亘弘
プロデューサー:草野和郎(第一放映)、加藤博(葦プロダクション)
製作:第一放映、葦プロダクション、国際映画社
放送期間:1980年6月30日~1981年1月25日
放送局:東京12チャンネル
放送時間帯:毎週月曜日 18:45~19:15 第1話から第13話(いずれも、東京12チャンネルにおける放送時間)
放送時間帯:毎週月曜日 19:00~19:30 第14話から第18話
放送時間帯:毎週日曜日 7:00~7:30 第19話から第31話※
※本放送時には製作上の第32話が第31話(最終回)として放送された。

🧐全39話を予定した作品であったにもかかわらず、やや高年齢の視聴者層を意識し、ハードなストーリーが展開されていましたが、作画部分でのバラつきが多かったことからアニメ雑誌での誌面獲得もできませんでした。また、たびたびの時間変更がされていました。
結局、スポンサーの経営悪化などでこれからクライマックスに入るという時に打ち切りが決定されました。しかし、広告代理店の尽力によって、当初の予定より若干1か月放送期間が延長されていました。その後放送順を調整し、敵の人工太陽作戦に対する判断ミスで地球は水没、人類滅亡が示唆されたシーンで「完」の文字が出て終了という、地球人側の全面敗北ともとれる衝撃の最終話となってしまいました。東京地区でこの最終話が放送されたのは1981年1月25日で、『伝説巨神イデオン』も5日後の1981年1月30日に打ち切りとなっている。完成済み未放送フィルムは3話分あり、コンテも最終話まで完成していました。

この衝撃的な最終話の反響は大きく、放送終了直後から問い合わせが殺到し、完全版の放送を求める署名活動、ファン集会、自主上映会が開催されていました。
製作会社もこの雰囲気を感じ取っており、アニメ雑誌への未公開ストーリーや映像の提供が積極的に行われ、さらに1981年4月には「豪華本」といわれる愛蔵本が製作元の葦プロから直接出版されました。

後年、未放送分を含む34話(テレビ放送は31話)を収録したレーザーディスクとDVD、ブルーレイディスクが発売されています。


オープニングテーマ「あしたに生きろ バルディオス」
作詞:保富康午、作曲・編曲:羽田健太郎、歌:伊勢功一


宇宙戦士バルディオス発進~合体シーン
繊細ともいえる合体シーン。

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劇場版『あしたのジョー』🥊意外な主題歌の効果

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /28 2022
◆◆日本のテレビアニメ徒然史で劇場公開されたアニメ作品などもご紹介しておりますが、1980年という年で、ちょっと紹介しておきたい作品は、3月8日に劇場公開された『あしたのジョー』です。この作品では、1970年のテレビアニメを力石戦まで再編集した劇場版となっています。力石徹や白木葉子など一部のキャストが変更されていました(俳優を起用しています)。
劇場版あしたのジョー・製作、公開データ】
監督:福田陽一郎、出崎統
脚本:福田陽一郎
原作:高森朝雄、ちばてつや
製作 川野泰彦
増田久雄
製作総指揮:梶原一騎
出演者:あおい輝彦(矢吹ジョー)、藤岡重慶(丹下段平)、細川俊之(力石徹)、檀ふみ(白木葉子)
音楽:鈴木邦彦
主題歌:おぼたけし
製作会社:三協映画=富士映画=ヘラルドエンタープライズ
配給:富士映画=日本ヘラルド映画
公開:日本、1980年3月8日
上映時間:153分
製作国:日本
言語:日本語
配給収入:5億円(「邦画フリーブッキング配収ベスト10作品」『キネマ旬報』1981年(昭和56年)2月下旬号、キネマ旬報社、1981年、 117頁より。“註・〔1980年〕12月末現在。最終配収ではありません。”

劇場版『あしたのジョー』

劇場版あしたのジョー・製作、あらすじ】
東京のドヤ街に、ふらりと一人の少年が現われる。矢吹丈(ジョー)と名乗るその少年に、一方的に叩きのめされたアル中の元ボクサー・丹下段平は、ジョーと暴力団・鬼姫会の連中との乱闘からジョーの天性のボクシングセンスを見いだす。
ジョーに「俺と一緒にボクシングをやろう!」と口説き始める。
しかしジョーは、自分に向けられる段平の情熱を利用し、小遣いをもらってはドヤ街の子供たちを引き連れ、乱行を繰り広げたあげく、犯罪に手を染め、逮捕されて鑑別所へと送られてしまうことになる。

矢吹ジョー2

そんなジョー宛てに段平から「あしたのために」の書き出しで始まるハガキが届き始める。その内容は、左ジャブの打ち方から始まるボクシング技術の講義であった。「正確なジャブのあとのストレートは威力を倍化させるものなり!」など、具体的なポイントを教えていく。時間と体力を持て余していたジョーは、そのアドバイスに従ってボクシングの練習に身を入れるようになり、自分のパンチの切れが、今までと比べものにならないほど向上していくのを実感する。

鑑別所から西と共に東光特等少年院へ移されたジョーは、豚小屋掃除の際に、西の提案で豚たちを暴れさせ、脱走を試みた。しかし、力石徹にそのジャマをされて、コテンパンに叩きのめされてしまう。その後、馬鹿にしていた青山とのボクシング対戦で防御法を身に着けることになるが、宿命の対決が再戦されないまま、力石は先に少年院を出ることになります。

力石徹
出所したジョーは、段平がライセンスを取り上げられていることをしり、ウルフ金串のジムへ乗り込み、わざとけしかけ、必殺のクロスカウンターで倒してしまいます。ジョーは記者連中を利用し、ライセンスを取得のために動いていくことになります。こうして、プロデビューし、フェザー級からバンタム級へ転向した力石との対戦を実現していくことになります。誇り高い力石は、ジョーと同じ階級で闘い、ジョーを粉砕することにかけたのです。
力石徹2

厳しい減量になることを覚悟した力石は、みずから、地下室に閉じ込め、減量と闘うことになります。減量による力石の変わりようは見られたものではなくなってしまいます。
そして、因縁の力石とジョーの対決がはじまる。両者の息をのむ激闘の末に、ジョーは敗れてしまいます。そして、その対戦直後に減量のためやせ衰えてしまっていた力石は、倒れ、息を吹き返すこともなく、死んでしまいます。そのショックで、ジョーは対戦相手の顔面を打てなくなり、満足な試合を行えなくなってしまいます。

矢吹ジョー3

そして、ジョーはドヤ街も去っていった・・・



あしたのジョー 劇場版 主題歌
「美しき狼たち」
作詞 - たかたかし / 作曲 - 鈴木邦彦 / 歌 - おぼたけし

K・O(ノック・アウト) / 清水保男
挿入歌
「K・O(ノック・アウト)」
作詞 - 村上龍 / 作曲 - ジョー山中 / 歌 - 清水保男


グッバイ・ジョー(劇場版アニメ「あしたのジョー」のテーマPART1) 歌:スザンナ・スー
「グッバイ・ジョー」
作詞 - 梶原一騎 / 作曲 - 平尾昌晃 / 歌 - スザンナ・スー

🧐私が本作を劇場で観て気がついたことですが、主題歌が作品全体のイメージづくりにかなりの影響を与えているのだと改めて感じました。本作の主題歌である「美しき狼たち」。歌い手のおぼたけしさん、本作テレビアニメ版の「あしたのジョー」全体から溢れている若さゆえ激しくもどこまでもギラギラしている雰囲気に、どこか一度しかない青春の香りとでも表現したらよいでしょうか。そんな苦くもある青春のイメージを与えています。当時、おぼたけしさん、この曲をテレビで歌っていたのを今でも覚えています。歌唱力も素晴らしいと感じました。

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日本のテレビアニメ昭和徒然史(57回)若き旅人編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /28 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(57回)若き旅人編の今回は、1980年(昭和55年)上期(1月~6月放送開始分PARTⅣ)の作品紹介です。
【燃えろアーサー白馬の王子】
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』は、『アーサー王物語』を基にしたテレビアニメ作品です。本記事では、続編の『燃えろアーサー 白馬の王子』について紹介します。
原作:トーマス・マロリー(翻案:御厨さと美)
監督:明比正行
キャラクターデザイン:野田卓雄
音楽:田辺信一
アニメーション制作:東映動画
製作:フジテレビ、東映
放送局:フジテレビ系列
放送期間 :979年9月9日 - 1980年3月30日(円卓の騎士物語)
1980年:4月6日~1980年9月21日(白馬の王子) 話数 全30話(円卓の騎士物語) 全22話(白馬の王子)

燃えろアーサー白馬の王子

【燃えろアーサー 白馬の王子・あらすじ】
 ログレス七王国に平和はもたらされたが、海の向こうではザイキングによって人々が苦しめられていた。それを知ったアーサー王子はザイキングを退治することをかたく決意します。しかし、力を貸してくれるはずのグック船長は、ザイキングによって殺害されていたのです。その場に居合わせたボスマンとピートは、グック船長の残した宝を探す旅に出ることにすなります。アーサーは身分を隠し、ボスマンたちと手を組み、時に白馬の王子となって敵と戦いながら、旅を続けていくことになるのです。

おれはアーサー
オープニングテーマ
「おれはアーサー」
作詞 - 保富康午 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 田辺信一 / 歌 - 水木一郎、コロムビアゆりかご会
エンディングテーマ
「旅たびすりゃ友達ともだち」
作詞 - 保富康午 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 田辺信一 / 歌 - 大杉久美子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会


