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🔶今日のアニメの徒然小道では、2018年に制作されたテレビアニメ『プラネット・ウィズ』の当時の劇場鑑賞、および配信先動画視聴からの感想（懐想記）の投稿です。
【プラネット・ウィズ：作品の概要】
『プラネット・ウィズ』は、J.C.STAFF制作による日本のテレビアニメ作品です。2018年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送されていました。本作は、漫画家・水上悟志さんが描き下ろした1074ページのネームを基にしているオリジナルアニメであり、水上悟志さんの初アニメ作品です。※1
【プラネット・ウィズ：ストーリー】
過去の記憶を失いながらも、平穏に暮らしていた高校生・黒井宗矢。ある日、街が謎の巨大兵器・ネビュラウェポンに襲われる。宗矢は猫のような姿をした“先生”とゴスロリ姿の銀子と共に、戦いに巻き込まれるのですが、相手は街を守る7人のヒーローだったのです…
【プラネット・ウィズ：ストーリー】
エピソード・全12話
第1話 光、七閃
謎の少女・銀子と猫のような姿をした先生と暮らす、記憶喪失の高校生・黒井宗矢。平穏な日々のなか、突然正体不明の巨大物体が世界中に現れます。しかし同時に現れた7人のヒーローが巨大物体に立ち向かいます。24分
第2話 ネビュラソルジャー
国家安全管理局防衛課（グランドパラディン）は、巨大兵器（ネビュラウェポン）と虎居から力を奪った宗矢らをネビュラソルジャーと呼び敵と断定します。一方、記憶を取り戻した宗矢は、周囲に心を閉ざしていました。24分
第3話 復讐者・１
美羽との戦いに勝利した宗矢ですが、そこにグランドパラディンのメンバーとそのトップ、竜造寺隆が現れます。圧倒的な力を持つ隆に宗矢は返り討ちにあいます。、間一髪のところを先生の宇宙船に助けられます。24分
第4話 復讐者・２
美羽を負かされた晴海は、ネビュラウェポンを倒したあと、宗矢へ戦いを挑みます。しかし怒りの衝動によって暴走した晴海は、龍の姿になってしまいます。宗矢とグランドパラディンは晴海を止めようと、一時的に協力します…。24分
第5話 パラディンブレイク・１
閣下率いる封印派の目的とは、封印装置＝ネビュラウェポンの力で人を幸せな幻想に閉じ込め、心を止めることだったのです。街を襲うヘビ型ネビュラウェポンを倒した宗矢は、息子のために戦う岳蔵と一騎打ちに望みます。24分
第6話 パラディンブレイク・２
グランドパラディンは崩壊、残った竜造寺隆は閣下ロボと激しい戦いを繰り広げます。閣下は竜造寺の力や信念に、かつて宇宙政府・ネビュラで歪んだ正義を振るい、時空追放刑になった“龍”の存在を思いだします。24分
第7話 シリウス
高い軍事力で他星を侵略していた惑星・シリウスは、ネビュラの龍に断罪され滅亡しました。穏健派のリーダーである先生は、生き残った宗矢に愛情を教え、シリウス人にも共生の道があったと証明しようとしていたのです。24分
第8話 力、己にこそ宿る
閣下を信用させようと、自らの過去を語る紅華。彼女は人類が龍の力がなくとも超能力に目覚めつつある状況に気づき、その暴走を止めるべく封印派に属したのだった。そして紅華は封印装置を携え、街に迫りますが。24分
第9話 目覚めの使者
戻れない過去と仇である龍の存在を抱え、悩む宗矢。だが、のぞみは変わらず宗矢を支え続けます。そして自分の全てであった紅華の敗北を見た葉介は、かつての仲間を破り、最後の封印装置を発動させます。24分
第10話 カレルレンとラシャヴェラク
太平洋沖の小島にて決戦がはじまりました。穏健派の先生ロボは超小型封印機の破壊、封印派の閣下ロボは先生の完全敗北、それぞれの目的と人類の未来を懸けて、彼らの戦いは宇宙にまで広がっていくのです。24分
第11話 龍（アズラバラクラ）
5年後。のぞみをはじめとした一部の人類は超能力に目覚め、宇宙政府・ネビュラと共同戦線を敷いていました。自我を失った龍を本当の仲間、楽園の民のもとに戻すため、宗矢たちは龍の眠る月の裏へと向かいます。24分
第12話 見ろ、宇宙は祝福に満ちている
テレパス部隊をおとりに龍を亜空間へと封じる、最後の作戦がはじまります。一見成功したようにも見えましたが、龍を押し込むために、宗矢、先生、銀子までもが次元の向こうへと姿を消す。その中で宗矢たちが見たものは龍の本体でした。
24分
【プラネット・ウィズ：主なキャスト】
声の出演
- 黒井宗矢：阿部敦
- 高天原のぞみ：原田彩楓
- 黒井銀子：井澤詩織
- 白石こがね：後藤沙緒里
- 虎居英雄：梅原裕一郎
- 因幡美羽：大和田仁美
- 熊代晴海：渕上舞
- 根津屋正義：菅原慎介
- 鷹取紅華：石上静香
- 羊谷葉介：興津和幸
