🎦今日ののぶさんの映画録は、1969年のアメリカ映画、『イージーライダー』です。私もバイク大好き跨るおじさんです。今回は、細かい話はあまりなしで、走りましょう~。『イージーライダー』って観たことないけど、聞いたことがあります、という方がほとんどだと思います。まずは感想記から・・
【イージーライダー・感想】
53年前の古い映画です。バイクに乗っている方なら、バイクに乗ったことのある方なら一度は、ご覧になられたことのある映画だと思います。
観る方によっては、全然つまらん映画に見えるかもしれません。
走るバイク🏍と流れていく風景を映しつつ音楽が流れるシーンが所々に挟まれる。青空の下広がるアメリカの雄大な風景を見るのが楽しいねえ~。自由と開放感を感じる。
でも、日焼けしますね(笑)+.(*'v`*)+
ヘルメット被りなさいよ~
私もバイクに乗るライダーさんですから~
ビッグなアメリカの雰囲気とバイクが似合ってて、その映像と雰囲気がすごくいいんだよォ。バイクって単純な話、不便な乗り物。でも不便な乗り物だからこそ、五感を駆使して操る感覚的な乗り物なんだよ。暑いし、寒いし、濡れるわ、埃にまみれるわ、だけどうまく言葉に出来ないけど本当にいい。車とは全く別世界の乗り物だ。
でもこの作品、映画が展開していくと、つれだんだん不穏でヤバい雰囲気にになっていくんだ。どこに行ってもよそ者扱い。そう、この作品は西部劇に登場する馬がバイクに替わっただけのような感じがするよ。
自由の国だと思っていたアメリカだけど、実は自由なんてなかった。自由って何だ??というのが作品のテーマだと思う。理想が現実によって無残にぶっ壊される話。
序盤から不穏な場面がちょいちょいでてくる。長髪で奇抜な格好の二人は宿に泊めてもらえないとか。自給自足を目指すけど、実際にやってみると楽なものじゃ~ない。どうしようもなくなって最後は雨が降るよう神頼み。
ワイアット(ピーター・フォンダ)も同じで、初めは大金を手に入れ自由になれる思っていた、だけど、旅の途中で色々な経験をするうち、実際にはアメリカには自由なんぞ無かった!!という現実を知る。そのせいか終盤はずっと浮かない顔をしている。浮かれるビリーに向かって「失敗だよ(we blew it)」と言う。俺たちはしくじったんだ。
ラストはいきなりやって来る。
ワイアットには自分たちの末路がなんとなく分かっていたように見えた。
『イージー・ライダー』の主人公たちは、ただ自由に生きたかった。従来のルールに従わず、好きなように生きたかったけど、それさえ許されなかった。保守的な人間によってぶっ潰されてしまうんだ。
作中では、何というかマイノリティーに対する差別意識が凄まじい。ワイアットとビリーは白人男性だから一見マジョリティ側のようだけど、長髪で奇抜な格好をしているから当時の田舎アメリカ人にとっては、モロに差別対象。
旅の途中で出会う酔っぱらい弁護士ハンセン。ジャック・ニコルソンが演じているのだけど、この人、若い頃から、なかなか面白いキャラをしてたんですねって感じです。
『イージーライダー』、是非一度観て観てって感じです👍
ジャック・ニコルソン
★劇中に登場するバイクは、1965年型ハーレーダビッドソン。エンジンは、パンヘッドと呼ばれるタイプで、排気量は1200cc。フレームは、斬新なフルメッキで、リジッドでサスペンションが無い。(ケツ痛くなるだろな)ワイアットが乗っているチョッパーは、前輪ブレーキが装備されていない。撮影に使用された3台のうち、クランクアップ後2台が盗難に遇い現在は行方不明となっているが、残された最後の1台は日本人オーナーにより所有されているというエピソードが残されている。
配信先 U-NEXTで視聴できます。(31日間無料トライアルあり)

【イージーライダー・概要】
『イージー・ライダー』(原題:Easy Rider)は、1969年公開のアメリカ映画。日本では1970年に公開されました。主演は、ピーター・フォンダとデニス・ホッパー。
反体制的な若者2人がコカイン密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る。特にステッペンウルフによる主題歌「ワイルドでいこう!(BORN TO BE WILD)」が有名。
1969年カンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞し、第42回アカデミー賞で助演男優賞と脚本賞にノミネートされるなど高い評価を得た。1998年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。オリジナルマスターがしばらく行方不明となり存続が危ぶまれたが、その後発見され、DVD化された。
ビッグだねえ~
【イージーライダー・主な登場人物:キャスト】
ワイアット(キャプテン・アメリカ): ピーター・フォンダ
ビリー:デニス・ホッパー
ジョージ・ハンセン:ジャック・ニコルソン
ジーザス:アントニオ・メンドーサ
カレン:カレン・ブラック
ヒッチハイカー:ルーク・アスキュー
ジャック:ロバート・ウォーカー・Jr
リサ:ルアナ・アンダース
メアリー:トニー・バジル
コネクション:フィル・スペクター
牧場主:ウォーレン・フィナーティ
サラ:サブリナ・スカーフ
👆Easy Rider - Intro - Born to be wild!
【イージーライダー・制作スタッフ】
監督:デニス・ホッパー
脚本:デニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、テリー・サザーン
製作:ピーター・フォンダ
出演者:ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン
音楽:ザ・バンド、ザ・バーズ、ホーリー・モーダル・ラウンダーズ(英語版)、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ロジャー・マッギン、ステッペンウルフ
撮影:ラズロ・コヴァックス
編集:ドン・キャンバーン
配給:コロンビア映画
公開:アメリカ 1969年7月14日、日本1970年1月31日
上映時間:94分
製作国: アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:$340,000
興行収入:$60,000,000 (全世界)
おまけ
👆5年前の画像。男女7人夏物語ツーリングではありません(゚∀゚)。右から3番目の髪の毛の薄いおじさんが私。なんかよくわからんが集まって、福岡から気が付けば長崎県平戸へ西に向かっていった。一応、私の回帰祝いのツーリングになった。
女子ライダーさんってほんと元気あるのよ!!
この女子の中にまじ、アメリカ大陸縦断した娘がいるとバイ((((;゚Д゚)))))))しかも一人で~~~凄か~
▼ランキングに参加しています
▼ランキングに参加しています
スポンサーサイト