【釣りキチ三平】
『釣りキチ三平』は、矢口高雄による日本の漫画。また、それを原作としたアニメ作品。1973年から10年間、『週刊少年マガジン』(講談社)に連載され、当時の看板作品のひとつであると共に、自然派漫画の代表的存在でした。『週刊少年マガジン』では長編を、『月刊少年マガジン』(講談社)では短編も同時連載していました。続編や単発の読み切り作品も2020年10月時点で単行本の累計発行部数は5000万部を記録しています。
矢口高雄1人による描き下ろし『パーソナルマガジン』の看板作品として『平成版・釣りキチ三平』が連載されていました。2009年3月20日に、東映配給、滝田洋二郎監督による実写映画が日本で公開されました。
釣りキチ三平

【釣りキチ三平・放送データ】
製作:本橋浩一
製作管理:高桑充
企画:佐藤昭司
構成:岡部英二
脚本:田村多津夫、富田祐弘、馬嶋満、他
作画監督:向中野義雄、岡迫亘弘、小島秀人、遠藤裕一、大坂竹志、石之博和、杉崎悠樹、小湊昇、谷口守泰、水村十司、西城隆詞、泉口薫、金沢比呂司、飯野皓、他
原画:梶谷光春、高橋明信、尾鷲英俊、山口聡、島田英明、長谷川憲生、林秀夫、金田正治、他
動画:土肥一宏、堀口広、中島京子、南部あきこ、西村絵里子、阿部毅彦、池上裕之、前田大三、浜野裕治、安達晶彦、他
美術監督:千葉秀雄
背景:小泉壮平、田沢英夫、荒井和広、吉沢正樹、他
色指定:北村喜久子
撮影監督:萩原亨→森田俊昭
編集:岡安肇、小野寺桂子
現像:東京現像所
音楽:曽根幸明、山本寛之
録音監督:小松亘弘
音響効果:森賢一
調整:田中英行
録音スタジオ:映広音響
チーフディレクター:岡部英二、新田義方
絵コンテ/演出:新田義方、中野健治、岡部英二、原田益次、竹内啓雄、康村正一、山崎勝彦、殿河内勝、小華和ためお、鈴木要、清水とおる、山口泰弘、松浦錠平、横田和善、野田作次郎、黒川文男、荻原享、宮崎一哉、佐々木正宏、棚橋一徳、千秋ひろし、腰繁男、他
プロデューサー:中島順三、渡辺忠美、増子相二郎、遠藤重夫
制作担当:田中三千哉、横尾潔、小川武司、他
制作協力:土田プロダクション、トランス・アーツ、タマ・プロダクション
制作:日本アニメーション、フジテレビ
放送期間:1980年4月7日~1982年6月28日 話数 全109話
放送局:フジテレビ系

釣りキチ三平 OP「若き旅人」 フル full ver
オープニングテーマ - 『若き旅人』
エンディングテーマ - 『俺は釣りキチ三平だ』
作詞 - 石坂まさを / 作曲・編曲 - 曽根幸明 / 歌 - MOJO(富田伊知郎)(レーベル - CBS・ソニー)


【ドラ・Q・パーマン】
『ドラ・Q・パーマン』は、原作:藤子不二雄(藤子・F・不二雄)、絵:しのだひでおによる日本の漫画作品、及び、1980年4月8日に放映されたテレビアニメ作品。漫画雑誌『月刊コロコロコミック』1979年8月号(7月14日発売)に掲載された。




ある夏休みの一日、ドラえもん、Q太郎、パーマン1号が、それぞれの相棒であるのび太(ドラえもん)、正太(Q太郎)、ミツ夫のコピーロボット(パーマン)のろくに夏休みの宿題もしないだらけた態度に愛想を尽かす。そして彼らは家出をして合流し、山奥でキャンプをする。そして、ドラえもんを探すのび太はその足取りを追って、正太とミツ夫(のコピーロボット)に出会い、見返すために「3人でわずか1日」で宿題を片付ける為に、タイムマシンを使い、同じ1日で3度それぞれの家に集まって片付けることにした。一方ドラえもんたちのキャンプは順調に進むが、突然大災害が起き、キャンプ場以外が全て壊滅してしまう。


【がんばれゴンべ】
『がんばれゴンベ』は、園山俊二の作によるギャグ漫画です。1958年7月1日から1992年7月8日まで、作者が入院するまで『毎日小学生新聞』に連載されていました。また、それを原作としたテレビアニメは、1980年4月から同年9月まで東京12チャンネル(現在のテレビ東京)にて放送されました(全63回/全77話。当初は帯番組で1回1話、その後週1回となり1回2話となりました)。また同年5月5日には過去放送した作品の中から、何本かをまとめて再放送する『がんばれゴンベ大行進』を同局の12:00~12:50で放送しました。
1977年に第6回日本漫画家協会賞特別賞を受賞しています
【がんばれゴンべ・放送データ】
原作:園山俊二
プロデューサー:江津兵太(東京12チャンネル)
チーフディレクター:光延博愛、近藤英輔
美術監督:半藤克美
撮影監督:金子仁
音響監督:山崎あきら
効果:片岡陽三
編集:岡安肇
音楽:広瀬健次郎、甲斐正人
制作担当:茂垣弘道(土田プロダクション)
録音:セントラル録音
現像:東京現像所
脚本:いずみ行夫、一色日出夫、五武冬史、松元力
絵コンテ、担当演出:近藤英輔、吉田健次郎、福原悠一、石黒昇、光延博愛、小華和ためお、菊田武勝、堀口忠彦、秦泉寺博、石崎すすむ、鈴木一郎、渋谷哲夫、又野龍也、やすみ哲夫 他
キャラクター設定、作画監督:金沢比呂司
製作協力:土田プロダクション
製作著作:東京12チャンネル(現:テレビ東京)
放送期間:1980年4月14日~同年9月30日までにて放送された(全63回/全77話)
放送局:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)
【がんばれゴンべ・あらすじ】
孫悟空の末裔である田舎育ちの山猿・ゴンベが、自らを鍛えるために東京へとやってきます。ゴンべは、都内のとある動物園に勤めている「大山さん」という人の家に居候することになります。そしていたずら好きな2人の少年と知り合いになります。 「三太郎」と「ベンケイ」である。かくして、ここに「ゴンベ・三太郎・ベンケイ」という“悪ガキ3人組”が誕生したのです・・・


がんばれゴンベOP「がんばれゴンベ」
オープニングテーマ
「がんばれゴンベ」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - こおろぎ'73
エンディングテーマ
「イタズラ3人組」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - こおろぎ'73

【ずっこけナイトドンデラマンチャ】
『ずっこけナイト ドンデラマンチャ』 は、国際映画社と葦プロダクションが制作したテレビアニメ作品です。1980年4月1から9月まで、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で放送されました。
【ずっこけナイトドンデラマンチャ・放送データ】
制作:壺田重三(国際映画社)
企画:壺田重夫(国際映画社)、佐藤俊彦(葦プロダクション)
プロデューサー:江津兵太(東京12チャンネル)、相原義彰(葦プロダクション)
脚本構成:酒井あきよし
原案:『ドン・キホーテ』(ミゲル・デ・セルバンテス)
監修:長浜忠夫、山元純市郎
演出:湯山邦彦
音楽:越部信義
キャラクターデザイン:河井ノア
美術監督:勝又激
録音演出:小松亘弘
編集:辺見俊夫、山崎昌三 他
キャスティング協力:青二プロダクション、東京俳優生活協同組合
製作:東京12チャンネル、国際映画社、葦プロダクション
放送期間:1980年4月15日~9月23日 全26話(オンエアは23話です)
放送局:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)
【ずっこけナイトドンデラマンチャ・あらすじ】
ドンデラマンチャことドンキホーテ・デラマンチャは、ドルシネア姫に一目ぼれ💛その後は姫一筋💛一方、ドルシネア姫は好奇心で「お城の外の世界も見てみたい」と召使いのノットルダムをお供に連れ城を出たりします。しかし、父である王様が病気と聞けば、すぐにとんで帰ってくるほどの親思いな娘なのでした。そんな愛しく恋しい姫のために、華の騎士道踏みしめ、姫にある日を夢に見てお供のサンチョと共に今日も旅を続けることに・・・


金田伊功「ドンはカウボーイ」
オープニングテーマ
「ドンデラ音頭 調子出てますか」
作詞 - 鈴木悦夫 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 歌 - 大塚文雄、クレープ / セリフ - 内海賢二
エンディングテーマ
「荒野の一番星」
作詞 - 鈴木悦夫 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 歌 - 大塚文雄、クレープ

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劇場映画、火の鳥2772 愛のコスモゾーン

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /27 2022
1980年という年は、色々なジャンルのアニメ作品が、出揃ってきた感がある年ではなかったかと個人的に思うのですが、ここで紹介しておきたい作品は、3月15日に劇場公開された『火の鳥2772愛のコスモゾーン』です。

手塚治虫氏が、昭和二十九年の連載開始以来、発表誌を移しながら、「生命とは何か」という人間の根源的なテーマを描いて、手塚治虫のライフワークといわれた同名の原作を映画化したものです。この作品は今までに発表されてきた原作の映画化ではなく、映画用に書き下したオリジナル作品となります。脚本は手塚治虫とテレビアニメを中心に活動してきた杉山卓の共同執筆、総監督に手塚治虫、監督は杉山卓、撮影は八巻磐がそれぞれ担当しました。

