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🔶今日のアニメの徒然小道では、1969年にテレビ放送されたテレビアニメ『どろろと百鬼丸』(どろろとひゃっきまる)の当時のTV放送からあるいは配信先動画視聴(DMM TV)からの感想・考察(懐想記)の投稿です。
【どろろと百鬼丸:テレビアニメ作品の概要】
TV初登場は、1969年4月6日から9月28日まで、フジテレビ系列で毎週日曜19:30~20:00 (JST) に全26話が放送されました。虫プロダクションとフジテレビの共同制作です。タイトルは、当初は原作と同じく『どろろ』でしたが、1969年7月6日放送分(第14話)より『どろろと百鬼丸』へと改題されています。
【どろろと百鬼丸:原作漫画の概要】
『どろろ』は、手塚治虫さんによる日本の少年漫画作品です。『週刊少年サンデー』(小学館)にて1967年35号から1968年30号まで連載された後、『冒険王』(秋田書店)にて1969年5月号から10月号まで連載されていました。戦国時代の日本を舞台に、父親の野望のために息子の体を妖怪への生贄とされ、48体の妖怪から自分の身体を取り返すべく旅する少年・百鬼丸と、泥棒の子供・どろろの戦いの旅路を描かれています。
【どろろと百鬼丸:ストーリー】
時は戦国時代の話。醍醐景光は己の野望と引き換えに、わが子・百鬼丸の身体を妖怪たちに売り渡します。自分の身体を取り戻すため、旅にでます。途中、百鬼丸は、どろろと出会い、行動を共にすることになります。妖怪を次々と倒し、身体を取り戻していく百鬼丸。そんな彼に付きまとうどろろの目的はいったい何なのでしょうか?
【どろろと百鬼丸:主なキャスト】
(声の出演)
どろろ:松島みのり
百鬼丸:野沢那智
縫の方:北浜晴子
金小僧:田村錦人
ミオ:武藤礼子
多宝丸(たほうまる):仲村秀生
座頭:滝口順平
醍醐景光(だいごかげみつ)/田野助:納谷悟郎
★『どろろと百鬼丸』・懐想記
本作は手塚治虫先生の言わずと知れた原作の異色作!魑魅魍魎(ちみもうりょう)蠢く(うごめく)戦国時代で繰り広げる傑作怪奇アクション時代劇です。
放送時間帯やスポンサーの関係から流血シーンを配慮、あえてモノクロで作られてます。だが、かえって殺陣は鮮烈な印象となって、妖怪の異様な造形もモノクロで迫力が増しています。
権力に取り憑かれ、魔物と一体化した景光と百鬼丸の壮絶な最期の闘いはまさに手に汗握ります!
今回の考察記事に入る前に、もしよろしければ以前のどろろ関連記事を閲覧して懐想記をみていただければ、今回の記事が読みやすくなるのではないかと思います。
今回は、闇で輝く!昭和のダークヒーローたち④回目ということで、本作のダークヒーローは48体の魔神から己が体を取り戻そうとする百鬼丸は、まぎれもなく魔界48体の魔神から自分を取り戻そうとするヒーローなのですが、実は主人公のどろろもまたヒーローなのだと感じる方も多いのではないでしょうか?
この作品の舞台は、戦、戦に明け暮れる戦国時代が舞台です。いつ何時戦にかり出され、命を落とすかもしれない。いつ戦に巻き込まれ明日死ぬかもしれない。主人公どろろは、実は女の子でありながら、男のごとくふるまい泥棒してまで食いつなごうとしているのです。一人の子供がです。
戦国という狂気の闇の時代で、闇を切り拓いていけるのはやはり子供です。個人的な考察とはなりますが、何時の時代でも子供は未来を切り開くヒーローであってほしいという作者、手塚治虫先生の究極のヒーローの姿をどろろに投影しているようなそんな気がしてなりません。一緒に旅を続ける百鬼丸の目的は、48体の魔神を倒すことにありますが、旅を続けながら、時にはどろろを窮地から救いながら、旅を続け魔神を倒した後の生き方を模索するようになります。
すべての体を取り戻した時、百鬼丸に見えたのは、どんな時どんな辛い時でも這いつくばって生きるどろろの姿でした。
この時百鬼丸も初めて、同じ仲間としての生き方を見つけようと旅に出るのです・・・
『どろろと百鬼丸』いつに時代にも通じる奥の深いテーマを持った作品だと思います。
「ほげほげたらたら ほげたらぽん」
てやんでい!!お勧め度満点👍👍👍👍👍にきまってらあ~
【どろろと百鬼丸:配信先(DMM TV)視聴】
(1969年、全26話、見放題)
今すぐ見る!クリックで配信サイトへリンクしています。DMM TV会員登録後、視聴できます。
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★他配信サイト
★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【どろろと百鬼丸:製作スタッフ、公開データ】
総監督:杉井ギサブロー
設定:勝井千賀雄、鈴木良武
作画監督:北野英明、上口照人
作画:進藤満尾
美術監督:槻間八郎
背景:明石貞一
トレス:北岡光代
彩色:高橋富子
撮影監督:熊谷幌史
撮影:森昭彦
音響:田代敦巳
録音:東京スタジオセンター(渡辺進)
効果:柏原満
現像:育英社
編集:松浦典良
音楽:冨田勲
演奏:フールサンズセレナーダス(中村英夫)
製作:柴山達雄
製作助手:金沢秀一
フジテレビ担当:八百板勉
制作:虫プロダクション、フジテレビ
【どろろと百鬼丸:主題歌】
初期オープニング「M-6」
手塚治虫原作テレビアニメ『どろろ』より「どろろM-6」ライブ演奏【月曜:時代劇音楽/懐かしのテレビ・映画音楽をライブで再現 SKCNo.295】
作曲 - 冨田勲
通常版オープニング・エンディング「どろろの歌」
どろろ-OP
作詞 - 鈴木良武 / 作曲 - 冨田勲 / 歌 - 藤田淑子
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