- 先生：小山力也
- 竜造寺隆：乃村健次
- 竜造寺岳蔵：清川元夢
- 閣下：若本規夫
【プラネット・ウィズ：用語】
ネビュラ
地球外の存在。地球の進化を見守っていますが、力が進歩していくことに関しては問題視しています。これに対するアプローチとして、「封印派」と「穏健派」の存在があります。
封印派は地球人がこれ以上進化しないように地球に封印することを目的としています。植物に例えるなら、我欲を雑草のように見立てての「根絶」。
穏健派はあくまで地球人から力だけを奪って、見守りを再開することが目的としています。植物に例えるなら、我欲を植木のように見立てての「剪定」。
グランドパラディン
国民安全管理局特殊防衛課。ネビュラに対抗するための組織です。なぜか敵勢力の名前が「ネビュラ」であると知っています。司令官を含め8人のサイキッカーがいて、念動巨神装光で海上浮遊巨大兵器ネビュラウェポンの排除を行っています。なお、メンバーは念動巨神装光を起動させずとも空を飛行することができます。
★『プラネット・ウィズ』・懐想記
敵は…街を守る正義のサイキックヒーロー!?予測不可能の熱血ロボットアクション作品。
本作『プラネット・ウィズ』は、熱い人間ドラマと独特の世界観に定評のある漫画家・水上悟志さんが原案、シリーズ構成を務めた作品です。個性的なキャラクターたちが織り成すドラマティックな成長譚が繰り広げられるのが見どころです。
いつの頃からでしょうか、最近は、作品の全エピソードが12話構成の作品が多くなってきました。テレビアニメでも深夜アニメが、注目を浴びはじめたころからだと思います。1995年に『新世紀エヴァンゲリオン』が登場した頃からでしょうかね。
昭和の時代は、作品のエピソードがとにかく長いものが多く＝人気アニメ作というものが多かったと思います。
それに比べると19990年代に入ってから、ロングエピソードでなくてもメリハリの効いたよいアニメ作が増えてきたと思っています。本作『プラネット・ウィズ』もそんなアニメ作の一つだと思います。
愛と正義…という王道的なアニメ作ですが、難しいテーマを描ききっていて、物語の中できちんとその答えが出ている作品ですね。ありがちな正義vs悪の構図ばかりでないのも、本作の面白いところの一つだと思います。
テンポも良いし、音響の良さ、魅力あるキャラクター、ストーリーの気になる展開、毎週続きが展開、熱いシーンと意外と胸に刺さるセリフ群、何より12話で完璧に完結しています。…どこをとってもわかりやすいアニメ作。
どことなく、昭和時代のアニメの雰囲気もちょっと感じるけど、それも魅力のように感じます。
👍👍👍👍👍
【プラネット・ウィズ：配信先（DMM TV）視聴】
（2018年、全12話、プレミアム）
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他配信サイト
★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【プラネット・ウィズ：製作スタッフ、公開データ】
- 原作：水上悟志、BNARTS、JC
- 監督：鈴木洋平
- シリーズ構成・ネーム（脚本原案）・キャラクター原案・ネビュラウェポンデザイン：水上悟志
- アニメーションキャラクターデザイン：岩倉和憲
- サブキャラクターデザイン：古木舞
- ネビュラメインマシンデザイン：いづなよしつね
- 念動装光デザイン：上津康義
- プロップデザイン：磯本つよし
- 美術監督・美術設定：奥村泰浩
- 色彩設計：石田美由紀
- 撮影監督：大河内喜夫
- CG監督：平岡正浩
- 編集：近藤勇二
- 音響監督：岩浪美和
- 音楽：田中公平
- 音楽制作：ランティス
- 音楽プロデューサー：関根陽一
- プロデュース：湯川淳、松倉友二
- プロデューサー：杉本敏和、京谷知美、大和田智之、阿部倫久、金庭こず恵、林俊安、石垣毅
- アニメーション制作プロデューサー：鈴木薫
- アニメーション制作：J.C.STAFF
- 製作：バンダイナムコアーツ、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、ジェー・シー・スタッフ、BS11、メディコス・エンタテインメント、ムービック、キュー・テック
【プラネット・ウィズ：主題歌】
オープニング
One Unit
「One Unit」
Minamiが作詞・作曲・歌唱するオープニングテーマ。編曲は齋藤真也。
エンディング
渕上 舞「Rainbow Planet」
「Rainbow Planet」
渕上舞によるエンディングテーマ。作詞は坂井龍二、作曲は本多友紀、編曲は酒井拓也。
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