火の鳥2772 愛のコスモゾーン
【火の鳥2772 愛のコスモゾーン・製作公開データ】
原案、構成、総監督 : 手塚治虫
製作 : 市川喜一、明田川進
監督 : 杉山卓
脚本 : 手塚治虫、杉山卓
アニメーション・ディレクター : 中村和子、石黒昇
レイアウト・メカ作画監修 : 湖川友謙
美術 : 松本強、伊藤信治
設定 : もとのりゆき、篠原博士
メカデザイン : 御厨さと美
音楽 : 樋口康雄
ヴァイオリン : 千住真理子
演奏 : ORCHESTRA-2772
撮影、特殊効果 : 八巻磐
音響 : 明田川進
原画 : 高橋信也、西村緋祿司、金山明博、湖川友謙、中村和子、鈴木伸一、石黒昇、坂口尚、手塚治虫 ほか
監督助手 : 安濃高志
背景 : 小林プロダクション、小林七郎 ほか
設定ブレーン : 小松左京、ジェラルド・クック、フレデリック・ショット
オープニング・タイトルバック作画 : 渡辺義夫
モデル人形製作 : 飯沢喜七
配給: 東宝 
公開:日本1980年3月15日 アメリカ、シンガポール、フィンランド
上映時間:122分
【火の鳥2772 愛のコスモゾーン・キャスト】
ゴドー:塩沢兼人
オルガ:三輪勝恵
サルタ:熊倉一雄
ブラック・ジャック:伊武雅之
ロック:池田秀一
レナ:藤田淑子
バン(ヒゲオヤジ):大塚周夫
ピンチョ:高橋和枝
クラック:大竹宏
イート卿:久松保夫
ブーン:小林修
ボルカン:森山周一郎
火の鳥:竹下景子

火の鳥2772 愛のコスモゾーン3

【火の鳥2772 愛のコスモゾーン・ストーリー】
22世紀の初頭、世界は統一されて地球連邦となりました。社会としては極度に合理化され、そこは元老院に属するひとにぎりのエリート達によって支配される世界でした。

人間は人口過剰を防ぐために、限られた人数だけが試験管ベビーとして生まれます。一人一人が、コンピューターの精密な適性検査によって将来の仕事を決められ、専門教育を受けて育てられます。育児ロボット・オルガに育てられ、宇宙ハンターとして成長したゴドー・シンゴもそんな一人だったのです。

宇宙ハンター訓練所で、射撃の腕を教官のボルカンに見込まれて、特訓を課されるが、そのいずれにもゴドーは優秀な成績をおさめます。生きた宇宙人を使った射撃訓練以外は・・・
ボルカンに叱責されても、彼はおびえている宇宙人を目の前にして、銃の引き金を引くことができなかったのです。手本と称して宇宙人達を粉々に撃ち砕くボルカン。その夜、悪夢にうなされるゴドーの心の中に、この管理体制に対する反発が芽起き始めていたのです。彼を理解しようとするオルガ。翌朝、訓練所の前でゴドーとボルカンが衝突した時、ロボットのオルガの心の中に今までにない感情がわき起こります。オルガは次の瞬間、ボルカンの乗った車を高くさし上げて走り出し、橋の欄干に置いてきてしまいました。

ある日ゴドーは、科学センター長官のロックに、特別任務として謎の宇宙生命体2772の捕獲を命令される。見返りとして街の外へ出る許可をもらうゴドー。初めて見る海や花に「きれいだ」と心動かされます。
ゴドーはロックの許婚である上流階級の娘レナと恋愛事件を起こし、罰としてアイスランドの強制労働キャンプへ送られてしまうことになります。キャンプは非常に過酷な環境だった。そこで出会った奇妙な老人、サルタ博士は政府に批判的な言動をしたかどでキャンプ送りになったのです。

サルタにより、地球が亡びかけていることを知ったゴドー。彼がロックに捕獲するよう命令された宇宙生命体2772、つまり"火の鳥"は、宇宙生命のすべてにかかわるエネルギー体で、サルタは火の鳥の生き血を元老院がひとりじめにしようとしている、自分は世界中の人間、生き物にそれを分析してわけあたえてやりたいと言うのだった。

サルタの言葉にうたれたゴドーは、協力することを申し出た。そこにはゴドーの居場所を知ってやって来たオルガも、レナのペットだった留学生の宇宙人ピンチョもいた。大地震の混乱に乗じて宇宙船スペース・シャーク号を奪うことに成功したゴドー達は、伝説の火の鳥を捕まえ、地球を救うべくはるか広大な宇宙へ飛び立ちます

サルタの旧友バンの紹介で、火の鳥の居場所を知る宇宙人プークスと出会ったゴドー達は、一路火の鳥の元へと向かいます。だが彼らの前に、火の鳥に敗れたスペース・シャークの同型船の残骸とボルカンの死体が現れます。そして、ついに火の鳥が姿を現し、スペース・シャークに襲い掛かる。火の鳥は凶暴で、小惑星より大きい変幻自在の業火であり、宇宙の力そのものの火の鳥の前に人類の力たるスペース・シャークの武器はまったく歯が立たず、ゴドー達がボルカンの二の舞となるかに思われたとき、宇宙の力よりなお強い力が奇跡を起こす・・・


火の鳥2772 愛のコスモゾーン (手塚 治虫) 1980 ((*SUBTITLES: English, Español*))

🧐本作を当時大学生でしたが、劇場で観ての感想・意見としては、手塚治虫氏の凄さと『火の鳥』の作品の表現の難しさを感じました。本作はアニメ作としての評価はまずまずとして、人間というより『命』そのものをテーマにしているので、大きすぎて創る人、観る人それぞれでいろいろなとらえ方があると思います。しかし、手塚治虫氏は生涯、この難しいテーマを描き続けていたわけですから賛否両論があがることも想定しての製作活動であったと思います。やはり、手塚治虫氏は漫画家を超えた偉大な作家のひとりです。
手塚治虫氏は医師でもあったわけですけれども、今生きておられたらコロナ禍と戦う人間を、社会をどう表現していたでしょうかね?ふとそんなことを思いました。(^_^;)

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日本のテレビアニメ昭和徒然史(56回)ありがとう🥎編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /27 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(56回)ありがとう🥎編の今回は、1980年(昭和55年)上期(1月~6月放送開始分PARTⅢ)の作品紹介です。
宇宙大帝ゴッドシグマ』は、東京12チャンネルで全50話が放送された、東映テレビ事業部制作のテレビアニメ作品。
原作:八手三郎(連載誌 - 『テレビランド』、『てれびくん』)
プロデューサー:江津兵太(東京12チャンネル)、飯島敬、折田至(東映テレビ事業部)
音楽:筒井広志
演奏:東京室内楽協会
チーフディレクター:神田武幸(第1-10話)、田口勝彦 (第11-50話)
キャラクターデザイン:宇田川一彦
キャラクター原案:新谷かおる
デザイン協力:出渕裕
メカニックデザイン:村上克司、サブマリン
美術監督:岡田和夫、下川忠海
音響監督:河村常平
キャスティング協力:ぷろだくしょんバオバブ
アニメーション制作:グリーン・ボックス、アニメシティ、サンルック
制作協力:アカデミー製作→東京動画
制作:東京12チャンネル、東映、東映エージエンシー
放送期間:1980年3月19日~1981年2月25日 全50話
放送局:東京12チャンネル
放送時間帯:毎週水曜19:30~20:00

前番組『未来ロボ ダルタニアス』に引き続き、本作品でも東映テレビ事業部が企画を担当、アニメーション制作を外部のアニメ制作会社に委託するという体制で製作されています。『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)以来の日本サンライズとの提携が、前番組を最後に終了したのに伴い、本作品ではこれに代わる委託先としてアカデミー製作(実制作はグリーン・ボックス)がアニメーション制作を担当しています。

宇宙大帝ゴッドシグマ・ストーリー】
西暦2050年、宇宙開発を進めていた地球の人類は、250年後の未来から現れた謎のエルダー軍の奇襲を受けました。西暦2300年のエルダー星は、地球人類の侵略を受け、トリニティエネルギーを利用した地球の兵器の前に圧倒的不利の情勢にあった。彼らエルダー星人の目的はただ一つ、新エネルギーであるトリニティエネルギーを強奪し、歴史を変えることだったのです。

エルダー星人は、地球人たちが植民地化していた木星の衛星イオを占領します。そして地球のトリニティエネルギーを奪うために、コスモザウルスでトリニティシティに攻撃を開始します。闘志也たちはゴッドシグマで地球とトリニティエネルギーを守り、そしてイオを奪還するべく、長い戦いを繰り広げてゆくのです・・・


オープニングテーマ - 『がんばれ!宇宙の戦士』
歌 - ささきいさお、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
エンディングテーマ - 『レッド・ブルー・イエロー』
歌 - かおりくみこ、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
2曲共に、作詞 - 八手三郎 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 武市昌久 /レーベル - 日本コロムビア

キャプテン』は、ちばあきおによる野球漫画。ここでは、これを原作として制作された複数の作品(アニメ・実写映画)の中で、テレビアニメ作品について紹介します。
本作は野球漫画ですが、今まで主流だった『魔球などの非現実的な技を活用する熱血野球漫画』と違い、『欠点を持ち合わせた等身大のキャラクターが、仲間と一緒に努力しながら(監督は不在)成長していく過程』を描きながら、読者に受け入れられ、スポーツ漫画としての新たなスタイルをつくった作品といえます。また、当初の主人公であった谷口が卒業したのちも、代々のキャプテンを主人公にすることで連載を継続した点も特長の一つといえます。
原作:ちばあきお
監督:出崎哲
製作:村田英憲
企画:吉川斌(日本テレビ)・霜田正信(エイケン)
プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)・渡辺米彦(エイケン)
総作画監督:国保誠・清水恵蔵
美術監督:遠藤守俊
撮影監督:高橋昭治
色彩設定:鬼沢富士男
録音監督:壺井正
音楽:木森敏之
動画チェック - 伊藤ひろ子・小椋真由美・宇田八郎・北川美樹・関口重晴
チェッカー - 中沢邦夫
特殊効果 - 堀田みな
編集 - 川名雅彦・平田光宏
現像 - 東洋現像所
効果 - 石田秀憲・小林真二・井上裕(イシダサウンド)
調整 - 栗林秀年
録音 - グロービジョン
協力 - マジックバス・スタジオコスモス・はだしプロ・サカエ企画・ノムラタイプ・スタジオルック・サンルック・ポップ・キュープロ・アートアニメスタジオ
制作担当 - 関孝行・深見克彦・井上博明・近藤栄三・若林敏生
制作 - 日本テレビ・エイケン
放送期間: 1980年4月2日・8月20日 1983年1月10日~7月4日

★1980年4月2日(水曜日)に、19:30~20:54の時間帯において、テレビスペシャルとして単発で初めてアニメ化されました。ニールセン調べで17.5%の好視聴率を獲得し、放送した日本テレビへは反響の手紙が殺到しました。これを受けて、同年8月20日に再試合を描いた新作場面30分を追加して21:00~22:56(水曜ロードショー)の2時間枠で再放送が行なわれ、前回を上回る視聴率20.7%を得た。

1981年の夏休みには劇場アニメ映画が公開されて、さらにテレビシリーズ化が決定した作品です。テレビシリーズは1983年1月10日から7月4日まで、日本テレビ系列で毎週月曜19:00~19:30に全26話が放送されました。ストーリーは谷口の墨谷二中野球部への入部から、イガラシキャプテン期の夏の地区大会決勝戦で江田川中と対戦するまでが描かれており、またアニメ制作に当たっては、監督の出崎哲が率いるアニメ制作会社マジックバスが大きな役割を果たした。2021年4月25日より、tvkにおいても毎週日曜20:27~20:55にて、テレビシリーズの再放送が実施されている。

キャプテン アニメ
キャプテン・あらすじ】
🧐中学2年時に野球の名門・青葉学院中学校から墨谷第二中学校(墨谷二中)に転校してきた主人公・谷口タカオは、野球部へ入部するためにグラウンドを訪れ、練習に参加しようと青葉時代のユニフォームに着替えた。そのユニフォームに気付いた野球部員は、勝手に谷口を名門青葉のレギュラー選手だったと思いこんでしまう。
しかし実際は、谷口は2軍の補欠でレギュラーにほど遠い選手だった。そのことを気が弱くて言い出せない谷口は一度は諦めかけるが、大工を営む父の叱咤激励を受けて、周囲の期待に応えるべく陰ですさまじい努力を続ける。やがて谷口の球に食らいついていこうとする姿勢を見抜いていた先代キャプテンに、4番でサードのポジションへ抜擢します。そして、そればかりか見込まれてキャプテンに選ばれるまでになり、試行錯誤しながらチームを引っ張っていくことになるのです。

谷口の卒業以降も連載は続き、新キャプテンを主人公として墨谷二中野球部が強豪へと成長する様子を描いていった。
本作では、野球部部員みんなも、平凡なキャラクターだけど、野球をとおして一生懸命頑張る姿が、感動的で野球をしらない子供から大人まで夢中になる青春漫画といったほうが、いちばんあってるのかもしれません。
野球のイチローをはじめ、プロ野球選手となる人が愛読していた例がおおいそうですよ。『キャプテン』GoodPlay!!といったところでしょうか。


【公式】キャプテン 第1話「キャプテン誕生」
オープニングテーマ
「君は何かができる」
作詞 - 山上路夫 / 作曲・編曲 - 木森敏之 / 歌 - 99Harmony
エンディングテーマ
「ありがとう」
作詞 - 山上路夫 / 作曲・編曲 - 木森敏之 / 歌 - 99Harmony
個人的に、OPよりEDの「ありがとう」が大好きな曲です。

ムーの白鯨』は、日本テレビ系列で放送されたよみうりテレビ、東京ムービー(トムス)制作のテレビアニメ作品です。
ムーの白鯨・放送データ】
企画:福尾元夫(よみうりテレビ)
プロデューサー:山根治(よみうりテレビ)、赤川茂(東京ムービー)
作画監督:香西隆男
メカニック・デザイナー :青木悠三
美術監督:石垣努
撮影監督:新井隆文
録音監督:山崎あきら
選曲:赤塚不二夫(漫画家の赤塚不二夫とは、同姓同名の別人)
音楽:羽田健太郎
文芸担当:小野田博之
制作担当:松元理人
チーフ・ディレクター:今沢哲男
メカ修正:金田伊功、亀垣一、本橋秀之
原画:前田実、清水恵蔵、鈴木欽一郎、四分一節子、山本福雄、林一哉、河村信道、高橋英吉、鈴木幸雄、新川信正、小和田良博、大島秀範、端名貴勇、森一浩、小野順三、野崎恒仲、林一也、川筋豊、鍋島修、鍋島正勝、西山里枝、多田康之
背景:原豊、香川雄、伊藤夏子、佐藤佳子、杉浦千里、佐藤久美子、朝田和枝、増田直子、上野育子
仕上:森田清之、三浦亨、小田部香澄、渡辺とし美、藤原かつみ、梅田洋子、斉藤繁子、松浦邦子、長尾美代子、上原和子、直井マヤ、平田真紀子、田沼玲子、斉藤圭子、岸邦子、大村和子、黒岩佐和子、菊地真理
録音調整:小野敦志
効果:横山正和
撮影:ティ・ニシムラ
編集:鶴渕允寿、高橋和子
タイトル:高具秀雄
色指定:砂川千里、工藤秀子、池内道子
制作進行:吉田力雄、柳内一彦、岩田幹宏、水沼健二、南部正昭
録音:東北新社
現像:東京現像所
制作:よみうりテレビ、東京ムービー
放送期間:1980年4月5日~同年9月27日 全26話
放送局:制作局のよみうりテレビでは1980年4月5日から同年9月27日まで、関東の日本テレビでは制作局より1日早い、1980年4月4日から同年9月26日まで放送されました。
ムーの白鯨・概要】
トムス初の原作なしオリジナルアニメとしてのSF作品です。本作は、 当初から海外での放映を意識して制作されたので、主人公たちの名前が「ケン」「ジョー」「シン」等、多国で通じやすい人物名になっています。

"MOBY DICK 5" のタイトルで海外へ売り込みが図られ、イタリアなどで放送されていました。他にも、"MU THE WHITE また、台湾、中国(台湾放送版に流用)におけるタイトルは『大白鯨』。




ムーの白鯨
ムーの白鯨・ストーリー】
1982年3月、惑星直列の現象がおきます。このとき、世界各地に異常現象が相次ぎます。実は、太陽系某所に3万年の時を超え、アトランティス大陸が、出現したことが原因だったのです。一方、時を同じくして太平洋の深海に巨大なモノが目覚めたのです・・・

こんな伝説がありました。今から3万年の昔、地球には文明の発達した二つの大陸がありました。アトランティスとムーである。ムーは、平和を愛する海の民であり、白鯨をシンボルとし、太陽は燦々と降り注ぎ、人々は平和に暮らしていました。一方、アトランティスはコンドルをシンボルとする山の民であり、戦いを好んだというのです。科学を高度に発達させるオリハルコンを持つアトランティスの帝王ザルゴンは、その力をもって一段と強力な軍事国家を造り上げていきました。ムーの指導者ラ・ムーはアトランティスとムーの力の対決が、地球を滅ぼすことを案じ、自らの力と引き換えにアトランティスを異次元へと飛ばしてしまったというのです。一方、ムーも海面下に没した。

現代に蘇ったアトランティスは失われた力の源・オリハルコンを求め、地球へ侵攻を開始します。 一方、あらかじめこのことを予期していたラ・ムーは、自らの脳を白鯨に移し替え、3万年の時を超えて蘇ります。
イースター島に集められた少年少女たちは、白鯨のもと、ラ・ムーの娘マドーラとともに、アトランティス帝国に立ち向かっていくことになるのです。

🧐本作は、まだ日本にファンタジー感覚のアニメ作品はあまりの無かった時代に、異色のSFファンタジーアニメ作品だと思います。ご覧になられたことのないかたは是非。


【公式】ムーの白鯨 第1話「白鯨めざめる!」”MOBY DICK 5” EP01(1980)
オープニングテーマ
「ムーへ飛べ」
作詞 - 山川啓介 / 作曲 - 浜圭介 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 水木一郎、杉並児童合唱団
エンディングテーマ
「信じるかい」
作詞 - 山川啓介 / 作曲 - 浜圭介 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 水木一郎

スーキャット』は、ナックが制作した日本のテレビアニメ作品です。東京12チャンネルにて、1980年4月から同年12月まで放送された。
企画はクラウン音楽芸能とよみパック。擬人化された猫キャラクター達が織り成す物語で、アイドル歌手を目指す「スー」を主人公としたまさしく“猫版・スター誕生”です。
スーキャット・放送データ】
原作・脚本:伊東恒久
脚本:伊東恒久
キャラクターデザイン:フロントパブリシティー
音楽:井上忠也
アニメーション制作:ナック
製作:旭通信社、ナック
放送局:東京12チャンネル
放送期間:1980年4月6日 - 12月29日
話数 全40話(全20回)15分枠

🧐主人公「スー」のモデルとなったのは、キャンディーズの田中好子(スー)です。スーにはラン(伊藤蘭)、ミキ(藤村美樹)という姉妹がいて、イメージソングでは3匹の母親の名前が「キャンディ」であるなど、キャンディーズがモデルになっていました。ただし、モデルとなった本家キャンディーズは親戚・血類関係はありません(~o~)
スーキャット・ストーリー】
事故によって記憶を失った少女・スーは、離れ離れになってしまった家族と再会するために、プロの歌手になる事を決意します。歌手として有名になれば、テレビへの出演機会もあろうし、母や妹達に又めぐり会えるかもと考えたからなのでした。様々な困難を乗り越えた末、漸く姉妹のランやミキとの再会を果たしたスー。その後、スーは姉達と「スーキャット」というトリオを結成し活動を始めるのですが・・・。


オープニングテーマ
「夢見るスーキャット」 
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 井上忠也 / 編曲 - エジソン / 歌 - 鶴岡弥生

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日本のテレビアニメ昭和徒然史(55回)タスケテー編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /26 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(55回)タスケテ―編の今回は、1980年(昭和55年)上期(1月~6月放送開始分PARTⅡ)の作品紹介です。
『無敵ロボ トライダーG7』は、1980年(昭和55年)2月2日から1981年(昭和56年)1月24日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST) の時間帯で全50話が放送された日本サンライズ制作のロボットアニメである。

原作:矢立肇
監督:佐々木勝利
シリーズ構成:星山博之
キャラクターデザイン:佐々門信芳
メカニックデザイン: 大河原邦男、出渕裕
アニメーション制作:日本サンライズ
製作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
放送局:名古屋テレビ
放送期間 1980年2月2日~1981年1月24日 全話数 全50話
放送時間帯:毎週土曜日17:30 ‐18:00

個人的な意見ですが、本作に登場してくる“”竹尾ゼネラルカンパニー“”の設定が面白いです。社長以下全社員5名の零細企業の竹尾ゼネラルカンパニー。万能ロボット「トライダーG7」を使って土木作業からゴミ運搬業務、地球を襲う怪ロボットの撃退などあらゆる業務をこなす「宇宙の何でも屋」です。

当初は、倒産寸前の貧乏会社で、防衛軍からの出動要請をありがたく請け負っていました。ロボット帝国の侵略を撃退した実績によって経営が安定したようで、最終話では、ロボットの来襲がなくなったことで危険な仕事が無くなり、大団円を迎える展開となりました。シャトルに速度検知型爆弾が仕掛けられた際には、戦闘中のワッ太を助けるため、社員一同が迷わず特攻を敢行するなど、団結力においては家族と変わらぬ絆を表現されていました。個人的に好きな作品です。GoodJob


【第1話】無敵ロボ トライダーG7〔サンチャン〕
オープニングテーマ:『トライダーG7のテーマ』
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲・編曲 - 茅蔵人 / 歌 - たいらいさお
※27話よりオープニングアニメーションの内容が一部変更され、新シャトルやトライダー・ビーグル、イーグル等のカットが新たに挿入された。
エンディングテーマ:『俺は社長だ』
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲・編曲 - 茅蔵人 / 歌 - たいらいさお

【タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン】
『タイムボカンシリーズ』第4作である本作品は、今までのシリーズで踏襲されてきた「モノ探し」の要素ではなく、歴史を守る側と歴史の改ざんを狙う側との戦いが中心で、各回のストーリーも日本昔話や世界名作童話に代わって「歴史上の人物や歴史上の出来事」がテーマとなっています。この他にも、敵と味方が同一の組織に所属している点や、各キャラクターの過去やその因縁などを描いていたりと随所に新しい試みがなされていました。悪玉側の新キャラクターの加入は前作より引き継がれ、本作品では、人間キャラのゲキガスキーを加えて4人体制としています。
【タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン・放送データ】
原作:タツノコプロ企画室
監督:笹川ひろし
脚本:小山高男ほか
キャラクターデザイン:天野嘉孝
メカニックデザイン:大河原邦男
製作:フジテレビ、タツノコプロ
放送局:フジテレビ
放送期間:1980年2月2日~1981年1月31日 話数 全53話

タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン

【タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン・本作のおもろいところ】
🧐今までのこのシリーズで、ずっこけた時の台詞は「アラー!」と、どちらかといえば平凡でしたが、本作品では両手を上げて「ブレー!」と叫ぶ様になりました。これが好評となり、後続の作品でも『ヤットデタマン』の「コケー!」や『逆転イッパツマン』の「シビビーン!」など、(笑)に決め台詞とポーズによるずっこけの描写が踏襲されることになりました。
そして、登場するメカが動物スタイルなのは前作までと同じですが、従来シリーズのデザインと比べ、本作品ではより細かなディテールが盛り込まれています。また悪玉のメカも当初の顔メカから、物語中盤以降は、そのデザインコンセプトが多彩なものとなっています。
歴史を変えようとする者たちから、正しい歴史を守るタイムパトロール隊。その隊員であるアターシャたち落ちこぼれ三人組は、謎の人物トンマノマントにそそのかされ、偉人として名を残すために悪の手先オジャママンとして歴史の改変を狙う。しかし、同じく隊員のヒカルとナナは、その野望を阻止するために正義の味方オタスケマンに変身。互いに正体を知らないまま、様々な時代で歴史を賭けた攻防を繰り広げる(笑)。大変面白~い作品!GoodJob


【タイムパトロール隊オタスケマン】 第1話「オタスケマンVSオジャママン」
オープニングテーマ
「オタスケマンの歌」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - 山本正之、少年少女合唱団みずうみ
エンディングテーマ
「アーウー・オジャママン」(第1話 - 第22話)
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - 山本まさゆき、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也
歌詞中の「アーウー」は当時の首相・大平正芳の、「ホーホー」は大平首相の政敵だった当時の前首相・福田赳夫の口癖である。
「がんばれオジャママン」(第23話 - 第53話)
作詞 - 内間稔 / 作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - 山本まさゆき

モンチッチというのは、そもそも東京都葛飾区の人形やぬいぐるみなどのキャラクター商品を企画・製造・販売する製造業の企業がつくったマスコットキャラクターです。猿に似た妖精の生き物をイメージした人形、正確には、顔と手、足の部分は人形(ビニール)で、胴体はぬいぐるみです。ちなみにデザイナーはワシの良春さんです。ここでは、そのモンチッチを登場してくるアニメ作品の紹介です。
ふたごのモンチッチ・放送データ】
製作:佐藤俊彦、壷田重夫
監督:秦泉寺博
構成:酒井あきよし
総作監:田中保
美術:勝又激
録音:小松亘弘
制作担当:網野哲郎
プロデューサー:加藤博
製作:国際映画社、葦プロダクション
放送期間:1980年(昭和55年)2月4日~8月1日)
放送局、放送時間:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で毎週月曜から金曜の朝6:55〜7:00。関西テレビでは、朝7:15~7:20に遅れて放送。
現在は、dアニメストア で配信中。
ふたごのモンチッチ・あらすじ】
ある時は釣りのチャンピオン、またある時は冒険家、頼りになるけどちょっとあわてんぼうのモンチッチくん。甘ったれでなき虫、だけどお兄ちゃんが大好きなかわいい妹モンチッチちゃん。そんなおませでやんちゃな双子のモンチッチが元気いっぱいかけまわる!毎日が冒険のちょっと不思議な物語。たくさんのお話が子供たちの胸に、わくわくする気持ち、夢見る心を届けます。

🧐驚くなかれ、2014年(平成26年)セキグチの広報によるとモンチッチは「現在までに世界二十数か国で累計7000万個を販売」しているのだそうです。国内では、ご当地モンチッチも多数ありますが、モンチッチは、海外でも大変人気が高いマスコットキャラクターなのです。SuperJob!!


もんちっちOP主題歌
「ふた子のモンチッチのうた」
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 高田弘 / 歌 - いとうのりこ

魔法少女ララベル』は、藤原栄子原作、東映動画製作の魔法少女アニメである。1980年2月~1981年2月にテレビ朝日系列にて放映されました。全49話。15年にわたって製作された東映魔女っ子シリーズの最終作である。
魔法少女ララベル・放送データ】
原作:藤原栄子
脚本:辻真先、曽田博久、城山昇、金春智子、安藤豊弘
アニメーション制作:東映動画
製作:テレビ朝日、旭通信社、東映動画
放送局:テレビ朝日系列
放送期間:1980年2月15日~1981年2月27日 話数 全49話

🧐今までの東映動画魔女少女アニメでは、日本を舞台としたものでも、無国籍な要素を持っていたものが多いのですが、本作は下町が舞台で、より日本らしさを打ち出しているのが特徴です。ことわざや格言をストーリーに織り込んで展開しているのもその一つで、ほとんどの回で作造おじいさんが、取り上げたことわざや格言を語って話を締めるというパターンがとられていました。
魔法少女ララベル・あらすじ】
魔法界で修行に励んでいたララベルは、魔法の道具が入った魔法のカバンを盗み出したビスカスを見かけます。魔法のカバンを取り返そうとするが、ビスカスの使った魔法の道具により、ともに人間界に落ちてしまう。二つあった魔法のカバンは、それぞれの手の中へ・・・

魔法界の常識は通用せず、魔法界に帰ることもかなわず、行き場を失うララベルですが、情に厚い親切な立花老夫婦に助けられ、立花家に居候することになります。老夫婦の孫で、親元に戻ったテル子ことテコ、その親友のトコ(松宮トシコ)とも仲良くなり、人間界で生活をし、次第に人間界を好きになっていた。

一方のビスカスは、詐欺師まがいの男、落葉を仲間にし、盗み出した魔法道具も使って、人間界でこざかしい悪事を働くようになります。が、いつも詰めが甘く、ララベルの活躍もあってそれらは失敗に終わります。当然彼らへの世間からの風当たりは強くなっていきます。ララベルが人間界にやってきて一年たち、ビスカスがララベルの持つ魔法のカバンを奪おうと画策します。ギャング映画に感化され、ビスカスは咲花町の裏世界のボスを目指し、カバンを奪いライバルに勝利しようとしたのです。ララベルの「人間と仲良くしたら」との説得も聞かず、「どんなに仲良くなっても魔法使いは人間にはなれない」と毒づく。そして立花老夫婦を誘拐し、魔法のカバンを要求する始末。

立花老夫婦をだまし、首尾よくカバンを奪い取ったビスカス。が、魔法でコウモリの姿にかえた落葉のことを忘れてしまいます。元に戻れず困った落葉は、ララベルに助けを求めます。ララベルは落葉に案内されて雪山の隠れ家を突き止めた。そして再びカバンを奪い返し、二人は魔法合戦を繰り広げる。やがて日も暮れ、お互いの魔法のカバンの中の魔法道具がすべて尽きてしまい「道具が尽きれば魔法は消える」とのメモを見つけ唖然とします。二人は魔法の使えない、ただの人間になってしまったのです。

雪山で遭難しかかる二人。しかしコウモリの姿のままの落葉をはじめ、落葉から居場所を聞いた咲花町のみんなが一晩かけて探し出しました。皆と再会したところで、魔法のカバンやララベルの魔法のバトン、ビスカスのシルクハットが消え、魔法は完全に消えてしまいます。この一件ですっかり改心したビスカスは、元に戻った落葉とともに人間の修行をするために旅立つことに。ララベルもまた、普通の人間として友達らと暮らしていける喜びで笑顔に・・・


魔法少女ララベル OP&ED ((STEREO))
オープニング「ハローララベル」
エンディング「魔法少女ララベル
作詞:伊藤アキラ/作曲:いずみたく/編曲:親泊正昇/歌:堀江美都子・コロムビアゆりかご会

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日本のテレビアニメ昭和徒然史(54回)ふしぎな旅編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /25 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(54回)ふしぎな旅編の今回は、1980年(昭和55年)上期(1月~6月放送開始分PARTⅠ)の作品紹介です。
『トム・ソーヤーの冒険』は、1980年1月から12月まで、フジテレビ系列で放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメ作品です。「世界名作劇場」の第6作目にあたります。
原作はアメリカの作家・マーク・トウェインの長編小説『トム・ソーヤーの冒険』(The Adventures of Tom Sawyer)。
トムソーヤの冒険・放送データ】
原作:マーク・トウェイン
監督:斎藤博
脚本:宮崎晃ほか
キャラクターデザイン:関修一
音楽:服部克久
アニメーション制作:フジテレビ・日本アニメーション
放送局:フジテレビ系列
放送期間 1980年1月6日~1980年12月28日 話数 全49話
放送時間帯:毎週日曜19:30~20:00
トムソーヤの冒険・作品概要、特徴】
物語の舞台が、1840年代の開拓時代のアメリカである事を含め、基本的には原作に沿った内容です。部分的に改変されているエピソードも存在する。放送当時の日本では、未成年で問題とされる飲酒・喫煙の描写はカット、一部では物語の時系列も異なり、本作品では後半の第38話でインジャン・ジョーのロビンソン先生の殺人が起きるが、原作ではトムがインジャン・ジョーの殺人を目撃するのは、前半の第9章辺りからとなっています。

また前番組『赤毛のアン』と同様に、同じ原作者の別の作品からエピソードや登場人物を引用している部分もあります。例えば第30話で登場するハックの父親は、原作の続編に当たる『ハックルベリー・フィンの冒険』に登場する人物で、続く第31話でポリーおばさんが、トムらのいたずらで数が数えなくなるエピソードも、同じく『ハックルベリー・フィンの冒険』のサリーおばさんのエピソードを置き換えたものです。

トムソーヤの冒険 アニメ
トムソーヤの冒険・ストーリー】
時代は19世紀半ばのアメリカ。ミシシッピー川沿いの田舎町「セントピーターズバーグ」に住む少年トム・ソーヤーは、いたずらが大好きな男の子です。親友のハックや仲間たちと森で野ブタを捕まえたり、川で海賊ごっこをしたり、毎日ワクワクするような冒険が大好きです。ある日、トムとハックは深夜の墓場で恐ろしいならず者のインジャン・ジョーが殺人を犯すのを目撃してしまいます。インジャン・ジョーは無実のマフ・ポッターに罪を着せようとするが、トムはマフを救うため、勇気を出して裁判所で目撃したことを話します。しかし、インジャン・ジョーは、トムの証言のさなか、裁判所から逃げ出してしまい、行方知れずとなってしまいます。

その後、ハックの新しい住処探しに幽霊屋敷へ出かけた二人は、インジャン・ジョーが、莫大な財宝を運び出すところを目撃します。夏休みの終わり、洞窟探検に出かけたトムは、ベッキー・サッチャーと二人で道に迷ってしまい、洞窟に隠れていたインジャン・ジョーに捕まってしまうが、二人を探しにきた保安官に助けられます。そして、インジャン・ジョーが隠していた財宝をハックと二人で発見し、大金持ちになる。しかし、二人は相変わらずいたずらばかり繰り返しの毎日なのでした。


トム・ソーヤーの冒険 第1話「トムとハックとブタ騒動」
オープニングテーマ
「誰よりも遠くへ」 (読み:だれよりもとおくへ)
作詞 - 山川啓介 / 作曲・編曲 - 服部克久 / 歌 - 日下まろん
エンディングテーマ
「ぼくのミシシッピー」
作詞 - 山川啓介 / 作曲・編曲 - 服部克久 / 歌 - 日下まろん
※作品舞台がニューオーリンズに近いため、オープニングテーマや挿入音楽は、ジャズの影響を受けたものが多いです。『金髪のジェニー』、『ケンタッキーの我が家』、『故郷の人々』(いずれもスティーブン・フォスター作詞・作曲)も度々使用されています。また、オープニングテーマ・エンディングテーマは、挿入歌としても使われることが多かった。


【森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット】
『森の陽気な小人たち ベルフィーとリルビット』は、1980年1月から同年7月まで東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で放送されていたテレビアニメです。タツノコプロと東京12チャンネルの共同製作。全26話。
【森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット・放送データ】
原作:柳川茂、宮田知行、タツノコプロ
監督:林政行(チーフディレクター名義)
脚本: 山本優、佐藤和男、酒井あきよし、小山高男(小山高生)、三宅直子 ほか
キャラクターデザイン:下元明子、森田浩光
音楽:渡辺岳夫
アニメーション制作:タツノコプロ
製作:タツノコプロ、東京12チャンネル
放送局:東京12チャンネル
放送期間:1980年1月7日~同年7月7日 全26話
放送時間帯:毎週月曜 19:30~20:00 。
【森の陽気な小人たちベルフィーとリルビット・ストーリー】
🧐本作は一言でいうなら、メルヘンです。森で暮らしている、ファニット族のみなし子のベルフィーと、いつも元気なリルビット。この2人を中心に、大自然の中で動物たちと楽しく暮らす小人たちのお話と、ベルフィーとリルビットが繰り広げる冒険を描いています。


森の陽気な小人たち ベルフィーとリルビット 第1話「森のこどもまつり」
「森もりへおいでよ」
作詞 - 保富康午 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 大杉久美子、こおろぎ'73
エンディングテーマ
「おやすみチュチュナ」
作詞 - 保富康午 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 松山祐士 / 歌 - 大杉久美子


ニルスのふしぎな旅』(スウェーデン語:Nils Holgerssons underbara resa genom Sverige/ニルス・ホルガションの素晴らしきスウェーデン旅行」)は、スウェーデンの女性作家セルマ・ラーゲルレーヴが執筆した児童文学です。1906年に第一部、1907年に第二部が刊行されています。

14歳の少年ニルス・ホルガション少年が、妖精によって小人にされ、ガチョウのモルテンやガンの群れと一緒にスウェーデン中を旅するという話です。この物語は、本来、スウェーデンの子供達が自国の地理を楽しく学べる様にスウェーデンの国民学校教員協会の読本作成委員会が、セルマ・ラーゲルレーヴに執筆を依頼したものと言われています。

1955年以降2回、アニメーション作品が制作された他、1962年にスウェーデンにて実写映像作品が、2011年にスウェーデン・ドイツにて、実写およびCGによる映像作品も製作されています。

スウェーデンの20クローナ紙幣の表面には、作者セルマ・ラーゲルレーヴの肖像が、裏面にはモルテンに乗っているニルスの絵が印刷されています。またスウェーデンの地図制作会社Tele Atlas(英語版)社(2007年、世界三大メーカーの一つでもあるオランダのトムトム傘下になった)のロゴマークのモチーフにもなっています。
ニルスのふしぎな旅・制作、放送データ】
原作:セルマ・ラーゲルリョーブ
チーフディレクター:鳥海永行
プロデューサー:神保まつえ、森島恒行、平井寛
企画:原正次、石川茂樹
作画監督:岡田敏靖
原画:岡田敏靖、高橋資祐、半田輝男、前田康成、田中亨、山崎隆生、他
動画チェック:上梨一也、藤田茂
仕上検査:小磯栄子、西香代子
オープニングアニメ:羽根章悦
エンディングアニメ:中村泰敏
キャラクターデザイン、作画監督:岡田敏靖
作画監督補佐:道下有希子、宮川洸二
美術監督:中村光毅
撮影監督:都島雅義
録音監督:斯波重治
特殊効果:朝沼清良
色指定:内田千代子
音楽:チト河内
背景:デザインオフィスメカマン、プロダクションアイ
仕上:アートキャッツ
撮影:緒方プロダクション
編集:戸田礼子
現像:東京現像所
調整:桑原邦男
効果:イシダサウンド
録音制作:千代田プロダクション
タイトルデザイン:杉澤英樹
制作デスク:伏川政明
製作担当:松本堯一
設定進行:木村房代
製作進行:久保真、神島功、阿部信雄
アニメーション制作:スタジオぴえろ
製作:学研
企画・制作:NHK(※再放送はノンクレジット)
放送局:NHK総合テレビ
放送期間:1980年1月8日から1981年3月17日 全52話

ニルスのふしぎな旅
ニルスのふしぎな旅・制作、あらすじ】
スウェーデン南部・西ヴェンメンヘーイに住んでいる少年ニルス。彼はわんぱくでいたずら好きなのですが、よく家畜をいじめてばかりいました。

ある日曜日の朝に、両親が教会に行って留守の間に、ニルスは妖精を見つけて捕まえます。しかし、妖精に魔法をかけられ、ニルスは小人にされてしまいます。小さくなったニルスは、動物の言葉は理解できるようになるのですが、普段いじめられていた家畜たちは、ニルスの小さな姿を見て、ここぞとばかりに復讐しにかかります。ガチョウのモルテンがたまたま通りかかったガンの群れに「飛べない鳥」とからかわれ、悔し紛れに飛び立ったところ、モルテンを捕まえようとしたニルスも一緒に飛び立ってしまいます。ニルスとモルテンは、ガンの群の女隊長アッカに認められ、ガンたちと一緒にラップランドを目指して旅することになりました。

ニルスはモルテンの背中に乗ってガンたちと共に空を飛び、様々な土地を訪れる。ニルスはアッカ隊長やモルテンをはじめガンの仲間に、時には励まされ時には厳しい叱咤を受ける。行く先々で様々な動物たちと出逢い、触れ合ううち、ニルスは次第に成長していきます。

やがて一行はラップランドに到着し、ひと夏を過ごす。秋になり、南のスコーネ地方を目指して再び帰路へと旅立ちます。ニルスの家が近づくと、アッカ隊長は、ニルスに妖精からの伝言として、元に戻るにはモルテンの命を生け贄に差し出さなければならないと宣告します。一足先にモルテンがニルスの家へ帰ると、ニルスの両親はモルテンを売るために絞め殺そうとしていたのです。ニルスは、思わずモルテンを殺してはいけないと叫び、気が付くと人間に戻っていました。

帰ってきたニルスが、勤勉な少年に成長したことに両親は大喜び。人間に戻ったことで鳥の背中には乗れず動物の言葉もわからなくなったニルスでしたが、夜明けと共に飛び去ってゆくガンの仲間たちに別れを告げたのでした。

🧐本作は、原作のもつ民話調が生かされていて、子供ばかりでなく大人も夢中になれる作品でしたね。私もけっこうはまってみていました。


ニルスのふしぎな旅 닐스의 신기한 여행 The Wonderful Adventures of Nils
🧐やっぱりこの歌は、加橋かつみさんですよね(^^♪
●オープニングテーマ - 「ニルスのふしぎな旅」
作詞 - 奈良橋陽子、藤公之介 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 歌 - 加橋かつみ
編曲 - チト河内(レコード・CDではクレジットされているが、オープニングと『みんなのうた』ではクレジットなし)
●エンディングテーマ - 「いつまでも友だち」
作詞 - 奈良橋陽子 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - チト河内 / 歌 - 加橋かつみ
🧐加橋 かつみ(かはし かつみ、1948年2月4日 - )さんは、日本のミュージシャン、音楽プロデューサーであり、ザ・タイガースの元メンバー。本名、高橋 克己(たかはし かつみ)。トッポさんとお呼びしたほうが、我々の世代には親しみがありますね。


【メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行】
『メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行』は、1980年(昭和55年)1月から同年7月までフジテレビ系列で放送されていたテレビアニメ。フジテレビとアカデミー製作の共同製作。全26話。放送時間は毎週水曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。
【メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行・放送データ】
原作:モーリス・メーテルリンク
企画制作: 西崎義展
監督・チーフディレクター :笹川ひろし
キャラクターデザイン・総作画監督:芦田豊雄
美術監督:伊藤主計
キャラクター原案:松本零士
音楽:宮川泰
作詞:山上路夫
音楽構成:日高仁、田村丸
音響監督:田代敦巳、本田保則
効果:石田サウンド
録音スタジオ:タバック ※ノンクレジット
録音:波多野勲(タバック)
編集:花井正明(タバック)
現像:東京現像所
オープニング・スキャニメイト:東洋現像所ビデオセンター ※ノンクレジット。
プロデューサー:山田哲久、栃平吉和(アカデミー製作)
制作:フジテレビ、アカデミー製作
放送期間:1980年(昭和55年)1月9日~同年7月9日 全26話
放送局:フジテレビ系列
放送時間帯:毎週水曜 19:00~19:30 。

🧐本作のスタッフ、すごいです。西崎義展・松本零士・藤川桂介・宮川泰・芦田豊雄という、ほとんど『宇宙戦艦ヤマト』を手掛けたスタッフで臨んだ、世界初の『青い鳥』のアニメ化作品です。
物語設定は、現代(1980年当時)に移して、母親が病気で入院、仙女ペリリュンヌからもらったメダルペンダント、光の精からもらった光の剣、スリッパを巨大化させた空飛ぶ乗り物、リッパー号でテレビ画面に飛び込んで様々な世界へ行くなど、新しい要素が盛り込まれていましたね。


メーテルリングの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行OP
オープニングテーマ
「幸せのバビラトラリラ」 
作詞 - 山上路夫 / 作曲・編曲 - 宮川泰 / 唄 - 福原みどり
エンディングテーマ
「窓灯まど あかり」
作詞 - 山上路夫 / 作曲・編曲 - 宮川泰 / 唄 - 大須賀ひでき


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スリリングな傑作アニメの一品、劇場版『ルパン三世-カリオストロの城-』について

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /23 2022
多彩なアニメ作品が登場した1979年ですが、最後に紹介する作品は12月14日に劇場公開された『ルパン三世-カリオストロの城-』です。これも一押しのスリリングな最高傑作のアニメの一品、とにかく楽しい!の一言につきます。ブログで本作の紹介をするとき、セオリー通りの紹介からはやめて、まずはこの動画をご覧ください。👇


小林清志さん 次元大介勇退記念 ルパン三世 スタジオ生アフレコ 山田康雄氏、増山江威子さん、 納谷悟朗氏
1989年2月23日 日本テレビ『木曜スペシャル 最新版‼︎あのスター㊙︎アノ場面』より
視聴中に急遽録画をしたので冒頭がカットされています。
★山田のルパンか?ルパンの山田か?と絶賛の大賛辞を受けた山田康雄さん。不二子ちゃんも次元もとっつぁんもみなさん、素敵にはまってます。

ーでは、作品のご紹介をー
『ルパン三世 カリオストロの城』は、1979年12月15日に公開されたモンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の劇場映画第2作。宮崎駿氏の映画初監督作品です。

公開時のキャッチコピーは、「前作をしのげないのなら 2作目を作る意味がない」「巨大な城が動き始める! 影の軍団が襲ってくる!」「さらにスピーディーに! さらにスリリングに! さらにスッとボケて!」「生きては還れぬ謎の古城でついにめぐり逢った最強の敵!」。

ルパン三世 カリオストロの城
【ルパン三世 -カリオストロの城-・ストーリー】
世界的な怪盗ルパン三世と次元は、モナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出します。しかし、ルパンは真券同然の精巧さで知られる幻の偽札「ゴート札」であることに気づきます。ルパン家代々の家訓の一つ「偽物に手を出すなかれ」に従い札束を撒き散らすように投げ捨てたルパンと次元は、ゴート札を標的としてその出処と疑われているヨーロッパのカリオストロ公国に向かっていくのです。
入国したルパンは、車に乗ったウェディングドレス姿の少女が、何者かに追われているのに出くわしてしまいます。少女はこの国の亡き大公の娘クラリスでした。クラリスは、父に代わって国を治めているカリオストロ伯爵に結婚を迫られ、逃げ出したのです。ルパン達は追っ手を撃退したが、クラリス共々崖から落ち、さらにルパンは落ちてきた枯れ木が頭を直撃して気絶、その間にクラリスは別の追っ手に連れ去られてしまう。
ルパンはクラリスが偶然その場に残した指輪を見て、彼女が、かつて駆け出しの頃、ゴート札を狙って公国に忍び込んだ末に重傷を負わされた自分を介抱してくれた幼女本人だったことを思い出します。一方、クラリスが指輪をしていないことに気づいた伯爵は、クラリスの逃亡を手助けしたルパンらに暗殺集団を差し向けた。
暗殺集団の手を逃れたルパンは五ェ門を呼び寄せるとともに、ルパンの逮捕に執念を燃やす国際警察の銭形警部をクラリスが監禁されている伯爵の城へ来るように仕向けた上で城内に潜入、銭形に変装して衛士隊を欺きさらに潜入します。先に城に使用人として入り込んでいた不二子からクラリスの居場所を聞き出したルパンはクラリスと対面するが、伯爵に見つかり地下牢獄へ通じる穴に落とされてしまいます。しかし、ルパンは、秘かに本物とすり替えて置いた盗聴器仕込みの偽の指輪を通じ、伯爵の狙いがカリオストロ家の先祖の財宝であり、その鍵である2つの指輪の内の片方の持ち主であるクラリスに結婚を強いていたことを聞き出すと、自分が本物のクラリスの指輪を持っており、クラリスに危害を加えないよう伯爵に警告する。
ルパンは地下牢獄で先に落とされていた銭形と再会し、地下牢獄から脱出する。その際地下にある偽札工場を発見したことにより義憤を抱く銭形と、クラリスを連れて城を離れたいルパンは、城からの脱出までの間、一時休戦することになる。

ルパンは銭形とともに伯爵のオートジャイロを奪い、再びクラリスの幽閉場所へたどり着いたものの、追いついた伯爵一味に胸を撃ち抜かれて重傷を負う。伯爵はルパン助命と引き換えにルパンから指輪を取り戻して投降するようクラリスに言い、すんでのところでそれを反故にするが、銭形と不二子の手でルパンは辛くも脱出、クラリスを置き去りにする羽目になった。ルパンと別れた銭形は持ち帰った偽札の証拠を国際警察に提出し出動を要請するが、「高度に政治的な問題」であることと「クラリスをルパンから守った」伯爵を支持する世論を理由に、国際警察はゴート札について各国毎の対応に留め不動を貫き、銭形を愕然とさせる。
3日後、大公夫妻に仕えていた庭師の老人に助けられ昏睡から目覚めたルパンは、その翌日にクラリスと伯爵の結婚式に忍び込んで奇襲を仕掛ける。一方、不二子から「ルパンが伯爵とクラリスの結婚式を襲う」と聞かされた銭形も、「ルパンによる結婚式襲撃を阻止し、同時にルパンを逮捕する」という天下御免の名目でカリオストロ公国へと再び向かう。
ルパンは城内に突入してきた銭形隊とのどさくさ紛れの混乱に乗じてクラリスを救出、同時に指輪を奪取するが、逃げ込んだ時計塔で再び伯爵にクラリスを捕捉されてしまう。ルパンは時計塔を見て気付いた指輪の謎を伯爵に教え、それと引き換えにクラリスを無傷で引き渡すよう要求、さもなくば指輪を湖に投げ捨て伯爵も倒すと宣言。伯爵は要求を呑むふりをして不意打ちでルパンを窮地に陥れるが、ルパンを助けるために伯爵を道連れに投身しようとしたクラリスを足蹴にして湖へと叩き落とす。ルパンは後を追って宙に身を投げ、クラリスを抱き止めながら共に湖へと落ちて行った。

「文字盤のヤギのレリーフの目に指輪をはめ込むことにより財宝への道が開かれる」。ルパンのその言葉通り、文字盤のヤギの目に指輪を収めた途端に時計が急速に動き始め、伯爵は愚かにも巨大な時計の針に挟まれて無残な最期を遂げる。
時計塔が崩壊し、ルパンとクラリスは、湖の底から現れた遺跡の姿を目の当たりにする。湖は実はダム、財宝とは先祖が隠した古代ローマのポリスであり、時計塔の仕掛けは湛えられている水を排出して沈んだ遺跡を表出させるための装置、そして指輪はその起動装置だったのです。
銭形が不二子とともに衛星テレビ中継で偽札工場の全容を全世界に晒したことで、ようやく国際警察も動き出し、歴史の暗部と言われたカリオストロ公国についに捜査のメスが入ることになった。
クラリスはルパンについて行くことを望むが、ルパンは葛藤しながらもクラリスに留まるよう諭し、「困った事があったらいつでも連絡しろ、地球の裏側からだってすぐ来てやるから」と言い残し去っていきます。ルパンを追ってきた銭形が、“彼は何も盗んでいない、自分の為に戦ってくれた”と擁護するクラリスに、ルパンがクラリスの心を盗んだと言い当てると、クラリスは目を輝かせて「はい」と素直に答えたのでした 。

ふたたび、ルパンと銭形たちの車は、追いつ追われつしながら地平線へと消えていくのだった。
【スタッフ】
製作:藤岡豊
原作:モンキー・パンチ(週刊漫画アクション、パワァ・コミックス(双葉社刊))
監督:宮崎駿
プロデューサー:片山哲生
脚本: 宮崎駿、山崎晴哉
作画監督:大塚康生
原画:篠原征子、友永和秀、河内日出夫、富沢信雄、丹内司、山内昇壽郎、丸山晃二、真鍋譲二、田中敦子、新川信正
動画:青木康直、大里美和子、尾崎真佐美、小野昌則、川中京子、柏田涼子、熊本由美子、小林弥生、小島順子、佐野英代、桜井陽子、下崎ジュン子、島津佳子、柴田春美、志田欣弘、鈴木幸雄、田辺厚子、高木美和子、堤純子、塚田洋子、道籏義宣、難波日登志、原田俊介、林雅子、浜田幸子、浜畑雅代、橋本三郎、平間久美子、比留間敏之、藤村和子、本多薫、望月理江子、吉村洋子、亜細亜堂、OHプロ
動画検査:原恵子、島田明子
色彩設計:近藤浩子
仕上検査:山本雅世、砂川千里
美術:小林七郎
背景:青木勝志、松岡聡、石垣努、小倉宏昌、大野広司、海保甚三郎、水谷利春、林裕美子、工藤美由紀、藤江優子(小林プロダクション)、山本二三(テレコム)
撮影監督:高橋宏固
撮影:宮内征雄、大田勝美、高橋宣久、平山昭夫、細野正、中村喜則、斉藤佳三、鈴木卓夫(高橋プロダクション)
仕上:岡嶋國敏(スタジオ古瑠美)、加藤紀子(シャフト)、林直哉(イージーワールド)、塩谷典子(スタジオ・タージ)、岩切紀親(スタジオ・キリー)
編集:鶴渕允壽
ネガ編集:高橋和子
録音:加藤敏(東北新社)
音楽:大野雄二
選曲:鈴木清司
整音:飯塚秀保
効果:倉橋静男(東洋音響)
現像:東京現像所
制作協力:テレコム・アニメーションフィルム
制作進行:吉田力雄、柳内一彦、岩田幹宏
助監督:吉田茂承
製作担当:斎藤壽男
配給:東宝株式会社
製作:東京ムービー新社
上映時間:100分
製作費: 5億円
興行収入: 6億1000万円(参考:叶精二『宮崎駿全書』フィルムアート社、2006年、27頁)
配給収入: 3億500万円(参考:叶精二『宮崎駿全書』28頁。)
【キャスト】
ルパン三世:山田康夫
次元大介:小林清志
峰不二子:増山江威子
石川五ェ門:井上真樹夫
銭形警部:納谷悟朗
クラリス・ド・カリオストロ:島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎
ジョドー:永井一郎
園丁(庭師の老人):宮内幸平
グスタフ:常泉忠通


【本編プレビュー】ルパン三世 カリオストロの城 |"LUPIN THE 3RD: THE CASTLE OF CAGLIOSTRO"(1979)



サンバ・テンペラード (編集前ヴァージョン)
ルパンと銭形が地下牢獄から脱出するシーンで使用された「サンバ・テンペラード」は後のシリーズで何度もアレンジして使用され、現在では『ルパン三世』で屈指の人気を誇る楽曲となっている。


炎のたからもの ルパン三世 カリオストロの城 ボビー 歌詞付
「炎のたからもの」(コロムビア・レコード)
作詞 - 橋本淳 / 作曲・編曲 - 大野雄二 / 唄 - ボビー
作曲・編曲の大野雄二は主題歌製作にあたり、ルパン三世のテーマではなく宮崎駿監督から「牧歌的に行きましょう」と提案されて生まれたのがこの曲とのこと。

🏍私、還暦越えたライダーですが、ソロツーリングに行くとき、上記2曲は、必ず聞いています(^^♪

本作は、興行成績的には、配給収入10億円の成功を収めた前作『ルパンVS複製人間』より下回っていますが、関係者間での評価は、公開当時から高く、商業アニメ作品が受賞することが少なかったアニメーション賞大藤信郎賞を受賞しています。同時代の関係者からは、宮崎氏の演出手法やレイアウト、場面設計に注目が集まり、当時出された絵コンテ集は、アニメ制作現場での教科書としても使用されていました。
本作は、アニメーションならではの動きのすべてが、随所に入り込んでいて、しかもキャラとマッチしているんです。ほんと、シャレてる作品です。音楽でも、メヌエットやワルツが使われているシーンもあったり、公開当時、「こりゃ、まじすごいわ!!感動した作品です。何度みてもあきないアニメ作品の一品です。

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のぶさん

55歳から短い脚で、二輪にまたがり、還暦峠も越えて、人生下り坂のアニメ好きジジイでございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)